旧車バイクに似合うファッション(服装)とは?おしゃれでカッコいいコーデ、アイテムを紹介

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旧車バイクは他のバイクと比べて味があり、どのような服装を選べばいいのか迷う人もいるでしょう。この記事では、旧車バイクに似合うファッションとおすすめのアイテムについて紹介します。

旧車バイクと聞くとレザージャケットで渋く決めているライダーをイメージしがちですが、意外にもカジュアルな服装で乗っている人が多くいます。

シャツジャケットやパーカージャケット、Tシャツなど、かなりラフな格好をしたライダーも見かけます。

また旧車バイクと聞くと上級者のイメージがあり、服装に悩む人もいるかもしれません。しかし、気負うことなく自分の好きな服装で乗るのが一番おすすめです。

もし服装選びに悩んでいる場合は、この記事でおすすめのアイテムをチェックしてみてください。

旧車バイクの種類を解説!メーカー・車種問わず9種類ピックアップ

旧車バイクにはどんな種類があるのでしょうか。旧車バイクの定義は曖昧ですが、一般的には販売が終了してしまった絶版モデルで、特定の年代に製造されたバイクのことを指します。

特に20年以上前に製造され、なおかつ現在でも人気がある、価値の高いモデルを指すことが多いようです。

ただ具体的な製造年度が明確に定義されているわけではないため、自分の所有しているバイクや購入したいバイクが旧車なのか迷う人もいるでしょう。

そこでここでは、旧車として有名なバイクを9種類紹介します。

旧車の有名どころ9選
  1. Z400FX
  2. SR
  3. GPZ900R
  4. メグロK(スタミナK1)
  5. GT380
  6. CB750
  7. GB250 CLUBMAN(クラブマン)
  8. Z750LTD
  9. Z1000R

それぞれの車体の特徴や歴史などについても記載しますので、旧車にはどのような種類があるのか知りたい人は参考にしてください。

Z400FX

1979年から1982年にカワサキが製造していた、空冷4ストローク直列4気筒の400ccバイク。シンプルながら無骨感のある見た目が特徴です。

1980年代初頭に、4気筒の400ccバイクのブームを作ったと言っても過言ではないほど、当時絶大な人気を誇っていました。

不良漫画で暴走族が乗っている車種としても有名であり、実際に改造をして乗っている人も見かけます。中には、族車のイメージを持つ人もいるかもしれません。

現在でも買いたいという人が多く、中古価格も値上がりしています。販売当時の価格が38万5000円だったのに対し、現在では700万円以上で販売されている車体もあります。

当時どれほどの人気があり、その人気が廃れることなく現代まで続いているというのが、中古価格からよく分かるのではないでしょうか。

SR

1978年からヤマハが製造・販売を行う、単気筒のオンロードスポーツバイクです。SRは「Single Road sport」の頭文字を取っているとのこと。

初心者からベテランまで多くのライダーに人気のあった車種ですが、排ガス規制や安全装置搭載義務などの影響により2021年に生産が終了となりました。

特徴的なのは、エンジンの始動方法がキックスタートということ。セルボタンがなく、キックでエンジンをかけます。

キックスタートがSRの醍醐味だという人もいますが、キックのやり方にはコツがあり、なかなかエンジンがかからないこともしばしばです。うまい人なら1回でかけてしまいますが、初めての場合は少しハードルが高いと感じてしまうかもしれません。

GPZ900R

1984年に川崎重工によって発売された水冷4ストローク・DOHC4バルブ・並列4気筒で、908ccのバイクです。スーパースポーツタイプで、発売当時では最速機となる最高時速250km以上を達成しました。

また映画「トップガン」でトム・クルーズが乗っていたことでも有名で、世界的に注目を集めました。

このバイクはヨーロッパ・北米向けの製品だったため、日本らしい「Ninja(ニンジャ)」という名前がつけられたそうです。現在もカワサキからニンジャが発売されていますが、それらの初代がGPZ900Rです。

長年にわたり人気を博してきたGPZ900Rは、排ガス規制の強化を受け、2003年6月に生産終了となりました。

メグロK(スタミナK1)

1960年代に目黒製作所(のちにカワサキに吸収合併)が発売した、OHVバーチカルツインエンジン搭載のロードスポーツモデルのバイクです。

当時はこのバイクが、警察の白バイに使われていたようで、1964年の東京オリンピックで活躍した白バイもメグロKとのこと。

目黒製作所が吸収合併された後は、カワサキブランドでK2やWシリーズといった車種が発売され、メグロKのテイストを引き継いでいます。

見た目はまさに旧車といったデザインで、シンプルながらも渋さを感じさせられます。旧車マニアからは今でも絶大な人気があり、SNSなどにも綺麗に磨かれた車体が投稿されています。

GT380

1972年にスズキが発売したバイクです。空冷2ストローク・直列3気筒エンジン(6速トランスミッション)を搭載したロードスポーツモデルです。通称「サンパチ」と呼ばれています。

スズキの軽自動車「2代目フロンテ」のノウハウが投入されたGT380は、当時350ccが主流だった中、380ccのバイクとして発売されました。

車体バランスが良く穏やかな乗り心地で、自動車教習所にも導入されていたそう。

そんなGT380の特徴は、幅広なボディと4気筒マフラーです。380ccながら750ccの要素が取り入れられています。さらに3気筒エンジンが加わることにより、重厚感のある印象を受けるルックスです。

現在でも旧車好きのライダーから人気があり、中古価格で400万円以上で売られているものもあるほど。中にはカスタマイズして乗る人も多く、カフェレーサー風や族車風に改造している車体も見受けられます。

CB750

1992年から2008年にかけてにホンダが発売した、空冷4ストローク・DOHC4気筒エンジンを搭載したロードスポーツバイクです。1990年代においてはネイキッドスポーツとして位置付けられました。

人によるかもしれませんが、見た目はザ・ネイキッドバイクといった感じです。ネイキッドバイクと言われて、CB750をイメージする人も多いのではないでしょうか。教習車としても使用されており、多くのライダーに馴染みのある車体です。

GB250 CLUBMAN(クラブマン)

1983年にホンダが発売した、空冷4ストローク・単気筒エンジンのネイキッドスポーツバイクです。1960年代風のレトロ感漂うスタイルを維持しつつ、当時における高性能な装備を搭載しています。

またメッキ仕上げのメーター・金属製のフェンダーの高級感ある仕上がりに加え、ヴィンテージ感漂うメーターデザインなど、見た目にこだわったデザインも特徴と言えるでしょう。

ネット上に投稿されている画像を見ると、カフェレーサースタイルにカスタマイズされた車体も多く見受けられます。

Z750LTD

1980年にカワサキが発売した、空冷4ストローク・直列4気筒DOHC2バルブエンジン搭載のバイクです。Z750LTDが発売された当時はアメリカンブームで、当バイクもプルバックハンドルとローシートでアメリカンスタイルの車体です。

Z1000R

1982年から1983年にカワサキが製造・販売したレーサータイプのオートバイです。本場アメリカのAMAスーパーバイクレースで優勝した、カワサキZ1000Jをモデルに作られました。

エンジンは、空冷4ストローク・DOHC並列4気筒のものを搭載しています。

鮮やかなライムグリーンのカラーリングと、スクエアタイプのビキニカウルが特徴的で、印象に残りやすい見た目です。

現在でも乗っているライダーが多く、路上で目にしたことがある人も多いでしょう。

【Z400FX】バイクに似合うおすすめファッションコーディネートとアイテム

Z400FXに似合うおすすめファッションコーディネートとアイテム

Z400FXは、カジュアルな服装が似合うでしょう。パーカーのようなラフなスタイルのライダーもいれば、革ジャンでかっこよく乗っているライダーもいます。

人それぞれではありますが、どちらかというと、ラフなスタイルを多く見かけるように感じます。

反対にスポーティーなライディングジャケットや、レーシングスーツを着用しているライダーはあまり見受けない印象です。

Z400FXにおすすめのアイテムには、以下の商品があります。

【RSタイチ】RSJ330|コーデュラ フーディ

シンプルなデザインのパーカースタイルのライディングジャケットです。チャック付きではありませんが、収納用のポケットが付いているので、携帯や鍵などの小物を手元に持っておくのに便利です。

高強度の生地が採用されており、肩・肘・背中にプロテクターが標準装備されているため、安全面でもおすすめのアイテムです。

【8(エイト)】BDU カーゴパンツ ワイド ミリタリーパンツ

ミリタリーテイストで、幅広なシルエットのカーゴパンツです。ワイルドさ・ゆるさ・ラフさをファッションに取り入れられ、パーカーとの相性もいいでしょう。

カラーバリエーションが豊富なのも特徴で、16パターンから選べます。バイク専用パンツではなく、保護性には劣るため注意してください。

パンツタイプのインナープロテクターを一緒に着用すると保護性を補えます。

【デイトナ】シングルライダース DL-001

上質な牛革を使用した、シンプルでスタイリッシュなレザージャケットです。前傾姿勢を取りやすい立体裁断の採用や、パンツジョイントが装備されているなど、快適なライディングを実現できる機能が備わっています。

プロテクターは標準装備されていませんが、別売りのプロテクターを購入すれば装着可能です。

【デイトナ】スリムフィットジーンズ DB-002

ストレッチ性のある生地を採用したデニムパンツです。ライディング姿勢を取りやすい形状をしているだけでなく、直立時に綺麗に見えるシルエットに仕上げられた一品です。

またプロテクターが標準装備され、保護性にも優れています。動きやすさ・かっこよさ・安全性を兼ね備えたデニムパンツを探している人におすすめです。

【Z400FXに似合うファッションとNGファッション】

ファッションの基本おすすめのコーデNGファッション
・カジュアルな服装・パーカースタイル
・レザースタイル
・半袖短パン
・スポーティーなライディングジャケット
・レーシングスーツ

【SR】バイクに似合うおすすめファッションコーディネートとアイテム

SRに似合うおすすめファッションコーディネートとアイテム

SRは街乗りでゆったりとライディングするのに最適なバイクです。そのためカジュアルな服装と合わせると、バイクとの相性もよく、街中でも浮くことがないでしょう。

またSRはカスタムして乗っている人が多い印象です。中古車市場でもノーカスタム車が貴重な印象を受けるほどです。

特にハンドルをセパハンにして、カフェレーサースタイルにカスタムしている車体を多く見かけます。

そんなSRに乗るライダーは、レザージャケットやミリタリージャケットを取り入れている人が多いように感じます。

【コミネ】LJ-534 シングルライダースレザージャケット

牛革をヴィンテージ加工で仕上げた、シングルライダースジャケットです。レトロ感溢れる見た目が、旧車との相性バッチリでしょう。

またライディングに適した機能性にも優れています。肩にはアクションプリーツが施されており、乗車姿勢をとった時に生地の突っ張りを軽減してくれます。

レザージャケットの柔軟性の低い着心地が苦手な人でも、比較的快適に着られるでしょう。

【コミネ】WJ-747S KV ジーンズ

スリムフィットタイプのデニムパンツです。両膝の生地には、高強度生地ケブラーを補強として使用しています。

裾をロールアップするとリフレクターが使用でき、夜間走行にも安心です。伸縮性の高い生地が採用されているため、普段街乗りで利用する人に重宝するでしょう。

【バンソン】VS24102S MA-1 type MESH JACKET

通気性の高いメッシュ生地をベースに作られた、3シーズンタイプのMA-1ジャケットです。脱着可能で持ち運びに便利なポケッタブル式防風インナーが付いているので、季節や気候に合わせて着まわせます。

プロテクターは肩・肘・脊椎・胸部の4点フル装備となっており、保護性能も抜群です。

【Levi’s(リーバイス)】『502』レギュラーテーパードジーンズ】

ストレッチデニム生地を採用した、レギュラーフィットタイプのジーンズです。ウォッシュ加工が施されており、ヴィンテージ感のある見た目はSRとの相性がいいでしょう。

【SRに似合うファッションとNGファッション】

ファッションの基本おすすめのコーデNGファッション
・カジュアルな服装・レザースタイル
・ミリタリースタイル
・半袖短パン
・スポーティーなライディングジャケット
・レーシングスーツ

【CB750】バイクに似合うおすすめファッションコーディネートとアイテム

CB750に似合うおすすめファッションコーディネートとアイテム

CB750には、カジュアルなファッションが合わせやすいでしょう。実際のライダーを見ると、テキスタイルジャケット・パーカージャケット・ミリタリージャケット・レザージャケットなど服装は様々ですが、カジュアルに着こなしている人が多い印象です。

どの服装もCB750にマッチしていて、かっこいい印象を受けます。

またCB750はスポーティーさも感じられるデザインなので、スポーティーなライディングジャケットを合わせてもいいでしょう。

【バンソン】VS23108W MA-1 ナイロンジャケット

MA-1タイプのナイロンジャケットです。両腕と背中に大きめにあしらわれた「vanson」のロゴが目を引きます。

ジャケット自体が厚手のようで、冬は暖かいとの口コミも見受けられます。さらに脱着可能な中綿入りインナー付属のため、秋・冬・春の幅広いシーズンで重宝するでしょう。

【56design】クシタニコラボ UTILITY PARKER

温度調節のために着る、ミッドレイヤー仕様のパーカーです。ウェア製作をクシタニが、デザインを56designが担当しています。

ミッドレイヤーではありますが、前後にあしらわれた大きめのロゴデザインにより、アウターとして着てもおしゃれでしょう。

【コミネ】JK-114 プロテクトメッシュパーカ – テン

テキスタイル素材とメッシュ生地が使われたパーカージャケットです。テキスタイル部分に特殊反射プリントが使われ、夜間の視認性が高い仕様になっています。

また胸・肩・肘・背中にプロテクターを標準装備し、保護性にも優れています。カラーバリエーションは10種類以上ありデザインも選びやすいアイテムです。

【Levi’s(リーバイス)】501(R) オリジナルフィット

太ももから裾までが一直線のシルエットになっているのが特徴の、レギュラーストレートジーンズです。フロントに採用されたボタンフライは、綺麗なシルエットに整えてくれる効果があります。

購入者レビューの中には、「ボタンフライがかっこいい」との意見も見受けられます。

【CB750に似合うファッションとNGファッション】

ファッションの基本おすすめのコーデNGファッション
・カジュアルな服装・テキスタイルライディングジャケット
・パーカースタイル
・レザースタイル
・ミリタリースタイル
・半袖短パン
・レーシングスーツ

【Z1000R】バイクに似合うおすすめファッションコーディネートとアイテム

Z1000Rに似合うおすすめファッションコーディネートとアイテム

Z1000Rはカジュアルな服装から重厚系のライディングジャケットまで、幅広い服装に合わせやすいでしょう。またレーシングバイクであるZ1000Jをベースに作られたバイクなので、スポーティーなライディングジャケットとの相性もいいです。

実際のライダーを見ると、ラフな私服やレザージャケット、重厚系のライディングジャケットなど、様々な服装で乗っているのが分かります。

黒色や緑色のカラーが入ったジャケットをチョイスすると、ローソンレプリカのカラーリングとリンクしてより上級者コーディネートができるでしょう。

【エルフ】イデアールメッシュジャケット EJ-S103

メッシュ生地を使用したスポーティーなライディングジャケットです。カラーは7種類揃っています。

「ブラック&グリーン」は、Z1000Rのデザインとの相性がいいでしょう。少し派手めのデザインですが、レビューには「かっこいい」「デザインが好き」といったコメントが見受けられます。

【エルフ】スポルトデニムパンツ EP-A303

運動性・保護性と、収納面に優れたライディングパンツです。チャック付きのポケットが付いているため、スマホや鍵などの小物を入れておけます。

膝部分にはシャーリングが施されていて、乗車時や乗降時の膝の曲げ伸ばしを行いやすい仕様です。

【シンプソン】パンチングフェイクレザージャケット SJ-4113

一部にパンチング加工が施された、通気性の高いレザージャケットです。装飾が多く見た目は少し派手めのデザインで、重厚感があります。

Z1000R自体が重厚感のある大型バイクなので、重厚感のあるレザージャケットとの相性がいいでしょう。

【コミネ】JK-159 プロテクトクールドライパーカ

単色でシンプルなデザインのパーカージャケットです。着心地が良く、伸縮性・通気性・撥水性に優れています。

胸・肩・肘・背中にプロテクターが標準装備されているため、安全にライディングできるでしょう。

腕部分のベンチレーションと、袖の先端部分のメッシュ生地を開閉することで、通気性の調整を行えます。少し肌寒い日はベンチレーションを閉じ、暖かい日にはベンチレーションを全開にするといった使い方が可能です。

【RSタイチ】RSJ335|クイックドライパーカー

アウトドア感のあるデザインのパーカージャケットです。エアスルーストレッチ生地が採用され、優れた通気性と柔らかな着心地が特徴です。

収納面にも優れていて、胸部と腹部に合わせて3つのポケットが備わっています。街中に馴染むデザインなので、ツーリングにはもちろん、街乗りでも活躍するでしょう。

【Z1000Rに似合うファッションとNGファッション】

ファッションの基本おすすめのコーデNGファッション
・カジュアルな服装
・重厚系のライディングジャケット
・テキスタイルライディングジャケット
・パーカースタイル
・レザースタイル
・半袖短パン

旧車バイクのファッションについてのQ&A

冬場の寒い時期におすすめの、旧車バイクに似合う服装はありますか?

旧車バイクには様々な車種がありますので、乗っているバイクの種類によっても似合う服装が異なります。

クラシカルなバイクであれば、レザージャケットやミリタリーテイストのジャケット、アメカジ系のスタイルが合わせやすいでしょう。

一方でスポーツバイクの場合は、スポーティーなデザインのライディングジャケットや、レザージャケットとパーカーの重ね着などがおすすめです。

しかしこの質問の回答は、車種に加えて人の好みにも左右されます。バイクに似合うファッションを理解した上で、自分の着たい服装をチョイスするのが一番いいでしょう。

まとめ

この記事では旧車バイクの種類や、車種ごとのおすすめのファッションについて解説しました。旧車バイクとは、現在絶版となっている人気のバイクを指し、その車種は様々です。クラシカルなバイクもあれば、スポーツタイプのバイクもあります。

実際に旧車に乗るライダーの服装を見てみると、カジュアルな服装で乗っている人が多く見受けられました。特に街乗りで使用する場合は、街中に馴染むカジュアルな服装を取り入れてみるといいでしょう。

旧車バイクに合わせる服装選びに迷った際は、この記事で紹介したアイテムを参考にしてください。