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東京都大田区に本社を構えるソニー損害保険株式会社。CMやYouTubeの広告などでよく目にする保険会社なので、バイク保険もあると思う人も多いかもしれません。
しかし、ソニー損保は単独のバイク保険を提供していませんので注意してください。
ただし、自動車保険に付帯する形の「ファミリーバイク特約」があり、この特約を利用すれば、125cc以下のバイクまたは原動機付自転車を対象に補償を受けることが可能です。
- 家族全体で原付バイク(125cc以下のバイク)を1台以上所有している
- 仕事で原付バイクを使用する
- ソニー損保の自動車保険に加入している(これから加入する)
- バイクに対するロードサービスはなくても問題ない
- 補償範囲の広さに魅力を感じる
このような人は、ソニー損保のファミリーバイク特約がおすすめです。
ソニー損保にバイク保険はある?
冒頭で先述した通り、ソニー損保には単独のバイク保険はありません。
「ファミリーバイク特約」という自動車保険に付帯する形の補償制度はありますが、補償対象が125cc以下のバイクまたは原動機付自転車に限定されます。
ソニー損保にバイク保険はないがファミリーバイク特約がある!原付・125cc以下におすすめ
ソニー損保では、単独でのバイク保険ではありませんが、原付や125cc以下のバイクを対象にした「ファミリーバイク特約」を提供しています。
補償範囲は、自分のケガや死亡に関する補償が自損事故・無保険車との事故の場合に限定される「自損傷害型」、相手方からの被害を受けた場合にも補償される「人身傷害型」の2種類から選択可能です。
ソニー損保のファミリーバイク特約はデリバリー稼働中も保証の対象ですよ。以前確認しました!
参照元:Twitter
このようなツイートをしている人がいるように、配達でバイクを使用する場合にも適用されるので、UberEats(ウーバーイーツ)などのフードデリバリーの仕事をしている人にも重宝するでしょう。
ソニー損保のファミリーバイク特約とは?
ソニー損保のファミリーバイク特約は、ソニー損保が提供する自動車保険に付帯できる特約です。
この特約では、自分または家族が原付バイク(or 125cc以下のバイク)による事故で死傷した場合に補償されます。
ただし、単独のバイク保険とは異なり、自動車保険に加入していることが条件となりますので、注意してください。また、補償の対象となるバイクの排気量にも制限がかかります。
- 125cc以下のバイク
- 原動機付自転車
ファミリーバイク特約で補償されるのは、上記2種類の車両のみです。
バイク保険に比べて補償内容や補償範囲が制限されるファミリーバイク特約ですが、自動車保険に付帯する形となるため、別会社の保険に加入する必要がないというメリットがあります。
また、それに伴い、保険料を安く抑えることも期待できます。
実際に、ソニー損保のファミリーバイク特約に対する口コミ評判として、インターネットによるアンケート調査(※1)では、以下のような評価を得ていました。
※1.クラウドソーシングを活用したインターネット調査について
今のところ無事故で保険を使ったことがないですが、車の保険の特約で付加できるので手続きも楽で助かっている。
原付バイクを所有していて、すでにソニー損保の自動車保険に加入している場合は、ファミリーバイク特約を利用する方がお得でしょう。
ソニー損保のファミリーバイク特約のプラン
ソニー損保のファミリーバイク特約では、自分のケガの補償範囲によって2種類のタイプから選べます。
選べるプランは、「自損傷害型」と「人身傷害型」の2種類です。
相手方への補償 | 自分の補償 | |||
ケガ・死亡等 | 車・モノの修理費用 | ケガ・死亡等 | 原付バイク・モノの修理費用 | |
自損傷害型 | ◯ | ◯ | △ | × |
人身傷害型 | ◯ | ◯ | ◯ | × |
大きな違いは、自分や家族が受けた死傷に対する補償の条件です。
「人身傷害型」は、自分や家族が原付バイクを使用中の事故によって怪我をしたときに補償するものです。また、他人を死傷させた場合の対人事故、他人の車・モノを壊してしまった場合の対物事故にも補償されます。
「自損傷害型」は、相手方への補償は「人身傷害型」と同じですが、自分や家族の怪我については自損事故のみが補償対象となります。
ソニー損保のファミリーバイク特約の補償内容について
ソニー損保のファミリーバイク特約では、自分や家族が、バイクで他人を死傷させた場合には、契約車両の保険金額を上限に保険金が支払われます。
一方で、自損事故を起こし死傷した場合には、先述した「自損傷害型」と「人身傷害型」の2種類のプランにより補償内容が異なります。
例えば、自損傷害型を選択した場合は、主に以下の保険金が支払われます。
- 死亡保険金:1,500万円/名
- 後遺障害保険金:50万円~2,000万円/名
- 医療保険金:入院1日につき6,000円/通院1日につき4,000円
参照:ソニー損保(2023年8月現在)
また、ソニー損保のファミリーバイク特約を利用する際には、以下の2点についても把握しておきましょう。
- ロードサービスの対象にはならない
- 原付やモノに対する修理費用は補償されない
もしロードサービスを利用したい、また、自分に対する補償をもっと充実させたいという場合は、JAFに加入したり、単独のバイク保険に加入する必要があります。
借りた原付バイクでの事故でも補償
嬉しいポイントとしては、自分の原付バイクだけでなく、家族や親戚、友人・知人など他人から借りたバイクでの事故に対しても補償されることです。
例えば、自分のバイクが故障していて、通勤用として友人から一時的にバイクを借りていたとします。その通勤途中で自損事故を起こしてしまった場合でも、自分のケガや破損したモノの修理費用が保険金として支払われます。
このように、借りたバイクにまで保険が適用されるのは、他のバイク保険にはなかなかない特徴です。
ただし、友人の原付バイクの修理費用は補償対象外です。修理費用は自費となりますので注意してください。
ソニー損保のファミリーバイク特約(バイク保険)では400ccや250ccは対象外
ソニー損保のファミリーバイク特約は、原動機付自転車または125cc以下のバイクを対象とした特約です。
そのため、400cc・250ccなどの中型バイクを運転中に起こした事故に対しては補償されません。
例えば、休日に中型バイク(250cc)でツーリングに出かけて、その道中で転倒事故を起こしケガをしたとします。その場合、ソニー損保のファミリーバイク特約では、補償対象外となり保険金は支払われません。
自分が使用している原付バイクの修理も補償対象外
原付バイクの修理費用は、ファミリーバイク特約の補償対象外となりますので覚えておきましょう。
例えば、原付バイクを運転中に電柱にぶつかりケガをし、原付バイクも破損してしまったとします。この場合では、自分のケガに対しては補償されますが、原付バイクの修理費用に対しては補償されません。
他のバイク保険では、車両保険によって契約しているバイクの損害に対する補償を受けられますので、この点がファミリーバイク特約の難点だと言えるでしょう。
また、先述した通りではありますが、事故を起こした際に乗車していたバイクが中型バイクの場合は、修理費用だけでなく自分のケガに対する補償も対象外となります。
ソニー損保のファミリーバイク特約を使うと等級はどうなる?
では、事故によってソニー損保のファミリーバイク特約を使用した場合、等級にはどのような影響が出るのでしょうか?下がってしまうのでしょうか?
実は、ファミリーバイク特約のみを使用した場合は、ノンフリート等級には影響せず、下がることはありません。
単独のバイク保険の場合は、等級に影響を及ぼす可能性があるため、等級が下がらないのは嬉しいポイントですね。
ソニー損保のファミリーバイク特約にロードサービスはある?
では、事故を起こし、バイクが自走不能となった場合にロードサービスを利用することはできるのでしょうか?
残念ながら、ソニー損保のファミリーバイク特約では、原付・125cc以下のバイクはロードサービスの対象外です。
もし、レッカーサービスを利用したい場合は、JAFへ依頼するか他のバイク保険を検討する必要があります。
ソニー損保のファミリーバイク特約の追加料金(保険料)
ファミリーバイク特約は、自動車保険に追加する形で利用します。その際には、当然ながら追加料金が発生します。
では、どの程度、保険料が上乗せされるのでしょうか?この金額については以下の表を参照してください。年間の保険料は、「自損傷害型」と「人身傷害型」の2種類で異なります。
保険種類 | 追加料金(保険料)/年間 |
---|---|
自損傷害型 | 8,090円 |
人身傷害型 | 21,820円 |
バイク保険とは異なり、ファミリーバイク特約の保険料は定額なので、等級や年齢、使用距離などの条件によって変動することはありません。
そのため、仮に自動車保険の補償を受けて等級が下がってしまった場合でも、ファミリーバイク特約の保険料は変わらないということです。
また、先述した通りですが、ファミリーバイク特約の利用も等級には影響しないので、原付バイクで事故を起こし補償を受けた場合でも、保険料は上記の金額のまま変わりません。
ソニー損保のファミリーバイク特約の評判
では、実際にソニー損保のファミリーバイク特約は、どのような評判があるのでしょうか?
SNSでの投稿を確認してみると、「補償範囲の充実性」や「業務目的で使用できること」についての口コミが印象的でした。
ソニー損保のファミリーバイク特約は、デリバリーなど仕事中の事故に対しても保険が適用されます。
バイク保険の中には、業務使用を目的とした加入を断られるケースも少なくないため、UberEats(ウーバーイーツ)や配達の仕事で原付バイクを使用する人にはとても重宝するのではないでしょうか。ただし、勤務先が所有しているバイクに対しては補償が適用されないので注意してください。
また、ファミリーバイク特約は、台数制限もなければ、年齢条件も関係ありません。そして、自分が所有しているバイクだけでなく、他者から借りたバイクに対しても保険が適用されます。
さらに、ファミリーバイク特約は利用しても等級に影響しないため、利用後に保険料が上がることもありません。補償を受けても等級に影響せず保険料が上がらないのは、とても嬉しいポイントですね。
しかし一方で、ファミリーバイク特約を付けたことで保険料が上がり、高いと感じている人や、補償面でロードサービスが利用できないことに不満を持っている人もいるようです。
では、実際の口コミを見てみましょう。
ソニー損保のファミリーバイク特約8000円台で安くて良いですよ。私も念の為問い合わせしたら出前館などフードデリバリー中も使えるとのことでした。
参照元:Twitter
ソニー損保すげぇ。本人限定なのに、ファミリーバイク特約は配偶者もカバーしてる。 手厚いなぁ〜
参照元:Twitter
ソニー損保ファミリーバイク特約:125cc未満のバイク、台数制限なし、離れた場所で暮らす二男(独身)がバイクを持って行ってもOK! 18歳だろうが、年齢条件関係なし。しかも友達のバイクやレンタルバイクもOKって、嬉しい。
参照元:Twitter
上記は一部ではありますが、他にも保険料と補償範囲について高評価をしている口コミが多数見受けられます。
次は、ネガティブな口コミを見てみましょう。ネガティブな口コミとしては、保険料と補償内容に関する内容が多い印象でした。
ふとソニー損保でファミリーバイク特約(高い方)つけて自動車保険見積もったら倍以上に金額はねあがって笑う。
参照元:Twitter
ソニー損保で約6万か…。安くて将来的にファミリーバイク特約つけれる保険会社ねーかな。
参照元:Twitter
ソニー損保にファミリーバイク特約 つけてたけど、ロードサービスは二輪対象外なんだそうな。。ということで、特約のみ解約しました!もしもの故障を考えるなら、JAFか、ロードサービス付き任意保険に入るのがお勧めです。ちなみに昨年買ったCRM80、焼き付きました
参照元:Twitter
これら加入者の口コミや評判をもとに、ソニー損保ファミリーバイク特約はどのような人におすすめであるかまとめました。
- 家族全体で原付バイク(125cc以下のバイク)を1台以上所有している
- 仕事で原付バイクを使用する
- ソニー損保の自動車保険に加入している(これから加入する)
- バイクに対するロードサービスはなくても問題ない
- 補償範囲の広さに魅力を感じる
このような人は、ソニー損保のファミリーバイク特約への加入がおすすめです。
ソニー損保のバイク保険(ファミリーバイク特約)の見積もりはこちらから
ソニー損保ファミリーバイク特約に加入するにあたり、やはり気になるのが、実際のところ保険料がいくらかかるのか、という点ではないでしょうか?
人それぞれの加入条件によって保険料は大きく異なるため、必ず見積もりをとり、自分の予算を踏まえて加入を検討することをおすすめします。
口コミをチェックすると、保険料が安いと感じている人もいれば、高いと感じている人もいます。
ソニー損保公式サイトで一度見積もりをとり、見積もりに対してどう感じるのかを確かめてから申し込むことで、加入後に後悔するリスクを抑えることができます。
まとめ
ソニー損保では、単独のバイク保険を提供していません。しかし、自動車保険に付帯する形のファミリーバイク特約としてバイクに対する補償を利用することが可能です。
実際の口コミや評判を見ることで、ファミリーバイク特約の良い面と悪い面の両方について、理解が深まったのではないでしょうか。
ソニー損保のバイク保険は、全体的に良い口コミ・評判が多かったことが印象的です。
他者から借りたバイクでも保険が適用されたり、業務目的での加入ができるなど、補償範囲の広さが大きなメリットだと言えるでしょう。
しかし一方で、悪い口コミも見受けられました。
内容としては、ファミリーバイク特約を付帯したことで保険料が高くなったことや、ロードサービスが利用できないことについてです。
このように良い面・悪い面の双方に対する意見がありますので、どちらの意見も参考にして、納得できる形でファミリーバイク特約の加入を検討することをおすすめします。