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ネイキッドバイクに合うのは、どのようなファッションでしょうか。せっかくカッコいいバイクを所有するなら、服装もおしゃれにきめたいですよね。
ネイキッドバイクと一口に言っても、スタンダードタイプやカフェレーサータイプなど、車種によって様々なデザインがあります。
ネイキッドバイクという大きな括りで見るのではなく、自分自身がどのタイプのネイキッドバイクに乗っているのかを把握していると、もっと上手にコーディネートできるでしょう。
この記事では、ネイキッドバイクの種類ごとのファッションの基本に加えて、季節ごとのおすすめファッションやおしゃれコーデなどについて解説しています。
NGファッションについても紹介していますので、この記事でネイキッドバイクファッションについて理解を深めてください。
ネイキッドバイクのファッションの基本
ネイキッドバイクは、大きく分けて4種類のタイプがあります。
同じネイキッドバイクでもそれぞれデザインが異なるため、各タイプに合わせたファッションを選ぶのがおすすめです。
そこで、以下の4種類のネイキッドバイクのファッションの基本とNGファッションについて解説します。
これから購入予定もしくは、すでに購入済みのネイキッドバイクのタイプに合うファッションを参考にしてみてください。
スタンダードタイプ
スタンダードタイプのバイクは、ホンダの「CB400SF」や「CB400 SUPER FOUR」のようなザ・バイクといったデザインのものです。このタイプのバイクは、あらゆるファッションと相性が良いでしょう。
実際に、以下のファッションを合わせているライダーを多く見かけます。
ただしファッション選びのポイントとしては、比較的落ち着いたデザインのものを選ぶ方がしっくりくるでしょう。スポーティーファッションを取り入れる場合は、レーシングスーツのような派手すぎるものよりも少しシンプルめの方が合わせやすいです。
カフェレーサータイプ
カフェレーサーは、ネイキッドバイクをスポーツバイクにカスタムしていく過程で生まれたカスタムスタイルです。今ではバイクジャンルの1つへ派生し、バイクメーカーから純正のカフェレーサースタイルのバイクが発売されるようになっています。
見た目の大きな特徴としては、カフェシートとセパレートハンドルです。乗車姿勢はかなり前傾で、スーパースポーツに乗っているような姿勢になります。
実際にカフェレーサータイプのバイクに乗っている人は、以下の2種類のファッションを取り入れているのが印象的です。
- レザーファッション
- カジュアルファッション
少しアウトローな雰囲気を醸し出すカフェレーサータイプは、ファッションの中に少し悪っぽさ・クールさを取り入れるといいでしょう。
クラシックタイプ
クラシックタイプとは、オールドルックなデザインのバイクのことです。そのため、レザーファッションやビンテージファッションとの相性がいいでしょう。
1980年代ごろのクラシカルなデザインはそのままに、エンジンや足回りなどを最新のものにした現行モデルもあり、「ネオクラシックバイク」と呼ばれています。
クラシックバイクの服装については、以下の記事で詳しく解説していますので、こちらを参考にしてください。
>>ネオクラシックバイクに似合うファッションとは?おしゃれでカッコいいコーデ、アイテムを紹介
スポーツタイプ
スポーツタイプのネイキッドバイクは、名前のとおりスポーティーな見た目が特徴です。中にはスーパースポーツに近い派手めなデザインのものもあります。
ただ見た目がスポーティーなだけでなく、実際にサーキットのスポーツ走行で使用される車種もあり、走行性能に優れているのも特徴の一つです。
そんなスポーツタイプには、次のようなファッションがおすすめです。
レーシングスーツとの相性もいいのですが、街乗りやツーリングには適していません。主に街乗りやツーリングなどで使用する場合は、上記のファッションを取り入れるといいでしょう。
スポーツタイプのネイキッドバイクの服装については、以下の記事で詳しく解説しています。
ネイキッドバイクに合うおすすめファッションアイテム
一口にファッションといっても、上はヘルメットから下はブーツまで様々なアイテムがあります。ここでは、「スタンダードタイプ」と「カフェレーサータイプ」に合うおすすめのファッションアイテムを、アイテムごとに紹介します。
上記7種類のアイテムの特徴とおすすめの商品を解説しますので、参考にしてください。
スタンダード
まずは、スタンダードタイプにおすすめのアイテムを紹介します。前述したとおり、スタンダードタイプには比較的落ち着いたデザインのものを選ぶのがおすすめです。
■インナー
インナーは、アウタージャケットの内側に着用するもの。外側からは見られないので、デザインというよりは機能性で選ぶのがいいでしょう。
インナーというと、主に春・秋・冬など寒い時期に着用することが多いですね。防風性・保温性に優れたものを選ぶと寒い季節でも快適にライディングできます。
おすすめのアイテムには、以下の商品があります。
【RSタイチ】防風インナージャケット
フルストレッチの生地を採用していて、フィット感に優れたインナーウェアです。収納袋付きで、コンパクトに畳んで持ち運ぶこともできます。気温に合わせて手軽に脱着できて持ち運べる仕様は、さまざまな気候で重宝するでしょう。
■ジャケット
スタンダードタイプのネイキッドバイクは、幅広いジャケットとの相性がいいのも特徴の一つです。前述したとおり、以下の種類のジャケットを取り入れるといいでしょう。
- 王道のレザーファッション
- カジュアルファッション
- クラシックファッション
- スポーティーファッション
それでは、各ファッションにおすすめのジャケットを紹介します。
【デイトナ】シングルライダース DL-001
柔らかな牛革が使用されたレザージャケット。傷の少ない部位を使用しているため、見た目はとても綺麗な仕上がりになっています。中綿入りのインナージャケット付きで、幅広いシーズンで使用できる利便性の高さも特徴です。
【RSタイチ】RSJ335|クイックドライパーカー
ミリタリーテイストのカジュアルパーカージャケットです。肩・肘・背中にプロテクターが標準装備されていて、収納面も優れているのでツーリング時の着用に重宝するでしょう。生地は通気性に優れているため、春や夏など暖かい時期に着用できます。
【コミネ】LJ-534 シングルライダースレザージャケット
バッファローレザーにビンテージ加工を施した、シングルライダースジャケットです。立体裁断を採用しているため、レザージャケットでありながら運動性に優れています。肩・肘・脊椎にプロテクターが標準装備されているので、バイクに慣れていない人も安心してライディングできます。
【alpinestars(アルパインスターズ)】バイクジャケット T-MISSILE(T-ミサイル)AIRジャケット
胸に施された「alpinestars」のロゴが人目を引く、スポーティーでかっこいい見た目のジャケットです。スリーブ部分は少しカーブを描くような構造になっていて、乗車姿勢を取りやすい仕様。前傾姿勢での疲労を軽減してくれます。
■パンツ
ライディングパンツは、ジャケットの種類に合わせて選ぶと良いでしょう。おすすめの種類としては、以下のものが挙げられます。
- レザーファッション
- カジュアルファッション
- スポーティーファッション
それぞれのおすすめのアイテムを紹介しますので、併せてチェックしてみてください。
【デイトナ】レザーパンツ DL-005
牛革を使用したレザーパンツです。中綿入りの脱着可能なインナー付きで、春・秋・冬と長い期間着られる仕様になっています。プロテクター用のポケットも装備されているため、別途プロテクターを購入すれば保護性を高めることも可能です。
【デイトナ】ストレートカットジーンズ DB-001
少しゆったりフィットな見た目のデニムパンツです。通常のデニム生地よりも強度が高く、耐摩耗性・耐引裂性に優れたコーデュラ生地を使用しているため、保護性が高いのが特徴。レザージャケットやカジュアルなバイクウェアとの相性がよく、一本あれば着回しできます。
【alpinestars(アルパインスターズ)】2020レーサーパンツ
レーシングスーツやレーシングバイクで有名な、アルパインスターズのレーサーパンツです。大きくあしらわれたロゴが目を引く、シンプルかつかっこいいデザインです。部分的にメッシュ素材が使用されていて通気性にも優れているため、比較的暖かい時期にも着用できるでしょう。
■手袋
手袋もパンツと同様に、ジャケットのデザインと合わせるといいでしょう。おすすめの手袋の種類は以下のとおりです。
- レザーグローブ
- テキスタイルグローブ
- レーシンググローブ
レーシンググローブは、街乗りやツーリングにあまり適しているとは言えません。もちろん使用している人はいますが、手軽さに欠けます。
そのため、街乗りやツーリングで使用する場合はレザーグローブもしくはテキスタイルグローブを着用し、スポーツ走行を行う場合は、レーシンググローブを着用するといいでしょう。
【コミネ】ビンテージレザーグローブ GK-720
ゴートレザーを使用したビンテージスタイルのレザーグローブです。この製品はガンガットスタイルの製法で作られ、指部分の縫い目が外側に来る仕様になっています。指を痛めるリスクが軽減されるので、快適に着用することができます。
【コミネ】バイク用 プロテクトクーリングメッシュグローブ GK-243
メッシュ素材が使用され通気性に優れたバイクグローブです。ナックルガードを装備しているので、転倒や立ちゴケの際にケガをするリスクを軽減できます。
またこの製品は、サイズとカラーが豊富なのも特徴。9種類のカラーバリエーションと7種類のサイズから、自分に合ったものを選べるでしょう。
【ILM】バイクグローブ 本革
指先から手首までを保護するロングタイプのバイクグローブです。拳・指関節・手首周りにプロテクターが付いていて、保護性に優れています。またロングタイプのためグローブ内やジャケット内への風の侵入を防げ、寒い時期には快適に着用できます。
■ヘルメット
ヘルメットは、フルフェイスヘルメットがおすすめです。デザイン面がスタンダードタイプのネイキッドバイクと相性が良いのはもちろんのこと、保護性や快適性に優れています。
ただしデザインを選ぶときは、スポーティー過ぎず落ち着いたものを選ぶといいでしょう。派手すぎるとヘルメットだけが浮いてしまうので、注意してください。
【SHOEI】Glamster ブラック
単色でシンプルかつクラシカルな見た目のフルフェイスヘルメット。頭部と顎部分に通気口が備わっていて、走行風を効率よくヘルメット内に取り込むことが可能です。
カラーは、オフホワイト・ブラック・マットブラック・ラグナブルー・バサルトグレーの5色から選べます。愛車のバイクカラーと合わせて選べるのも嬉しいところです。
■ブーツ
ブーツは、クールなレザーブーツもしくはカジュアルなシューズタイプのものがおすすめです。街乗りやツーリングで利用するなら、シューズタイプの方が手軽で快適に履けるでしょう。
それぞれの商品を紹介しますので、チェックしてみてください。
【デイトナ】バイク用 ミドルブーツ
とてもシンプルなデザインのレザーブーツです。シフトパッドとくるぶしパッドが内蔵されているため、ライディング中に足を痛めてしまう心配がありません。
また脱着のしやすさもこの製品の魅力。サイドジップを開閉することで、簡単に脱着できます。
【コミネ】BK-096 ダイアルフィット WP ライディングシューズ
防水性に優れたライディングシューズです。夏場など雨の多い時期に重宝するでしょう。また、ダイアルフィットシステムを採用していて、脱着のしやすさも魅力です。ダイアルを回すだけで靴紐を締めることができるため、バイクグローブを着用したままでも問題ありません。
■プロテクター
ファッションの幅を広げたい場合は、インナープロテクターを着用することをおすすめします。インナープロテクターを着用することで、安全性を高めながら普段着をバイクウェアとして着ることが可能です。またプロテクターが付いていないバイクウェアを着用するときにも、保護性を高めるのに役立ちます。
そんなインナープロテクターは、かさばらず目立ちにくいものを選ぶのがおすすめです。特に私服の内側に着用する場合は、気をつけて選んでください。
インナープロテクターとしては、以下の商品がおすすめです。
【デイトナ】HBP-019
生地全面にストレッチ素材を使用し、フィット感に優れたインナープロテクターです。胸・肘・肩・背中にプロテクターが標準装備されています。
しかも、衝撃が加わると瞬間的に硬化する特殊なプロテクターを採用。通常時は柔らかいので、プロテクターのゴツゴツした感じが苦手な人でも快適に着られるでしょう。
カフェレーサー
続いて、カフェレーサータイプにおすすめのアイテムを、パーツごとに紹介します。少しアウトロー感のあるカフェレーサーは、クールさやちょい悪さを取り入れるといいでしょう。
■インナー
インナーはウェアは、時期や気温に適した性能面を重視して選ぶのがおすすめ。性能面として重視したいのは「保温性」です。
特にレザージャケットの着用を検討している人は、保温性のあるインナーは必須です。レザージャケットは保温性に欠けるため、インナーウェアで保温性を高めると寒い時期でも快適に着れるでしょう。
保温性の高いインナーとしては、以下の商品がおすすめです。
【デイトナ】ボア付き防風防寒インナー DI-007FA
裏ボア生地を採用したインナーウェアです。表面には防風生地も使用されているため、風が侵入するリスクを軽減できます。背面にストレッチ素材が使われているため前傾姿勢を取りやすく、快適にライディングできるでしょう。
■ジャケット
カフェレーサータイプにおすすめのライディングジャケットは、以下の2種類です。
- レザーファッション
- カジュアルファッション
上記のファッションにビンテージ感やちょい悪感を取り入れると、さらにカフェレーサーのルックスとマッチするでしょう。
アイテム選びに迷った場合は、以下の商品をチェックしてみてください。
【デイトナ】DL-006 カフェライダース
牛革にワックス加工を施した、オールドルックなシングルライダースです。肘と膝にあしらわれたステッチが、カフェレーサーらしい雰囲気を醸し出します。
またプロテクターを入れられるポケットも装備。別途プロテクターを購入すれば、保護性を高めることが可能です。
【HYOD(ヒョウドウ)】 STJ542N ST-W ROUNDEL ジャケット
キルト加工を施したシープレザーが人目を引くライディングジャケットです。脱着式の中綿入りインナーが付属されているので、防寒調整しやすくなっています。春や秋など気温の変化が激しい時期に重宝するでしょう。
■パンツ
カフェレーサータイプにおすすめのライディングパンツは、ジャケットと同じく以下の2種類です。
- レザーファッション
- カジュアルファッション
レトロな雰囲気を醸し出すカフェレーサーの場合は、レザージャケットにレザーパンツを合わせるスタイルも渋くカッコいいでしょう。
もし街乗りで気軽に乗りたい場合は、カジュアルな服装を選ぶと快適です。実際にSNSでカフェレーサーに乗るライダーの服装を見てみると、カジュアルファッションを取り入れている人が多い印象を受けます。
それでは、カフェレーサータイプに合わせやすいファッションを紹介します。
【RENHE】バイク用レザーパンツ
腰回りと膝部分にシャーリングが施された、運動性の高いレザーパンツです。通常のネイキッドバイクよりも前傾姿勢になるカフェレーサータイプでも、レザー素材が突っかかることなく快適に乗れるでしょう。
【コミネ】PK-726 フルイヤーケブラーデニムジーンズ
素材のお尻周り・膝周りを、デュポン社製ケブラーの裏地で強化したデニムジーンズです。両膝にハードプロテクターも標準装備されているので、保護性に優れています。
また、脱着可能な防水透湿ライナーが付属されているのも嬉しいところ。ある程度の雨なら凌ぐことが可能です。ただし完全防水ではないため注意してください。
デニムパンツは、カジュアルスタイルはもちろんのこと、レザージャケットとの相性もいいです。着回すのにとても便利なので、一着持っておくといいでしょう。
■手袋
手袋は、レザーグローブを合わせるとしっくりくるでしょう。カラーは、シンプルな黒またはブラウンなど落ち着いたデザインを合わせるのがおすすめです。
カフェレーサータイプに合うバイクグローブには、以下の商品があります。
【Joe Rocket】メンズバイク用グローブ カフェレーサースタイル
指部分と手首部分にシャーリングが施された、レザーながら運動性の高いグローブです。また要所にパンチングメッシュ加工も施されているため、蒸れるリスクが軽減され快適に着用できるでしょう。
また、ファスナーを開閉することで手軽に脱着できる仕様も嬉しいポイントです。レザーグローブの脱着のしにくさに懸念がある人でも、ストレスなく利用できます。
■ヘルメット
カフェレーサータイプもスタンダードタイプと同様に、フルフェイスヘルメットがおすすめです。セパレートハンドルを採用し、スポーティー感のあるルックスと相性がいいです。
ただしレトロな風合いもあるカフェレーサーには、派手めなデザインではなく落ち着いたものを選ぶとしっくりきます。
そんなカフェレーサーにおすすめなのは、以下の商品です。
【アライ】フルフェイス RAPIDE NEO
クラシックなスタイルをオマージュしながら、レーシングモデル同等の機能を兼ね備えたフルフェイスヘルメットです。頭部のベンチレーションが備わっていない分、とてもシンプルな見た目になっています。車種問わず幅広い車体に合わせやすいでしょう。
■ブーツ
カフェレーサータイプには、レザーブーツがおすすめです。無骨でゴツゴツしたレザーブーツも合いますし、カジュアルなシューズタイプのものも合います。
またブーツを選ぶ際は、シフトパッドが付いているものを選ぶようにしましょう。シフトパッドがない場合、少しのライディングでも足の甲を痛めてしまう恐れがあります。ギアチェンジが苦痛になると、走行の安全性にも支障が出るので要注意です。
おすすめのブーツには、以下のような商品があります。
【AVIREX(アヴィレックス)】YAMATO
少し無骨さを感じられるハイカットのレザーブーツです。「あまりゴツゴツしたのは苦手だけど、シンプルすぎるのも物足りない」という人におすすめでしょう。
親指の甲部分にシフトパッドが付いているので、足を痛めてしまう心配がありません。また、サイドファスナーを開閉することにより脱着できる手軽さも魅力です。
■プロテクター
プロテクターは、インナープロテクターを活用することをおすすめします。インナープロテクターを着用することで、保護性を確保しながら自分の好きな服装をバイクウェアとして使用できます。
選ぶポイントとしては、プロテクターのゴツゴツした感じが目立たないものを選ぶのがいいでしょう。特に街乗りで利用する場合は、インナープロテクターが目立つと見た目に違和感が出てしまいます。
以下のような商品がおすすめです。
【コミネ】アーマードトップインナーウェア SK-625
伸縮性と吸汗性・保護性に優れたインナープロテクターです。肩・肘に装備されたプロテクターはソフトタイプのものなので、目立ちにくいでしょう。
また脱着のしやすさも魅力です。フロントジップを開閉することにより着脱する羽織タイプの商品なので、着用するときのストレスがありません。
【季節別】おしゃれでカッコいいネイキッドバイクファッション(服装)の基本とコーディネート
ネイキッドバイクを初めて購入したという人は、どのような服装で乗るのがしっくりくるのか迷われるかもしれません。「おしゃれに乗りたい!」このような思いがある人は、コーディネートをチェックしておきましょう。
ここでは、春・夏・秋・冬と季節ごとに最適なファッションを紹介します。季節に応じた選び方のポイントも解説しますので、参考にしてみてください。
スタンダードタイプの季節ごとのコーディネート
スタンダードタイプのネイキッドバイクは幅広いファッションと合わせやすいので、服装選びを比較的楽に行えるでしょう。前述したとおり、スタンダードバイクの服装を選ぶときは、以下のファッションを基準に選ぶのがおすすめです。
- 王道のレザーファッション
- カジュアルファッション
- クラシックファッション
- スポーティーファッション
ここでは上記のファッションをもとに、春・夏・秋・冬と季節に応じたコーディネートを紹介します。
■【スタンダードタイプ】春のコーデ
春(3月~6月)は、時期や時間帯による気温差に注意が必要な季節です。春先は冬のように寒く、春の終わりは汗ばむような日があることも珍しくありません。
また時間帯によっても大きく変化します。朝方や夜は冷え込み、体感温度がマイナスになることがあります。一方で、昼間はポカポカ陽気で防寒対策をしすぎると汗をかいてしまうこともあるでしょう。
春の服装のポイントは、防寒調整がしやすい服装を選ぶことです。バイク専用ウェアには、インナーウェアが付属していて防寒調整を簡単に行えるものがあります。
以下の組み合わせを取り入れてみてください。
それでは、おすすめの商品を紹介します。
【RSタイチ】RSJ330|コーデュラ フーディ
一見私服と見間違えてしまうほどカジュアルなパーカースタイルのライディングジャケットです。耐摩耗性・耐久性に優れたコーデュラ生地を使用していたり、リフレクターやバタつき防止用の装備が備わっていたりと、ライディングに適した仕様になっています。
またフロントジップを開閉することにより簡単に脱着できます。インナーを着替えたり脱いだりする際に手間がかからないので、春のライディングに重宝するでしょう。
【デイトナ】ストレートカットジーンズ DB-001
耐摩耗性・耐久性に優れた厚手のコーデュラ生地を使用したデニムパンツです。このデニムパンツの形状は、バイクの跨りやすさとライディング姿勢の取りやすさを考えて設計されています。そのため、長時間のライディングでも疲れるリスクを軽減してくれます。
少しゆったりとしたルックスは、パーカージャケットとの相性がいいでしょう。
■【スタンダードタイプ】夏のコーデ
夏(6月~9月)は、気温の高さと日光の強さに注意が必要な時期です。やってしまいがちなこととしては、半袖半ズボンでのライディング。ケガのリスクが高まることはもちろん、日焼けや火傷のリスクも高まるのでやめておきましょう。
夏であっても長袖長ズボンでのライディングが必須です。ライディングウェアの中には、メッシュ生地が使われていたりベンチレーションが備わっていたりと通気性の高いものがあるので、そのようなウェアを選べば快適に着られます。
またレザー素材のものを選ぶ際は、パンチングメッシュ加工を施しているものがおすすめです。通気性が高いため、ウェア内が蒸れてしまうリスクを軽減できます。
夏には、以下の組み合わせがおすすめです。
おすすめ商品を紹介します。
【コミネ】プロテクトフルメッシュジャケット JK-128
フルメッシュかつフルプロテクション仕様のライディングジャケットです。走行風を利用して効率よくウェア内の空気を外側に排出させられるため、暑い夏場でも快適に着用できます。
またスポーティーなデザインは、スタンダードタイプのネイキッドバイクとの相性がいいでしょう。カラーは全部で16種類揃っているので、自分の好みやバイクカラーに合わせ選ぶことができますよ。
【コミネ】PK-7433 プロテクトライディングメッシュパンツ
生地の要所にメッシュ生地が採用されたライディングパンツです。前方部分に幅広くメッシュ生地が使われているので、走行風を効率よくウェア内に取り入れられます。
運動性に配慮されているのも嬉しいところ。膝部分にシャーリングが施されているため、膝の曲げ伸ばしが行いやすく、乗車姿勢を取りやすいのが特徴です。
単色(黒)のシンプルなデザインなので、様々なジャケットデザインと合わせやすいでしょう。
■【スタンダードタイプ】秋のコーデ
秋(9月~11月)は、春と同じく時期や時間帯による温度変化に注意が必要です。秋口は汗をかくほど暑い日が多く、秋の終わり頃には体感温度がマイナスになることもあります。
また時間帯によっても気温が大きく変化します。朝方は凍えるほど寒く、日中は上着がなくても快適に過ごせるほど温度が高くなることも珍しくありません。
そのため秋の服装には、脱着がしやすく防寒調整を行いやすいものを選ぶのがおすすめです。3シーズン用のライディングジャケットを選べば、脱着可能なインナーが付いていることが多く、別途インナーウェアを購入する手間も省けます。
さらに、秋はレザージャケットを快適に着られる時期でもあります。この時期にレザージャケットでのライディングを堪能するのもいいでしょう。
秋は、以下の組み合わせがおすすめです。
ライディング用に作られたレザージャケットの中には、インナーウェアが付属しているものもあります。そのようなアイテムを選べば、防寒調整をしやすくなるので気温の変化が激しい秋でも快適に着られます。
【デイトナ】シングルライダース DL-002
牛革を使用した襟付きのシングルライダースです。脱着式のインナーベストが付いているため、防寒調整を行いやすい仕様。朝から夕方まで1日かけてツーリングに出かける際に重宝するでしょう。
ただしプロテクターが付いていないので注意してください。ケガのリスクを軽減するために、別売りのプロテクターを装備するかインナープロテクターを着用することをおすすめします。
【デイトナ】スリムフィットジーンズ DB-002
ストレッチ生地を採用し、伸縮性と運動性に優れたデニムパンツ。足のラインが綺麗に見え、フィット感のあるデニムパンツが好きな人におすすめです。
スリムなシルエットですが、股下部分がバイクに跨りやすく乗車姿勢を取りやすいように工夫されています。
■【スタンダードタイプ】冬のコーデ
冬(12月~3月)は、寒さに注意が必要な季節です。服装を選ぶ際には、防寒性・防風性・保温性など暖かくライディングできるものを選びましょう。
ライディング時には体感温度が急激に下がることに要注意。日中に日差しが出て暖かく感じられても、バイクを運転すると体感温度がマイナスになることも珍しくありません。
そのため、防寒対策をしっかり行ってから運転するようにしましょう。冬の服装は、以下の組み合わせがおすすめです。
それでは、おすすめ商品を紹介します。
【コミネ】JK-616 プロテクトウォータープルーフストレッチャブルウインターパーカ
中綿入りで保温性の高い、アウトドアスタイルのライディングジャケットです。ウインドスカートが付属されていて、ジャケット下から侵入してくる冷気を防ぐことができます。
普段着のアウターとしても着られるほどカジュアルな見た目なので、街乗りの際にも重宝するでしょう。
【コミネ】PK-908 ウィンターオーバーパンツU
防風性・防水性・保温性に優れたオーバーパンツです。中綿入りなので冬場でもかなり暖かく着られるでしょう。
また右側にあるサイドジップを開くとフルオープンになる仕様で、靴を履きながらでも脱着できるのも魅力的です。冬場にサービスエリアや飲食店に入ると、暖房が効いていて暑く感じることもあります。そのような場面でもサッと脱げるのは嬉しいところです。
カフェレーサータイプの季節ごとのコーディネート
レトロな雰囲気の中にスポーティーさを醸し出すカフェレーサーには、以下の2種類のファッションがおすすめです。
- レザーファッション
- カジュアルファッション
車種によってレトロな風合いが強いものからスポーツバイクよりのものまで、デザインが様々です。ご自身が乗車するバイクに合わせて、上記2種類のファッションからフィットする服装を選んでみましょう。
それでは、春・夏・秋・冬それぞれにおすすめのコーディネートを紹介します。
■【カフェレーサータイプ】春のコーデ
時期と時間帯による温度差が激しい春には、防寒調整を行いやすい服装を選ぶのがおすすめです。特に1日かけてツーリングに出かける際は、アウターもしくはインナーを重ね着し、気温によって脱着できるようにしておくと快適に過ごせます。
そんな春のライディングにおすすめのコーディネートは、次の組み合わせです。
春の暖かい時期は、レザージャケットを快適に着られます。上下レザースタイルをうまく着こなすのはなかなか難しいですが、この機会にチャレンジしてみるのもいいでしょう。
レザージャケットは防風性には優れていますが保温性に欠けるため、長時間ツーリングなどに出かける場合は着脱できるインナーで保温性を確保してください。
【Liugoo Leathers(リューグーレザーズ)】トラッカーシングルライダースジャケット 4736
スリムなシルエットにクラシカルな雰囲気を醸し出す、襟付きシングルライダースジャケットです。肩にアクションプリーツが施されているため、乗車姿勢を取っても生地が突っ張ることなく快適に着られます。
またジャケットの裏地にはキルティング加工が施されていて、保温性が高いのも魅力的です。
【Liugoo Leathers(リューグーレザーズ)】スリムフィットレザーパンツ STP02A
足のラインが綺麗に見えるスリムフィットレザーパンツ。この製品に使用されているプレミアムカウレザーは、伸縮性と丈夫さが特徴です。
上記で紹介した「トラッカーシングルライダースジャケット」と同じカウレザーなので、上下セットでコーディネートするといいでしょう。
■【カフェレーサータイプ】夏のコーデ
夏は、通気性の高いコーディネートを意識することをおすすめします。ウェア内に熱がこもると汗をかきやすくなったり、熱中症にかかるリスクが増えるためです。
ただし、半袖半ズボンは危険性が高いのでやめましょう。事故時のケガのリスクが高まることはもちろんのこと、日差しによる日焼けや火傷のリスクも高まります。転倒時にバイクと地面に足が挟まれた場合には、エンジン熱で大火傷する可能性もあります。
そのため夏場であっても、最低限長袖長ズボンで乗車するようにしてください。
夏におすすめなのは、カジュアルコーデで涼しくライディングすることです。カジュアルコーデを取り入れる場合は、以下のスタイルがいいでしょう。
おすすめの商品を紹介します。
【vanson Leathers】MA-1 メッシュジャケットTVS2402S
フルメッシュ素材とストレッチ生地を採用した、ミリタリーテイストのメッシュジャケットです。通気性に優れているため、夏でも快適に着られます。
また両胸と両腕・背中に施された刺繍が醸し出すちょい悪感は、カフェレーサーとの相性がいいでしょう。肩・肘・背中・胸部にプロテクターが標準装備されているので、保護性にも優れていて安心です。
【コミネ】KVジーンズ WJ-735R
膝とお尻部分の裏地に高強度繊維ケブラー生地を使用した、レギュラーフィットタイプのストレートジーンズです。腰部分にはストレッチパネルが設けられていて、乗車姿勢になった際に生地が突っ張らないように工夫されています。
■【カフェレーサータイプ】秋のコーデ
秋は、春と同様に時期と時間帯によって気温の変化が激しい時期です。そのため、脱着しやすく防寒調整を簡単に行える服装を選ぶといいでしょう。
また秋は紅葉シーズンでもあり、ツーリング先でアウトドアをしたり紅葉狩りをしたりするケースも考えられます。そのため、カジュアルで動きやすい服装を選ぶと1日を快適に過ごせます。
そんな秋におすすめのコーデは、以下の組み合わせです。
それでは、おすすめの商品を紹介します。
【デイトナ】ソフトシェルジャケット DJ-005
防風性とストレッチ性に優れた、アウトドアテイストのテキスタイルジャケットです。この製品はインナーで防寒調整できるように、あらかじめ大きめに作られているのが特徴。重ね着をする際に窮屈になることを懸念する人には、この製品がおすすめです。
【デイトナ】ソフトシェルパンツ DB-003
防風性と保温性・ストレッチ性に優れたテキスタイルパンツです。パンツの裏地はフリース素材が使用されているため、肌触りがよく暖かく着られます。
また、ふくらはぎ部分の内側にはヒートガードを搭載。エンジン熱でパンツが溶けてしまう心配がありません。
■【カフェレーサータイプ】冬のコーデ
冬は、とにかく防寒対策をしっかり行うことが重要です。ライディング中は体感温度がマイナスになることも珍しくありません。体が冷えると運動性と集中力が急激に下がるため、事故につながる可能性もあります。
冬の服装選びのポイントは、重ね着をすることです。少しごわつく感じはありますが、重ね着をすることで暖かく快適に運転できます。
またアウターやインナーの組み合わせを変えることで、様々なコーディネートを楽しめるのもポイントです。ここでは、冬におすすめの重ね着のコーディネートを紹介します。
冬の重ね着スタイルとしては、以下の組み合わせがおすすめです。
それぞれにおすすめの商品を紹介します。
【コミネ】LJ-534 シングルライダースレザージャケット
バッファローレザーを使用し、ビンテージ加工を施したレザージャケットです。少しレトロ感のある見た目は、カフェレーサーとの相性がいいでしょう。また立体裁断やプロテクター標準装備など、ライディングに必要な機能が十分に備わっているのもおすすめポイントです。
【リーバイス】バットウィングプルオーバーフーディー
胸部分にあしらわれた、リーバイスのロゴが目を引くパーカーです。全体的にシンプルなデザインなので、レザージャケットに合わせやすいでしょう。ライディング以外にも私服として使用できるため、1枚持っておくと便利ですよ。
【デイトナ】ウォームストレートジーンズ DB-004
裏地に起毛フリース素材を使用した、防風性と保温性に優れたデニムパンツです。前傾姿勢で裾が見えにくいようなシルエットになっていたり、高強度のコーデュラ生地を使用していたりするなど、安全かつ快適なライディングをするための工夫が施されています。
また膝にプロテクターが標準装備されていて、保護性が高いのも魅力。転倒時や立ちゴケの際にケガをするリスクを抑えられます。
おすすめネイキッドバイクのファッション(服装)ブランド
続いて、ネイキッドバイクの服装選びにおすすめのファッションブランドを紹介します。取り上げるのは、以下の3ブランドです。
それぞれどのようなブランドなのかについても解説しますので、ブランド選びに迷っている人はぜひ参考にしてください。
デイトナ
デイトナは、静岡県周智郡森町に本社を構える企業です。オートバイパーツアフターパーツの企画・開発・販売を行っています。
バイクファッションアイテムとしては、ウェア・インナー・パンツ・プロテクター・ヘルメットなど幅広い商品を取り扱っています。
中でも特徴的なのは、レザージャケットの機能性の高さです。特に、3シーズンで着られる利便性の高いレザージャケットを探している人は、デイトナを利用するといいでしょう。
脱着可能で便利な中綿入りインナーを付属したレザージャケットやレザーパンツを購入することが可能です。防寒調整を行いやすいので、春や秋に重宝するでしょう。
【デイトナ】レザーパンツ DL-005
牛革を使用したレザージャケットです。脱着式のインナーベストが付属されていて、防寒調整を行いやすい仕様になっています。
またジャケットがめくれ上がるのを防止できるパンツジョイントも付属。転倒時にジャケットがめくれ上がり大ケガにつながるリスクを防止できたり、ウェア内への冷たい空気の侵入を抑えられたりします。
【デイトナ】レザーパンツ DL-005
牛革を使用したレザーパンツです。中綿インナー付属で3シーズンに対応しています。プロテクター用のポケットが付いているので、別売りのプロテクターを取り付ければ保護性を高めることが可能です。
コミネ
コミネは東京都荒川区に本社を置く、オートバイ用品の企画・製造・販売を行う企業です。コスパが良く、幅広いレベルの人におすすめのブランドです。
コミネのおすすめポイントは、デザインやサイズが豊富な商品を見つけやすいこと。
バイクウェアの多くは、カラーやサイズが限られているケースが多くあります。しかしコミネの商品の中には、10種類以上のバリエーションが揃っているアイテムや、男性用だけでなく女性用サイズまで充実している商品などがあります。
例えば、以下のジャケットはカラーバリエーションが豊富で、自分の好きなデザインのものを見つけやすいですよ。
【コミネ】JK-114 プロテクトメッシュパーカー・テン
前面と背面に幅広くメッシュ生地を使用した、パーカースタイルのテキスタイルジャケットです。カラーバリエーションは全部で10種類以上。シンプルなデザインから迷彩柄のような派手めなものまで揃っています。
vason Leathers
vanson Leathersは1974年にアメリカで設立された、ライダースジャケットを製造・販売する企業です。ライディングウェアをはじめ、帽子やTシャツ・ショルダーポーチ・プロテクター・グローブなど幅広い商品を取り扱っています。
そんなvanson Leathersは、ちょい悪感のあるアイテムを探すのに最適なブランドです。当ブランドでは「vanson」の大きなロゴに加えて、龍や蛇・翼などの大きめの刺繍が施されたジャケットやパンツを多く販売しています。
かっこいいデザインの中にちょい悪な雰囲気を醸し出すアイテムが多いので、カフェレーサーに合わせるアイテムを探す際に重宝するでしょう。
例えば、以下の商品が販売されています。
【vanson Leathers】VS24101S メッシュMA-1ジャケット
フルメッシュ仕様で通気性に優れたMA-1ジャケットです。両腕の「vanson」ロゴと、両胸・背中の大きめの刺繍が人目を引くデザインになっています。
またプロテクターが標準装備され、保護性に優れているのも魅力です。肩・肘・背中・胸にそれぞれプロテクターが付いているので、ケガのリスクを軽減することができます。
まとめ
この記事では、ネイキッドバイクの中でもスタンダードタイプとカフェレーサータイプのファッションの基本とコーディネートについて解説しました。
改めてまとめると、それぞれのおすすめのファッションは以下のとおりです。
スタンダードタイプ | カフェレーサータイプ |
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●王道のレザーファッション ●カジュアルファッション ●クラシックファッション ●スポーティーファッション | ●レザーファッション ●カジュアルファッション |
服装選びをする際には、上記のファッションに加えて季節ごとの特徴も考慮することをおすすめします。季節に応じてアイテムの組み合わせを工夫して、快適且つおしゃれなファッションを目指しましょう。