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「バイク保険へ加入したいけど、どこの保険会社がおすすめなのか知りたい。」そのような悩みを抱えている人は多いのではないでしょうか。
バイク保険は、同じような補償内容であっても、保険会社によって保険料が異なります。各社の補償内容を比較する前に、まずは自分自身に必要な補償内容を把握することが大事です。
必要な補償内容を把握できれば、次は各社から見積もりをとり、保険料を比較してください。各社それぞれの手続きが面倒だと感じる人は、バイク保険一括見積もりサービス「インズウェブ」を利用してください。
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バイク保険(任意保険)とは?自賠責保険との違い
バイク購入時に加入する保険には、大きく分けて2種類があります。一つは、アクサダイレクトやチューリッヒなどの保険会社が提供する「バイク保険(任意保険)」と、あいあいニッセイ同和損害保険株式会社やAIG損害保険株式会社などが提供する「自賠責保険」があります。
この2つの保険の違いの大きな特徴は、以下の点です。
- 加入義務
- 補償範囲
「バイク保険」への加入は任意ですが、自賠責保険への加入は義務となっていますので、バイクを購入した際には必ず加入することになります。
また、補償範囲についても異なります。
自賠責保険は、自動車やバイクで人身事故を起こし、他人にケガをさせたり命を奪ってしまった場合の損害に対して支払われる保険です。
一方で、バイク保険は、自賠責ではカバーし切れない部分を上乗せで補償する保険です。バイク保険では、自身の目的や必要性に応じて補償内容を自由に組み合わせることができ、補償内容の限度額なども調整できます。
バイク保険(任意保険)は必要?
では、バイク保険は必要なのでしょうか?無駄に費用だけかかってしまうのではないか?そんなことを考えていませんか。
結論からお伝えすると、バイク保険は必要です。理由としては、自賠責保険とバイク保険(任意保険)では補償範囲が大きく異なるためです。
自賠責保険ではカバーし切れない範囲の請求を受けた場合、全て自己負担となってしまう恐れがあります。以下、自賠責保険とバイク保険の補償範囲を比較したものです。(◯:補償している △:補償が不十分 ×:補償していない)
保険種類 | ケガ・死亡(相手方への補償) | 車・モノ(相手方への補償) | ケガ・死亡(自身への補償) | 車・モノ(自身への補償) |
---|---|---|---|---|
自賠責保険 | △ | × | × | × |
バイク保険 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
表を見ていただくと分かりますが、自賠責保険では補償範囲や補償内容は不十分です。
- 物損事故に対する補償はない
- 自分自身への補償はない
- 補償内容が不十分
バイク保険(任意保険)では、対人から対物まで補償範囲を組み合わせることができ、さらに補償金額の上限も設定することが可能です。
また、バイク保険によっては、事故時のレッカー代や、帰宅する手段がなくなった際の宿泊費や交通費なども補償してくれる場合があります。
バイク保険における「等級」とは?
バイク保険の保険料は、等級によって変動します。等級は1から20等級まであり、数字が大きくなるほど保険料の割引率が高くなります。
バイク保険の特徴としては、次のことが挙げられます。
もし等級が下がった場合には、下がった等級分が「事故あり係数適用期間」とされ、その期間中は保険料が割り増しになります。
例えば3等級ダウンとなった場合は、3年間が「事故あり係数適用期間」となります。また、1年間無事故であれば、「事故あり係数適用期間」は1年減少します。
等級とは、運転者の事故リスクを洗い出し、保険料を決定する仕組みです。
自動車保険のファミリーバイク特約はバイク保険と何が違う?
バイク保険(任意保険)の種類としても、「ファミリーバイク特約」と「バイク保険」の2種類があります。この2種類はどのように違うのでしょうか。
ファミリーバイク特約 | バイク保険 |
●自動車保険に付帯する形で付けられる特約 ●125cc以下のミニバイクが対象 | ●バイク専用の任意保険 ●小型から大型まであらゆる排気量に適用可能 |
ファミリーバイク特約とバイク保険の補償内容における大きな違いは以下の点です。
- 搭乗者傷害の保険適用の有無
- ロードサービスの有無
ファミリーバイク特約では、搭乗者傷害に対しての補償は用意されていません。また、バイクのロードサービス補償も用意されていません。
一方、バイク保険では、搭乗者傷害が補償され、ロードサービスも利用可能です。
ファミリーバイク特約とバイク保険では、どちらがお得なのでしょうか?
125cc以下の年間保険料は、バイク保険で8,000円~3万円程度、ファミリーバイク特約で8,000円~2万円程度となります。
保険料で比較すると、125cc以下バイクの年間保険料では最安値には差がないため、搭乗者障害に対する補償やロードサービスが用意されているバイク保険のほうがお得です。
遠出やツーリングの他、通勤などの移動手段としてバイクを利用する場合、ファミリーバイク特約の補償ではカバーしきれない範囲があるため、専用のバイク保険(任意保険)の加入を検討してください。
バイク保険の相場は?保険料はいくらくらいがおすすめ?
バイク保険の保険料相場はいくらくらいなのでしょうか?
実際のところは、等級や排気量(小型・中型・大型)、年齢、使用目的などで変わってきますので一概にいくらとは言えません。
目安として、2021年度の契約保険料額と契約台数の数値を元に、バイク(原付・二輪)1台あたりの平均額を算出すると約25,566円となります。(参照元:損害保険料率算出機構)
バイク保険料は、いくらがおすすめということは一概には言えませんが、使用用途や目的に応じた補償内容が付いているかどうかが重要なポイントです。
バイク保険では、補償の種類・特約の付与・上限金額など、自分自身で選択して組み合わせることができるため、自分自身に必要な補償内容をしっかりと把握した上で契約することで、最適なバイク保険となるでしょう。
おすすめバイク保険会社の選び方
バイク保険を選ぶ際、何を基準に選べば良いのか迷ってしまうと思います。ここでは、おすすめ保険会社の選び方について解説します。
まず、保険会社を選ぶときの基準としては、以下6つのポイントを抑える事が大事です。
この6つのポイントに着目して、自分自身に最適な保険会社を選んでみましょう。次項にて、6つのポイントについて1つずつ解説していきます。
バイク保険のおすすめの選び方:補償内容
おすすめの選び方の1つ目は「補償内容」から選ぶことです。
バイク保険に付いてくる補償内容は様々です。そして、補償内容の範囲や金額などを自分自身で設定することができます。
そのため、それぞれの補償内容をしっかりと把握し、自分への補償は必要な分だけ設定してください。余分な補償を付けないことで、保険料を安く抑えることが可能です。
バイク保険の補償内容には以下のような種類があります。
バイク保険で受けられる基本的な補償内容の詳細について解説していきます。
対人賠償補償(対人賠償保険)
対人賠償補償とは、人身事故を起こし、相手を死なせてしまったり、ケガをさせてしまい、損害賠償責任を負うことになった場合に適用される補償です。
対人賠償補償で支払われる保険金は、自賠責保険の限度額を超えた分の損害賠償額となります。
次の表は自賠責保険の補償範囲です。
損害の種類 | 自賠責保険の支払方限度額 |
傷害 | 被害者1名につき120万円 |
後遺症を残す傷害 | ●常時介護を要する場合:被害者1名につき4,000万円 ●随時介護を要する場合:被害者1名につき3,000万円 ●上記以外:被害者1名につき75万円から3,000万円 |
死亡 | 被害者1名につき3,000万円 |
自賠責保険では、上記が補償範囲となりますので、自賠責保険の支払い限度額を超える損害賠償額を支払う必要が生じた場合、バイク保険(任意保険)の「対人賠償補償」として支払われることになります。
対物賠償補償(対物賠償保険)
対物賠償補償とは、物損事故を起こし、相手の財物に損害を与え損害賠償責任を負うことになった場合に支払われる補償です。財物とは、車両やガードレール、家屋など、相手が所有するモノを表します。
対物賠償補償においては、損害が生じた状況によって補償されないケースがあります。
上記のケースでは、補償が適用されませんので注意してください。
搭乗者傷害補償(搭乗者傷害保険)
搭乗者傷害補償とは、運転者や同乗している人が事故によってケガを負ったり、死亡してしまった場合に支払われる保険です。二輪バイクの場合でしたら、二人乗りをしている同乗者のケガや死亡に対しても保険が適用されます。
搭乗者傷害補償の補償金額は以下の状況により、支払われる金額が異なります。
- 病院で治療を受けて治る
- 後遺症が残る
- 死亡
例えば、病院へ通院して治るケガであれば、治療費分が保険金として支払われます。後遺症が残るようなケガであれば、後遺症の程度によって保険金の4%から100%が支払われます。死亡した場合は、保険金が全額支払われます。
また、搭乗者傷害補償でも、補償されないケースがありますので注意してください。
保険会社によって記載している内容は異なりますが、主に上記のようなことが原因で生じた損害に対しては補償されません。
無保険車傷害補償(無保険車傷害保険)
無保険車傷害補償は、事故を起こした相手方が対人賠償保険を契約していなかったり、契約はしているけど補償内容が不十分な場合に適用される保険です。
相手方が対人賠償保険を契約していなかったり、補償内容が不十分な場合、求める保険金額が受け取れないことがあります。そのような場合に、自分が加入する保険から不足分の保険金を受け取れる仕組みが、無保険車傷害補償です。
実際に、無保険車傷害の対象となるのは、以下のケースです。
これらの場合、無保険車傷害補償が受けられる可能性があります。
しかし、補償が受けられるのは死亡もしくは後遺障害を負った場合のみとなります。通院が必要なケガを負ったとしても後遺障害の残らないケガに対する通院治療費などは、無保険車傷害保険の補償対象外となるため注意が必要です。
自損事故補償(自損事故保険)
自損事故補償とは、名称の通り、自損事故を起こし、運転者や同乗者が死傷した場合に支払われる保険です。注意点としては、対人の死傷に対して適用されますが、自分の車両や相手方の財物の損害に対しては適用されません。
自損事故補償においても補償されないケースがあります。
保険金を請求するためには、警察署で「交通事故証明書」の取得が必要となるため要注意です。 通常は保険会社が代行してくれますが、自分自身で行う場合は、交通事故証明書を取得することを忘れないようにしましょう。
人身傷害補償(人身傷害保険)
人身傷害補償とは、保険契約者が事故でケガをしたり死亡したりした場合に支払われる保険です。
人身傷害補償の特徴としては、自分の車・バイクの運転中の事故だけでなく、歩行中の人身事故や、他の車(バスやタクシーなど)に乗車中の事故に対しても適用されます(契約車両の搭乗時以外にも補償される契約のみ。)
人身傷害補償を契約すると当然ながら保険料が高くなってしまいますが、契約するだけのメリットがあります。
- 示談交渉を待たず損害額が決定したら速やかに保険金を受け取れる
- 死亡時の保険金額が大きい
事故によっては、過失割合を決めるための示談交渉が長引いてしまうケースがあります。示談交渉が長引けば、保険金の支払いも遅れてしまいます。
人身傷害補償の場合は、保険会社が損害額を算定したあと即座に保険金を支払ってくれるので、治療費や慰謝料などをスムーズに受け取れます。
また、死亡時の保険金額が大きいのも特徴で、これは前述した搭乗者傷害補償との大きな違いでもあります。事故によって死亡した場合に補償される金額は、搭乗者傷害補償が1000万円なのに対し、人身傷害補償は1億円となっています。
万が一のケースに備えておくための保険となります。ただし、人身傷害補償の補償範囲はあくまで保険契約者やその家族、契約車両であれば搭乗者までが対象で、相手への補償は含まれていません。相手のケガ・死亡を補償するのは「対人賠償補償」になりますので注意してください。
対物超過修理費用補償
対物超過修理費用補償とは、車やバイクの修理費と、時価額の差額を補填する補償です。通常、事故で相手の財物に損害を与えた場合、対物賠償保険に加入していれば、保険会社から保険が支払われます。
しかしその補償額は、対物賠償保険の限度額までです。対物賠償保険では相手方の財物の修理費用を補償しきれない場合、示談交渉において相手方から不足分を請求される可能性があります。その際に、不足分を補填できるのが対物超過修理費用補償です。
とは言っても、対物賠償保険の保険金額を「対物無制限」にすれば良いのでは?と思われるかもしれません。この部分が注意点なのですが、対物無制限としても車両の時価額を超える金額は補償されません。
そのため、もし対物超過修理費用補償に加入していない場合に、時価額を超える費用を請求された場合に不足分は自己負担となりますので要注意です。
対物超過修理費用補償に加入していれば、時価額を超えた分を補償してもらうことができます。
他車運転特約
他車運転特約とは、友人や知り合いなど、他人から借りた車やバイクで事故を起こした際に、自分自身の保険から補償が受けられる特約です。
通常、自動車保険は、車両にかかっている保険が適用されます。つまり、通常の場合ですと、他人の車両で事故を起こした場合は、他人の車両かけている保険によって補償されます。
しかし、他車運転特約に加入していれば、運転者は自分の加入している自動車保険から補償を受けられるようになります。
注意が必要なのは、自分の車やバイク保険で車両保険をつけていない場合、他車運転特約でも車両保険を使うことはできません。車両保険をつけたうえでの特約です。
保険会社によって異なる場合もありますが、補償対象の範囲としては以下のとおりです。
保険の等級への影響については、自分の車やバイクで事故を起こして補償を受けた場合と同じ扱いとなりますので、覚えておきましょう。
また、補償金額の注意点としては、受けとれる保険金の上限が、借りた車両の時価額となるという点です。借りた車の時価額以上の修理費用が必要となったとしても、その時価額以上は支払われないので注意してください。
車両積載動産特約
車両積載動産特約とは、事故や盗難などによって車内やトランク内の動産に損害が生じた場合に支払われる保険です。
ただし、現金・預貯金証書・貴金属・宝石・スマートフォンやパソコン・タブレットなど、動産として見なされないものもありますので注意してください。
動産として対象となるのは主に、以下のようなものです。
- カメラ
- 衣類
- バッグ
- ゴルフ用品
また、盗難において車両積載動産特約が適用されるのは、車両本体が盗難にあった場合に限ります。車上狙いなど積載動産のみが盗まれた場合には適用外となります。
その他、車両積載動産特約の対象とならないケースもありますので、要注意です。
上記のケースでは保険支払いの対象になりません。
バイク盗難保険
バイク盗難保険とは、バイクが盗難にあった場合に支払われる保険です。バイクは、四輪と比べてサイズが小さいため、盗難に合うリスクは高まります。
また、バイクの中には、プレミアム価格が付いており中古品でも高く売れる車種もあるため、しっかり盗難対策しておく必要があります。
盗難されやすい人気のバイクを所有している人はもちろん、生活にバイクが欠かせない人や、ローンでバイクを購入した人は加入を検討してください。
注意点としては、保険会社によっては任意保険の中でも盗難に対する補償が対象外となっている場合が多いという点です。
対象となっている場合でも、支払うバイク保険料が高くなりやすいので、契約内容をしっかりと確認した上で契約を進めるようにしてください。
バイク保険のおすすめの選び方:事故対応・交渉力
おすすめバイク保険の選び方2つ目は、「事故対応・交渉力」の有無です。
事故は、いつどのタイミングで起こるか分かりません。自分自身がどのような被害を受けるかも分かりません。
事故対応や交渉は、専門的な知識が必要となります。そのため、事故対応や交渉は、保険会社や弁護士などの専門家にお任せする方が良いでしょう。
実際に、保険会社によって、事故対応や交渉をスムーズに行うためのサービスも提供しています。バイク保険を選ぶ際には、事故対応や交渉力において心強いサービスを提供している会社を選びましょう。
では、具体的にどのような点に気をつけて選べば良いのでしょうか?事故対応・交渉力の観点でバイク保険を選ぶ際に見るべきポイントとしては、以下のとおりです。
- 示談交渉サービスの有無
- 弁護士費用特約サービスの有無
- 24時間365日対応のサービス
時間と労力の削減に!示談交渉サービス
相手方との交渉において、時間と労力を消費したくないという人は「示談交渉サービス」を提供している保険会社を選ぶと良いでしょう。
対人・対物事故を起こした際の示談交渉は自分自身で行うこともできますが、示談交渉サービスを提供している保険会社に加入していれば代行してもらうこともできます。
事故時には、身体的にも精神的にも負担がかかっている状態ですから、その状態で相手方との交渉を行うことはとても大変な作業です。示談交渉サービスを利用すれば、専任のスタッフが相手方(もしくは相手方の保険会社)と示談交渉を行い、事故解決にあたってくれます。
ただし、示談交渉サービスを利用できるのは、事故において法律上の賠償責任が発生する場合のみです。例えば、自分自身に非がない被害者の立場であり、賠償責任を請求されない場合は対象外です。
もらい事故発生時のための弁護士費用特約
事故の被害者となった場合に、加害者に対して損害賠償を請求することが可能です。自分自身で行うこともできますが、専門的な知識も必要となるため、弁護士に相談する人が多いと思います。
その際に、弁護士へ委任する際の費用を補償してくれるのが「弁護士費用特約」です。
先述したとおり、事故の被害者となった場合は、相手方との示談交渉において自分自身の保険会社に代行してもらうことができません。
そのため、事故被害者となった際、弁護士費用特約に加入していなければ、自分自身で示談交渉を行うか、もしくは自費で弁護士へ依頼することになります。
重大事故における示談に備えたい人は、弁護士費用特約を提供しているかどうかをチェックするようにしてください。
休日・深夜問わず24時間365日対応サービス
事故はいつどのタイミングで起こるか分かりません。特に早朝や夜中・土日祝など、一般的に企業のサービスが停止しているタイミングで事故が起こることも十分に考えられます。
そのため、保険会社を選ぶ際は、24時間365日対応している会社を選ぶこともおすすめです。
- 出勤時間が早朝
- 仕事帰りが夜中になる場合がある
- 夜勤の仕事をしている
- お出かけや旅行など、夜中に車やバイクで移動する機会がある
- 土日祝によく運転する
保険会社の営業時間外に車やバイクを使うことが多いという人は、24時間365日対応している保険会社を選ぶようにしましょう。
バイク保険のおすすめの選び方:ロードサービス
おすすめバイク保険の選び方3つ目は、ロードサービスが充実しているかどうかです。
実際に、バイク保険の利用者の口コミや評判には、必ずと言っていいほどロードサービスについてコメントしている人がいます。
保険会社によってロードサービスの内容が異なりますので、自分自身が納得のいくロードサービスを提供している保険会社を選ぶと良いでしょう。
具体的には、これらの項目を基準にして選ぶことをおすすめします。
レッカーの搬送について、無料で行ってくれる保険会社もあれば、上限15万円で搬送費用が発生する保険会社もあります。
また、ロードサービスの中には、事故時の対応だけでなく日常的な車両トラブル(ガス欠やバッテリー上がりなど)にも対応してくれる場合があります。
日常的な車両トラブルにも対応して欲しいという場合は、応急処置サービスを提供している保険会社を選ぶと良いでしょう。
レッカー搬送時の価格・距離
レッカー搬送時の価格・距離について、おすすめの選び方としては、無料の搬送範囲が広い保険会社を選ぶと良いです。
チューリッヒ | アクサダイレクト | 三井ダイレクト |
お客様指定の修理工場までの移動は100kmまで無料 | ●ロードサービスが指定する修理工場までは、距離の制限なく無料 ●お客様指定の修理工場までは、150km(二輪・原付は100km)まで無料 | お客様が指定する修理工場までの移動は100kmまで無料 |
無料の搬送範囲が広い保険会社3社をピックアップして、それぞれのロードサービスの搬送距離をまとめました。
チューリッヒや三井ダイレクトは100kmまで無料搬送を行ってくれますが、アクサダイレクトではロードサービスが指定した修理工場であれば距離に関係なく無料搬送してくれます。
レッカー搬送距離の無料範囲は広い方がお得ですので、予めチェックしておきましょう。
パンクやバッテリー上がり時の緊急対応
ロードサービスを提供する保険会社によっては、パンクやバッテリー上がり時の緊急対応が、ロードサービスの基本プランに含まれているケースがあります。
現場まで駆けつけてくれてその場で無料で対応してもらえるので、車やバイクの緊急トラブルにとても心強く便利です。ただし、保険期間中1回までなど、利用回数が制限されている場合がほとんどですので、何度も無料で利用できる訳ではありません。
また、パンクやバッテリー上がり時の緊急対応など、事故以外での応急処置対応を提供している保険会社は限られますので、必要に応じて選択すると良いでしょう。
帰宅困難時の宿泊・帰宅費用保険金
ロードサービスの中には、事故によって帰宅が困難になった際の宿泊費や、帰宅にかかった交通費などの費用も補償してくれるケースがあります。遠方にツーリングに行く人には、特におすすめのサービスです。
保険会社によっては、運転者だけでなく搭乗者全員分を全額補償してくれるケースもあるため、二人乗りでツーリングに出かけてトラブルにあった場合でも費用負担を抑えられます。
ただし、やむを得ず宿泊する場合には、ホテルや部屋のクラスなどを自由に選ぶことはできません。帰宅時の交通手段においても、原則として合理的だと判断される手段(バス・電車など)を利用する必要があります。
保険が適応されるからといって高いクラスのホテルに泊まったり、楽をしたいからといってタクシーで自宅まで帰ったりすることは認められない可能性があります。(タクシーを利用する場合は、特別な事情が必要となります)
バイク保険のおすすめの選び方:保険料
「保険料」は、多くの人が気にされる要素だと思います。最も重要なのは保険の中身ではありますが、できるだけお得に利用したいと思う人は多いはずです。
バイク保険にはお得に利用したり、保険料を安くできるポイントがあります。以下のポイントを、自分に当てはめることができるようでしたらぜひ取り入れて下さい。
上記を踏まえ、どれだけ保険料が抑える事ができるのか、一度チェックするようにしましょう。1つずつ解説していきます。
バイク保険は年齢条件を設定して保険料を抑えられる
バイク保険では、バイクを運転する人の年齢を制限することで、保険料を安くできる仕組みがあります。年齢制限を設定する際は、制限する年齢を引き上げるほど保険料が安くなる仕組みです。
これは、若い人ほど事故率が高い傾向にあり、それに伴い保険料も高く設定されていることが関係しています。そのため、運転する人の年齢制限を引き上げれば、その分保険料も抑えられるということです。
例えば、年齢条件は次のような範囲で設定できます。
二輪自動車を運転される人で、自分自身が26歳以上の場合は「26歳以上補償」を選択することで、保険料が安くなります。また、二輪自動車を運転される人で、年齢が25歳の場合は、26歳になった時点で年齢制限を変更することで保険料を安く抑えることができます。
バイク保険はインターネット割でお得に加入できるものもある
保険会社の多くは、インターネットから申し込むことで割引を受けられる特典があります。このようなネット割を利用することで、初年度と継続時の保険料を通常より安く利用できるようになります。
例えば、チューリッヒのバイク保険では、次のように割引が受けられます。
保険料 | 割引額(新規) | 割引額(継続) |
---|---|---|
10,000円未満 | 1,000円 | 1,000円 |
10,000円以上 20,000円未満 | 2,000円 | 1,000円 |
20,000円以上 30,000円未満 | 3,000円 | 1,000円 |
30,000円以上 50,000円未満 | 4,000円 | 1,000円 |
50,000円以上 70,000円未満 | 5,000円 | 1,000円 |
70,000円以上 90,000円未満 | 7,000円 | 1,000円 |
90,000円以上 | 10,000円 | 1,000円 |
契約する保険料が高くなればなるほど、割引率が高くなり、最大で10,000円の割引を受けられる内容です。
割引率に関しては保険会社によって様々ですので、自分自身の保険料がどの程度抑えられるのか、予めシミュレーションしておくことをおすすめします。
バイク保険は年払いだと保険料を抑えることができる
保険料の支払い方法は、年払いと月払いの2種類から選択することが可能です。同じ補償内容でも、年払いにした方が保険料を安く抑えられます。一般的には、年払いの方が5%ほどお得に利用することが可能です。
また、年払いには保険料を安く抑えること以外にも以下のメリットがあります。
- 支払い方法の選択肢が多い
- 支払いの手間が少なくなる
月払いの場合ですと、クレジットカード払いのみなど、支払い方法が限られるケースが多いのですが、年払いにすると、口座振替やコンビニ振込など、複数の支払い方法から選ぶことができるようになります。
保険料を安く抑えるだけでなく利便性も高まりますので、特に理由がなければ年払いを選択する方が良いでしょう。
バイク保険は複数社から見積もりを出してもらうのがおすすめ
バイク保険は同じ補償内容でも保険会社によって保険料が異なるケースが多いです。そのため、自分自身に必要な補償内容を明確にしたら、複数社から見積もりを取り、支払う保険料を比較するようにしましょう。
見積もりに関しては、保険会社それぞれに依頼することも可能ですが、1社1社に依頼することは大きな手間がかかります。手間を解消できる方法として、一括で複数社へ保険料見積もりを依頼できる一括見積もりサービスがありますので、ぜひ利用してください。
おすすめのバイク保険料一括見積もりサービスは「インズウェブ」です。
保険会社の一例となりますが、これらの保険会社から、最大5社の見積もりを受け取ることができます。自分自身に必要な補償内容を明確にし、バイク保険料一括見積もりサービスで各社から見積もりを取ってみましょう。
バイク保険のおすすめの選び方:車両保険の設定
バイク保険を選ぶ際には、車両保険の設定についても検討しましょう。
車両保険とは、自分のバイクが事故等で損害を受けた場合に、修理費を補償してくれる保険です。この車両保険には、補償範囲の広い「一般型」と、補償範囲を限定した「エコノミー型」の2種類があります。
一般型の車両保険では、対物事故だけでなく自損事故や自然災害による損害など、損害を被った原因に関係なく、ほとんどの場合に補償を受けることができます。
では車両保険に加入した方が良いのでしょうか?
結論から言いますと、バイクをローンで購入した人や、免許を取りたてなどで運転に慣れていない人は、車両保険加入を検討してください。
一方で、時価額の低い中古バイクを購入予定の人や所有されてる人は、車両保険には加入しなくてもよいでしょう。
車両保険に入るかどうかの基準について詳しく解説します。
中古バイクなら車両保険の付帯はなしでOK
中古バイクを購入予定の人、もしくは所有されている人は、車両保険の加入は見送っても良いでしょう。中古バイクは時価額が低くなるため、車両保険で補償される金額よりも、バイク修理費用が高くなってしまう可能性があります。
通常、車両の損害に対して支払われる保険金額は、車両の時価額を考慮して決定されますが、一般的には車両の年式が古くなるほど時価額が安くなっていきます。
そうなると時価額よりも、事故によって発生したバイク修理費用が高くなってしまい、不足分は自己負担となってしまう可能性が出てきます。
結果として、バイク保険料が高くなるだけで、いざという時に機能しないということにもなりかねません。そのため中古バイクの場合は、車両保険は見送っても良いでしょう。
ローンで購入・免許を取りたてなら車両保険の付帯を検討
一方で、バイクをローンで購入したり、免許を取りたてで運転に慣れていない人の場合、車両保険への加入を検討することをおすすめします。
免許を取りたての場合、運転に不慣れで事故を起こしたり、立ちゴケなどによって車体が損傷してしまうリスクが高いです。万が一、バイク修理費用が高額になった場合、ケガの負担に加えて高額な修理費用が加算されてしまうことになりますので、車両保険に加入しておいた方が安心でしょう。
また、ローンでバイクを購入している場合も、車両保険の付帯を検討してください。理由としては、万が一事故でバイクが全損してしまった場合、車両保険で補償された金額を、元のバイク(全損したバイク)のローン返済に充てることが可能だからです。
車両保険に入っていない場合は、バイクは全損したのにローンだけ残ってしまう、といった事態に陥りかねません。
- バイクをローンで購入した
- 免許取りたてで運転に不慣れ
このような人は、車両保険への加入をおすすめします。
バイク保険おすすめ人気ランキング
バイク保険を提供している会社は複数あり、それぞれ補償内容や保険料に違いがあります。ここでは、インターネットを用いたアンケート調査結果(※1)より、人気の保険会社をピックアップし、それぞれの特徴やおすすめポイントについて解説していきます。
※1.クラウドソーシングを活用したインターネット調査について
バイク保険おすすめ人気ランキング1位:チューリッヒ
スイスに本社を構える世界有数の保険グループです。チューリッヒバイク保険は、保険料の安さやロードサービスの充実性に定評があります。
ロードサービスは、チューリッヒが提供している自動車保険と同等の補償内容が基本プランに含まれています。
具体的には、以下のような内容です。
チューリッヒバイク保険では、これらの充実したロードサービスを受けることができます。特に、バイクが損傷し、帰宅できなかったり、帰宅手段としてバイクを使えなくなった場合の補償も充実しているのが嬉しいポイントです。チューリッヒバイク保険では、搭乗者全員分の宿泊費や帰宅にかかった交通費を全額補償してくれます。
事故対応力や交渉力については、賛否両論どちらの意見も見られます。満足の評価を受けている人もいれば、電話対応で不快な思いをした人もいるようです。
チューリッヒバイク保険の人気の秘訣は、なんといっても保険料の安さです。アンケート調査の口コミでも、保険料について満足しているコメントが多数見られました。
とにかく安いです。たくさん乗るわけでもないので、安いのでいいと思いこれにしました。価格を抑えたい、という人にオススメの保険です。(50cc以下、通学・通勤利用)
インターネットで申込みが出来て、安価な点が良いです。補償は他と大きく変わらないので、通勤・通学にたまに使う程度の方におすすめです。また、ゴールド免許割引がある点が良いです。(50cc以下、通学・通勤利用)
価格が割安にもかかわらずロードサービスが充実している点に満足しています。特にロードサービスにおいてバイクのレッカー距離が100kmまで無料にはかなり惹かれました。(51cc〜250cc、遠出・ツーリング利用)
休日しか基本的には乗らないので年間走行距離も少なく、チューリッヒは年間走行距離が少ないと保険料が割安になっているのでこれも自分のニーズに合致していました。(51cc〜250cc、遠出・ツーリング利用)
また、充実したロードサービスについても、高い評価が得られています。
無事故なので事故時の対応は不明です。ただロードサービスは助かりました。以前バッテリーあがりをしたのですが、無料で直してもらえたのがとても良かったです。値段も他社と比べてそれほど高くないですし、ロードサービスの対応も良かったので満足しています。(251cc〜400cc、遠出・ツーリング利用)
ネット保険で価格が低いわりに事故対応なども悪くないと聞いて加入しました。事故対応はまだ利用したことはありませんが、故障でのロードサービスを利用した際の対応は概ね満足のいくものでした。(51cc〜250cc、遠出・ツーリング利用)
バイク保険おすすめ人気ランキング2位:三井ダイレクト
三井ダイレクト損害保険は、個人向け自動車保険を中心に販売する通販専門損害保険会社です。三井ダイレクトでは、インターネットや電話でのみ契約することできます。
三井ダイレクトでは、以下のような、利用者にとって安心できる補償内容が揃っています。
また、ロードサービスでは、バッテリー上がり時の対応やガス欠時のガソリン補給、鍵開けなどの事故以外の車両トラブルにも対応してくれるので、日常でよくバイクを利用する人には心強い補償内容です。
ただし、事故対応力に関しては、不満の評価をしているコメントが多く見受けられました。もちろん満足しているコメントも多数あるため一概には判断できませんが、不満を持っている人もいるのが事実です。
一方で、コスパについては高評価のコメントが多く見受けられます。ネット申し込みによる割引などもあり、他社と比較しても保険料が安く補償内容も充実しているため、バランスの取れた保険会社だという評価もあります。
「もともとダイレクト型自動車保険は一般の自動車保険より割安ではあるが、ただ安ければよいというものではなく、いかに補償内容とのバランスが取れているかが大切だと思う。そういう観点からこの保険は割安な保険料の割に補償内容がしっかりしており、また毎年更新時には等級が上限でも少しずつ保険料が安くなり有難い。割引も無理なくされているようで、保険会社に対する信頼感も高く継続契約したくなる。」
引用元:価格.com
アンケート調査の口コミでも、コスパの良さが高評価でした。
料金が高くないうえに補償内容がよいのでお得感を感じながら安心して利用できますしサポート体制もしっかりしていてわかりやすく説明してくれる対応に満足しています。(51cc〜250cc、遠出・ツーリング利用)
バイク保険を選ぶ際、特に重要視していたのが家計に無理のない範囲で加入するということでした。ほかの保険会社に比べても、補償内容に対してとても保険料が安いので、満足しています。(51cc〜250cc、通学・通勤利用)
バイク保険おすすめ人気ランキング3位:アクサダイレクト
アクサダイレクトバイク保険は、アクサ損害保険会社が提供するネット販売型の保険サービスです。アクサダイレクトは外資系のサービスではありますが、1998年に当時の金融監督庁から正式な認可を受けて営業を行っています。
アクサダイレクトのバイク保険は、ライフスタイルやバイクの使い方などによって、保険料が変わる仕組みになっています。
これらの7つの要素で保険料を決定します。
ロードサービスの観点では、業界最高水準の内容です。全国10,415ヶ所に拠点があり(2022年12月末日時点)、24時間365日無料でロードサービスを受けることが可能です。
アクサでは「チームアクサ」と呼ばれる各分野の専門スタッフが連携し、1つの事故の解決に取り組むため、安心して任せられます。
実際に事故対応を受けた契約者のアンケートでは、事故対応満足度95%を獲得しています。補償内容については、自分自身に必要な補償を必要な分だけ選べるので、保険料を必要最低限に抑えることが可能です。
アンケート調査の口コミからも、自分自身にあわせた補償内容を設定できる点が、高い評価を得ていました。
価格の安さが私の知るかぎり一番だと思います。私は趣味でバイクを乗る程度なのであまり高い保険には入るつもりはありませんでしたが、安いものは保障もそれなりなのですが、アクサダイレクトは価格の割に保障も充実していてとても満足です。(251cc〜400cc、遠出・ツーリング利用)
バイク保険において様々なプランがあり1番私のライフスタイルから合う保険です。非常に満足しています。(251cc〜400cc、遠出・ツーリング利用)
バイク保険おすすめ人気ランキング4位:あいおいニッセイ同和損保
次に紹介するバイク保険は、あいおいニッセイ同和損保バイク保険です。
自動車保険で有名な企業ですが、バイク所有者に対しては「セーフティツーリング」という保険を提供しています。原付バイクから125cc、250cc、400cc超と全てのバイクが対象です。
セーフティツーリングの補償内容は、以下の補償を基本とし、プラスαで13種類の補償から、自分の使用目的やライフスタイルにあった補償を加えることができます。
- 対人の損害賠償
- 対物の損害賠償
- ケガに対する補償
- バイク車両への補償
バイクの任意保険には、代理店を通して契約する代理店型と、保険会社と直接契約するダイレクト型がありますが、あいおいニッセイ同和損保のバイク保険は前者の代理店型です。
そのため、公式サイトから直接見積もりを取ることができません。見積りを取りたい人は、一括見積もり依頼サービスの「インズウェブ」で見積もりを取ることができます。
バイク保険おすすめ人気ランキング5位:共栄火災
共栄火災海上保険は、1942年に設立された日本の損害保険会社です。事故対応サービスの満足度は94.9%を獲得しています。
そんな共栄火災では、「Tandem(タンデム)」というバイク専用自動車保険を提供しています。このTandemは、自動車保険にライダーサポートが付帯している形の保険です。
補償内容としては、通常の自動車保険の補償に、次の3つのサポートが追加されます。
- 他車運転危険補償特約(二輪自動車用/原動機付自転車用)
- 二輪自動車、原動機付自転車に関する車両盗難時の臨時費用補償特約
- 携行品補償特約
共栄火災では、スマホアプリ「くるまるNAVI」を運営しており、共栄火災への事故連絡やロードサービスの手配が簡単に行えます。
さらには、ドライブレコーダー機能も付いているので、スマホをドライブレコーダー代わりに使用することも可能です。
バイク保険おすすめ人気ランキング6位:東京海上日動
東京海上日動火災保険株式会社は、1879年設立の日本の損害保険会社です。東京海上日動ではバイク保険として「オートバイの保険」を提供しています。
補償内容としては、基本補償に特約をオプションとして追加できます。
- 賠償責任保険(対人・対物)
- 傷害保険
- 車両保険
- 弁護士費用特約
- 入院時選べるアシスト特約
利用者の評判としては、事故対応に満足するコメントが多く見受けられます。
「事故の対応がよい。レッカー移動無料で、保険の金額の変化が無かった。」
引用元:オリコン満足度ランキング
「バイクで転んで大破したがその際に安全性を向上するような補償ができて良かったと思います。」
引用元:オリコン満足度ランキング
バイク保険おすすめ人気ランキング7位:AIG損保
AIG損害保険株式会社は、多国籍の保険会社グループAIG(アメリカン・インターナショナル・グループ)傘下の保険会社です。
そんなAIG損保のバイク保険は、インターネット契約による保険サービスです。
補償内容としては、以下の補償を受けることができ、3種類の特約をオプションで追加できます。
- 賠償責任保険(対人・対物)
- 人身傷害保険
- 搭乗者傷害保険
- 自損事故特約
- 無保険車傷害特約
また、AIG損保のバイク保険では、運転者年齢条件の設定範囲が比較的細かいのも特徴です。
年齢条件の設定範囲を5種類から選べます。特に、35歳以上の人は保険料を安く抑えることができるのでおすすめです。
バイク保険おすすめ人気ランキング8位:日新火災
日新火災は、先述した東京海上日動と同じく、東京海上グループ傘下の損害保険会社です。東京都と埼玉県に本社を構えています。
日新火災のバイク保険は特徴的で、「おとなのためのバイク保険(盗難補償付き)」を提供しており、35歳以上の人のみが加入できる保険です。
補償内容としては、以下を基本補償とし、オプションで人身傷害補償や車両保険を追加できます。
- 対人賠償責任保険
- 対物賠償責任保険
- 盗難補償
盗難補償では、以下のケースで保険金が支払われますので、マンションの駐輪場に止めていたり、駅の駐輪場を利用する人にとっては安心できる補償内容です。
バイク保険おすすめ人気8社を比較
バイク保険 | 補償内容 |
---|---|
チューリッヒ | ●24時間365日対応 ●サービス拠点全国約10,400ヶ所 ●レッカーサービス100kmまで無料 ●ガス欠時は、10Lまで給油無料 ●レンタカーは24時間までの基本料金をもらえる ●搭乗者全員分の自宅・目的地までの交通費を全額補償 ●搭乗者全員分の宿泊費用も補償(帰宅が困難な場合) ●帰宅できない場合には、ペットにかかる費用もサポート ●バイク事故によってキャンセルとなった費用(旅費、宿泊費)も補償 ●修理後のバイクは自宅まで搬送費用無料で届けてくれる ●ネット割引最大10,000円(2023年6月時点) |
三井ダイレクト | ●24時間365日対応 ●ネット割最大3,500円(2023年6月時点) ●1事故ごとに専任のスタッフが対応 ●示談交渉サービス ●レッカーサービス(100km限度) |
アクサダイレクト | ●サービス拠点全国約10,415ヶ所 ●距離制限なしの無料レッカー(修理工場指定の場合100kmまで無料) ●「無事故割引」+「ネット割引」で最大12,000円割引 ●6種類の豊富な割引制度(2023年6月時点) ●走行距離を1,000km単位で細かく設定可能 ●宿泊、帰宅、移動費用の補償 ●修理後の搬送費用補償 ●ガス欠時の燃料補給 |
あいおいニッセイ同和保険 | ●24時間365日対応 ●基本の補償内容が充実 ●幅広いオプション補償 ●宿泊、帰宅、移動費用の補償 ●修理後の搬送費用補償 ●レッカーサービス(15万円限度) |
共栄火災 | ●24時間365日対応 ●示談交渉サービス(多言語対応) ●応急処置サービス(ガソリンやバッテリー補給など) ●宿泊、帰宅、移動費用の補償 ●修理後の引取費用の補償 ●レッカーサービス(15万円限度) |
東京海上日動 | ●24時間365日対応 ●基本補償内容が充実 ●燃料切れ時の給油サービス(10Lまで無料) ●レッカーサービス(15万円限度) |
AIG損保 | ●24時間365日対応 ●宿泊、帰宅、移動費用の補償 ●ロードサービス ●運転年齢条件を35歳以上に設定可能 ●現場応急対応 ●修理後車両搬送費用補償 |
日新火災 | ●24時間365日対応 ●35歳以上の運転者のみ加入可能 ●盗難補償付き ●応急処置サービス ●ロードサービス ●宿泊、帰宅、移動サポート |
バイク保険に関するよくある質問
保険料はバイクの種類で変わる?
保険料はバイクの種類で変わります。バイク保険の保険料は、排気量によって区分されています。
排気量の区分は、基本的には2段階に分かれており、排気量が大きくなれば保険料も高くなります。
- 原動機付自転車(排気量125cc以下)
- バイク(排気量125cc超)
ただし保険料に関しては、排気量以外にも「契約地域」・「運転免許証の色」・「使用目的」・「年間走行距離」・「運転者年齢条件」などによっても変動しますので、一概に排気量だけで保険料が決まるというわけではありません。
改造したバイクは保険に加入できる?
改造したバイクの保険加入の可否については、違法改造でなければ加入することは可能です。では、車検対応出来るように改造するには、どのような基準を満たしていれば良いのでしょうか。
- 保安基準に適合した純正パーツや用品を正しく装着
この程度の改造なら、軽微な改造として車検が通ります。
一方で、次のような改造を行った場合は、構造変更届を運輸支局に提出し、認められない限り車検が通りません。
違法改造は以下の点についても要注意です。
やってしまいがちな違法改造がマフラーの改造です。マフラーによってバイクの排気音が変わるため、好みのマフラーを取り付けたいと思う人も多いかもしれません。しかし、公道を走る車両には、騒音基準が設けられており、基準に適合したものでなければ認められません。
もし基準に適合していないと判断されれば、「整備不良」や「消音機不備」となり、違反点数と反則金が課されます。
年間予想最大走行距離を超えそうな場合はどうする?
年間走行距離が設定した距離を超えてしまいそうな場合は、速やかに保険会社へ連絡しましょう。年間予想最大走行距離の変更は、保険契約期間中でも変更することが可能です。
加入している保険会社へ連絡すれば、保険の残りの期間に応じて差額分の保険料を支払うことで解決できます。
保険料を抑えたいからといって、報告せずに超えてしまうと告知義務違反となってしまいますので、必ず保険会社へ連絡するようにしてください。
ただし注意点としては、年間走行距離は「3,000km~5,000km」のように大まかな範囲で区分されていることです。そのため、設定した走行距離の範囲を少し超えてしまうような場合は、損をする形になってしまうので注意しましょう。
年間走行距離を柔軟に設定したい場合は、保険会社によって1,000km単位で細かく設定できるケースもありますので、そのような保険会社へ加入することもおすすめです。
実際に事故にあったらまず何をするの?
実際に事故にあうとパニックに陥ってしまい、何をしたら良いのか判断が追いつかなくなってしまう場合があるでしょう。
まず真っ先に行うべきことは、「救護」を行うことです。ケガ人の容態を確認したら、ケガの状況を勝手に判断せず、速やかに救急車を呼んでください。外傷が大したことない場合でも、内部に損傷があることも十分に考えられますので、勝手に判断せず救急車を呼ぶことが賢明です。
負傷者の救護ができたら、警察へ連絡し、その後に保険会社へ連絡を入れるようにしましょう。
おすすめバイク保険まとめ
今回は人気の保険会社をピックアップし、各社の補償内容やサービスの特徴などについてまとめました。
保険会社を選ぶ際には、以下の6つのポイントを基準にしてみてください。
バイク保険は、同じ補償内容でも保険会社によって保険料が異なるケースが多いです。そのため、自分自身に必要である補償内容を明確にしたら、複数社の見積もりを取り、保険料を比較するようにしましょう。
見積もりに関しては、「インズウェブ」のような複数社の見積もりを一括で行えるサービスもあります。
- アクサダイレクト
- チューリッヒ
- 三井ダイレクト
- 共栄火災
- AIG損保
- 三井住友海上
- あいおいニッセイ同和損害保険
一例ですが、これらの人気保険会社の中から、最大5社の見積もりを一括で取得できます。まずは自分自身に必要な補償内容を明確にし、見積もりするところから始めてください。