【最強】冬用バイクグローブおすすめは革?電熱グローブ? 

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冬場のツーリングで気をつける部分といえば、寒さではないでしょうか。冷たい風や雪が降る中での走行は体温が奪われやすく、特にハンドルを握っている手は操作にも影響を及ぼします。

冬用バイクグローブの種類は非常に多く、どのバイクグローブを選べば良いのか悩んでしまう人もいるでしょう。また「スキーグローブや軍手ではダメなの?」と思う人もいるかもしれません。

今回は、冬用バイクグローブの必要性についての解説や、バイクタイプ別・メーカー別のおすすめ冬用バイクグローブを紹介します。また、冬用バイクグローブの種類についても詳しく解説するので、ぜひ参考にしてください。

あなたにとってのお気に入りのバイクグローブを見つけて、冬のツーリングを楽しみましょう。

冬用バイクグローブの必要性?

冬のツーリングは、どのようにして寒さをしのいでいくか悩みます。ツーリング中に受ける風や冷気によって手が冷えてしまい、ハンドルやブレーキ操作に支障をきたしてしまいます。操作性が損なわれてしまうと、スピードの調整がうまくいかずに転倒や衝突事故に発展する恐れもあるでしょう。

冬場でも快適な運転をするためにも、冬用バイクグローブは必要です。バイクグローブを取り扱っているメーカーでは、防寒性能や操作性に優れたバイクグローブを多数用意しています。快適なツーリングに適した素材や縫製技術も進化しており、バイブグローブの中になるべく冷気が入らないようさまざまな工夫が施されています。

冬場は雪だけでなく、雨によるバイクグローブ内部への侵入を防ぐことも頭に入れておくかなければなりません。冬の雨は夏場よりも冷たく、バイクグローブを装着していないとすぐに手が冷えてしまいます。そのため、バイクグローブを探す際は防水性を備えたタイプの購入も検討しましょう。

冬用バイクグローブと一言で言っても、プロテクターが内蔵されているタイプや防寒性を重視したタイプなど多種多様です。デザインのバリエーションも多く、とことんこだわりたい人のニーズにも対応できるようになっています。

冬用と3シーズン用バイクグローブの違い

バイクグローブにはさまざまな種類があり、冬に特化したタイプや3シーズンに渡って使用できるタイプなどがあります。ここでは、冬用と3シーズン用バイクグローブに加えて、バイク用以外のグローブについても解説します。

冬用と3シーズン用バイクグローブの違い

冬用バイクグローブ

冬用バイクグローブには、防風フィルムや中綿を使用しているため、寒い日のツーリングでもグローブ内を保温してくれる構造となっています。

バイクグローブの内部に、発熱体を内蔵した電熱タイプがある点も冬用バイクグローブの特徴です。電気の力で発熱し、外気の影響を受けずに手を温めてくれる優れものです。手が冷えやすい人でも、電熱タイプの使用で快適なツーリングが実現できます。

プロテクターを内蔵したタイプは、万が一転倒した場合でも手の負傷を軽減してくれます。価格は高めですが、見た目以上に手の動きを妨げない構造なので操作性は十分です。防寒性と手の保護性能にこだわりたい人におすすめです。

保護性能はプロテクタータイプより劣るものの、防寒性を重視したソフトタイプもあります。本体は柔軟性を持っており、ハンドルを握った時の突っ張り感もさほど感じない作りは、ツーリング中のストレスを感じさせません。初めて装着してもすぐに馴染むような素材も特徴で、違和感なくハンドル操作が可能です。

紹介したタイプ以外でも防寒性や操作性に優れた冬用バイクグローブはさまざまあり、雪や冷たい雨から手をしっかり保護してくれます。

3シーズン用バイクグローブ

3シーズン用のバイクグローブは、主に春夏秋での使用を想定したタイプとなり、防寒性は冬用よりも劣ります。3シーズン用にはメッシュ素材が施されており、ツーリング中に受ける風が内部に入り、手汗による操作性の低下を防ぐ構造です。

冬場に3シーズン用バイクグローブ単体で使用した場合、内部に冷気を取り込んでしまい手が冷えてしまいます。操作性に優れているものの、手が冷えてしまっては意味がなくなってしまうため、単体での使用は控えた方が良いでしょう。

冬場にどうしても使用する場合、冬用のインナーを使うことで、外気による冷えを抑えて手を保護できます。防寒性能に優れたインナーグローブを重ねて着用しても、操作性が失われないためハンドルやブレーキ操作に支障をきたす心配もありません。

その他のバイクグローブ

冬場は、冬用バイクグローブや3シーズン用バイクグローブ以外を使用する人もいるかと思います。実際にバイク用グローブ以外の手袋を使って、ツーリングするケースも見受けられます。

スキーグローブや薄手のグローブなどをバイク用として利用している人もいますが、バイク用に適していないため、操作性や防寒性は劣ってしまいます。スキーグローブは厚手で冷たい風を遮断しやすい構造です。しかし、手の可動域がバイクグローブよりも狭く、ハンドルやブレーキ操作がしにくいため、ツーリングに適していません。

安価なグローブはスキーグローブや軍手と比べて性能は優れてきますが、高価なバイク用グローブと比較すると防寒性は劣ります。使用する際はインナーグローブを着用するなど、寒さ対策を徹底した上で使いましょう。

おすすめの冬用バイクグローブのタイプとは

冬用バイクグローブの種類はいくつかあり、素材も性能もそれぞれ異なります。ここでは、冬用バイクグローブにはどのような素材や種類があるのか詳しく解説します。

革(レザー)のバイクグローブ

革は多くのバイクグローブに使われている素材で、牛や羊、ヤギなどさまざまな動物の革が使用されています。革には本革と合成皮革の2種類があり、本革は価格が高めですが熱に強く、長く使うことで深い味わいを感じられます。

合成皮革は本革よりも安価で手に入りやすく、傷がつきにくい点が特徴です。しかし、手入れの必要はほとんどないものの、ひび割れや蒸れが起きやすくなっています。

革は耐久性が高いうえに伸縮性もあるため、操作性に優れている点も魅力です。使い始めは手に馴染みにくい感覚がありますが、使い続けるとフィット感が増します。

電熱線内蔵グローブ

電熱線内蔵グローブはグローブ内にヒーターが内蔵されており、電熱線を使ってグローブ全体を温めてくれます。手のひらだけでなく、手の甲や指先も温めてくれるので真冬の寒い時期でも手がかじかむ心配がありません。

駆動方式は主に電池やバッテリーで、バイクから電源を供給するタイプもあります。電池やバッテリータイプはツーリング中に電池切れを起こす可能性もあります。そのため、購入の際はグローブ自体の防寒性も確認しておきましょう。

電熱グローブにはインナータイプもあり、グローブの中に着用するため薄く作られています。インナータイプは、通常のバイクグローブよりさらに防寒性能を上げたい時に活用できるでしょう。

ロングタイプのバイクグローブ

バイクグローブには、ロングタイプとショートタイプの2種類があります。

ロングタイプは、指先から手首までを覆い隠せるバイクグローブで、冬場のツーリングに重宝します。バイクウェアの袖部分も隠してくれるので、雪や風が入り込みにくい構造になっています。しかし、寒さを軽減しやすいものの着脱に時間がかかるため、信号待ちの際に着脱しにくい点がデメリットです。

一方ショートタイプは、指先から手首が少し隠れる程度の長さのバイクグローブです。ロングタイプよりも短いため、気軽に着脱ができる点が特徴。ロングツーリングはもちろんのこと、街乗りなど短時間の運転にも適しています。手首の可動域を妨げることなく、スムーズなハンドル操作も可能です。

手首部分が短い分、袖との間に素肌が見えていると風が入り込み、寒さを感じやすい点がデメリットです。冬以外の3シーズン用バイクグローブに多いタイプです。

その他冬用バイクグローブのおすすめ素材

冬場の冷たい風や雪を防ぐ、断熱性や防風性に特化した素材を用いたバイクグローブもあります。その素材の代表的な2つがネオプレーン素材とゴアテックス素材です。

ネオプレーン素材

スキューバダイビングで使われるウェットスーツに採用されているネオプレーン素材は、断熱性の高さが特徴です。その特徴はバイクグローブでも効果を発揮します。密閉性が高く、グローブの内部が濡れても体温の低下を防ぎます。冬場のツーリングでも雪が内部へ侵入せず、長時間温かさをキープしてくれる点は嬉しいポイントです。

難点は断熱性を確保するために厚めに作られているため、若干操作性に乏しい点です。強い弾力性があり、ハンドルを強めに握る必要があるので、手が疲れやすくなります。街乗りなど短い距離を走る人で、暖かさを重視したい人におすすめです。

ゴアテックス素材

ゴアテックス素材を使用したバイクグローブも、冬場のツーリングで活躍してくれます。ゴアテックスには防水性や防風性、透湿性が備えられており、グローブ内部への風の侵入を許しません。

ゴアテックスでは防風性に関して厳しい基準を設けており、強風も遮断してくれるので着用中は常に快適な状態がキープされます。

次の見出しでは、バイクタイプ別のおすすめ冬用バイクグローブを紹介します。

【バイクタイプ別】冬用おすすめバイクグローブ

冬用バイクグローブを選ぶ際は、バイクタイプとの相性も考慮したうえで選びましょう。ここでは、バイクタイプ別におすすめの冬用バイクグローブを紹介します。

バイクタイプ別冬用おすすめバイクグローブ

  • アメリカン(ハーレー)
  • ネイキッド
  • クラシック
  • オフロード
  • 旧車

バイクグローブを選ぶ際は性能に注目しがちですが、デザインも重視することでバイクとの統一感を演出できます。ぜひバイクグローブ選びの参考にしてください。

アメリカン(ハーレー)

アメリカンは、ハーレーダビッドソンのバイクをモデルとした車種の総称です。アメリカンは車高が低く全長が長い点が特徴で、どっしりとした印象を受けます。そんなアメリカンには革製のバイクグローブがおすすめです。ここではアメリカンにおすすめのバイクグローブを紹介します。

●RIDEZ(ライズ)防寒バイクグローブ
牛革を使用した柔らかく味わい深いバイクグローブです。操作性と柔軟性に優れ、使い続けるうちに馴染んでいく過程が楽しめます。また、ロング丈なので、冬場のツーリングでも外気が侵入しにくく温かさを保ってくれます。

グローブ内部にはフリース素材を採用し、常に温かさをキープしてくれる点が魅力です。保温性がありながら速乾性にも優れており、手が汗ばんでも素早く乾いてくれるため、快適なツーリングを楽しめます。

●BIKTONE バイク用グローブ 革 レザー
「BIKTONE」の冬用バイクグローブは質の高い牛革で作られています。すでに柔らかく仕上がっているため、初めて着用しても馴染みやすい点が特徴です。黒一色でシンプルなデザインのため、ネイキッドやオフロードなどの車種にも合わせられるオールラウンドな部分も兼ね備えています。

撥水加工も施されており、ツーリング中に雨が降ってもグローブの中まで入ることなく冷えから守ってくれます。インナーグローブを着用することで、暖かさが増してロングツーリングも楽しめるようになるでしょう。

●NAPA ナパ 鹿革 ディアスキン シンサレート レザーグローブ
軽さと耐久性を兼ね備えており、手首まで収まるロングタイプで冷気の侵入を防いでくれるレザーバイクグローブです。内部には高性能中綿であるシンサレート素材を採用。保温性と断熱性に優れ、素材の柔らかさが心地よい感覚を生み出します。

鹿革は水にも強いため、雨に見舞われてしまっても硬化しにくく、鹿特有の柔らかさが失われません。シンプルかつワイルドなデザインながら防寒性能も確保しているため、まさにアメリカンにぴったりのグローブと言えるでしょう。

ネイキッド

ネイキッドは日本語で「裸」を意味しており、エンジン部分が剥き出しである点が特徴です。1980年代に登場したネイキッドは現在でも人気の車種で、スポーティな見た目がかっこよさを演出します。以下でネイキッドにおすすめのバイクグローブを紹介しますので、ぜひ参考にしましょう。

●コミネ(KOMINE) バイク用 プロテクトウインターグローブ
軽快な装着感のショートタイプウインターグローブです。シャーリング加工が施されており、関節の動きを妨げずに安定した操作ができます。親指と人差し指にタッチパネル操作が可能な素材を採用し、スマホ操作も着用したまま可能です。

手首部分にはベルクロを採用し、手首の太さによってベルトの調節が可能。手首の隙間から風が侵入してくるのを防いでくれます。

カラーは全部で8種類。迷彩柄やブラックだけでなく鮮やかなブルーも展開しているため、お気に入りの色と出会いやすい点も魅力です。

WTACTFUL バイク グローブ スマホ対応 オートバイ手袋
保護性能と快適性を兼ね備えたタクティカルグローブをモチーフにしたバイクグローブです。

手の平部分にはデュアルレイヤー素材を用いており、耐久性に優れているだけでなく滑り止めもついています。雨などによるハンドルの滑りから守ってくれるので、ハンドル操作がしにくくなる心配もありません。

耐衝撃性の面では、拳部分には4か所のゴム点があり、転倒時の衝撃を吸収して手の損傷を軽減してくれます。また、フィット感にも優れているため、初めて着用した時から馴染みやすさを感じられるでしょう。

デグナー(DEGNER) 防寒 防水 透湿 ウィンターグローブ WG-11
ヴィンテージ漂うデザインながら高い防寒性能を実現したバイクグローブです。手が冷えやすい冬場のツーリングにも、十分耐えられる構造となっています。アウトシェルの牛革を採用しており、ツーリング中に受ける風から手を守ってくれます。

グローブ内部には、透湿性と防水性に優れた「HiPORAフィルム」を採用。手のひらが汗ばんでも湿気を逃して内部を快適な状態に保ちます。手のひら部分には防弾チョッキにも使用されている「ケブラー」が内蔵されているため、転倒時も優れた耐摩耗性によって手を守ってくれます。

クラシック

クラシックは、空冷単気筒エンジンを搭載していることが一般的なバイクで、細身かつ車体は軽量に作られている点が特徴です。動力性能は低いものの、低速時の走行は安定性があり、街乗りに適しています。

さまざまなカスタムの方向性に対応しており、自分好みのバイクに仕上げられる点もクラシックの魅力でしょう。カフェレーサーやアメリカンなど思い思いのスタイルにカスタムし、ツーリングの楽しさを引き立たせられます。

●デイトナ(Daytona)ゴートスキンスタンダードグローブ
柔軟性に優れたゴートスキンを使用し、手に馴染みやすい点が特徴のバイクグローブです。ハンドルやブレーキ操作がしやすく、握った時のつっぱり感も抑えられています。

手の平部分にはプロテクターが内蔵され、万が一の事態に備えて手の保護性能を確保。滑り止め加工もされているので、ハンドルが濡れている状態でも、強いクリップ力をキープしてくれます。

手首部分には面ファスナーを採用しているので、好みの締め具合に調節が可能です。求めやすい価格ながらも、操作性や安全性に優れたグローブなので、初めてのバイクグローブとしても良いでしょう。

●DEGNER(デグナー) ウィンターグローブ WL235W
手と手首をしっかりカバーできるガントレットタイプの冬用バイクグローブです。柔らかさがある鹿革を使用し、ハンドルを握った際の心地よさが感じられます。

革でありながら洗うことが可能で、洗っても硬化しにくい点も特徴の一つです。水に強い素材を使っており、雨や雪が降りやすい時期でも安心して使用できます。グローブ内部には、防寒性に優れたシンサレート素材を採用。寒さを遮断して手全体に温かさが行き渡ります。

透湿防水フィルムも搭載しているので、雨が内部に入り込む心配も少なく、体温が奪われるリスクも抑えてくれるでしょう。

ゴールドウイン ウインターレザーウォームグローブ
真冬のライディングにも対応したゴアテックス搭載の防寒レザーグローブです。透湿・防水防風機能を備えたゴアテックスを採用しているので、突然の雨に見舞われてもグローブ内部の湿気を逃してくれます。

手の平部分にはアンチバイブレーション機能が内蔵されており、ツーリング中の路面からの振動を軽減。振動によるストレス緩和にもつながり、長時間のツーリングでも快適さが保たれます。

左手の人差し指部分にはシールドワイパー機能が搭載されており、雨の日にシールドに付着した雨水を除去できる便利な機能付きです。

オフロード

オフロードバイクとは山道や砂利道など舗装されていない道を走行するのに適したバイクです。オフロードバイクの特徴としては重心は高く、ライダーの動きに素早く反応してくれる点でしょう。

整備されていない道でも安定した走行が可能なので、一般的な道路など舗装されている道はさらに走りやすく安全な走行が可能です。以下でオフロード向けのバイクグローブを紹介しますので、参考にしてください。

●BORLENIバイクグローブ冬用
軽さと温かさと耐衝撃を兼ね備えたロングタイプの冬用バイクグローブです。シンサレート素材を採用しており、真冬でも暖かさをキープできます。また、グローブ内部の手触りも心地よい作りとなっています。

拳部分のプロテクターは、軽量ながら耐久性に優れたカーボンファイバー製の耐衝撃シェルを採用しており、転倒時でも衝撃を吸収し手の損傷を和らげてくれます。また、手の平部分に使われている滑り止めジェルによって余分な力を使わずにしっかりとハンドルが握れるため、手の疲労軽減にもつながります。機能性や操作性についても安心できる商品と言えるでしょう。

●SunGoddy バイクグローブ 冬用
保護性能と防寒、防水を兼ね備えた冬用バイクグローブです。拳部分と指部分にハードジェル加工によるプロテクターが施されており、転倒時にも手指を衝撃から保護してくれます。

強く握らなくてもハンドルが滑りにくくなる耐摩耗性の加工がされているので、手の疲労軽減にもつながります。手首部分には反射板があり、夜間の運転でも安心です。

見た目よりも軽量な作りとなっていますが、耐摩耗性や操作性に優れており、安価で手に入れられる点も魅力です。

●DUILU バイク 冬用 レーシンググローブ
スキー手袋程のしっかりとした厚みのある、防寒に優れた冬用バイクグローブです。また、手首の面ファスナーを絞めることによって、手首からも冷気が入ってくるのを防ぐことができます。

親指・人差し指・中指部分には、導電性のある素材を使用しており、寒い冬でもスマートフォンやタブレットなどをグローブを装着したまま操作可能です。

手の平部分と指は耐摩耗性に優れた素材を使用しているため、転倒によるグローブの損傷や手の負傷リスクが軽減できます。さらに手の平部分には、滑り止め加工がされているため、走行中に、滑ってハンドル操作を誤ってしまう状況になりにくい点も嬉しい点です。

旧車

旧車とはすでに販売が終了しているモデルで、販売してから年月が経ったバイクを指します。年月が経っていることから故障がしやすいうえにパーツが流通されていないなど、不便を感じる部分もありますが、現行車にはない旧車ならではの味わい深さに今なお根強いファンもいます。

ここでは、旧車におすすめの冬用バイクグローブを紹介しますので、旧車に合うグローブを探している人は参考にしましょう。

●CHURCHILL GLOVE(チャーチルグローブ)
CHURCHILL GLOVE(チャーチルグローブ)の冬用バイクグローブです。チャーチルで使われている鹿革や羊革は、一般的に使われている牛革よりも柔らかく、手の馴染みやすさも群を抜いています。

カラーは8種類展開しており、ブルーやレッド、ゴールドなどさまざまな色から選択可能。バイクのデザインに合わせて、カラーを選んで統一感を楽しむのも良いでしょう。シンプルなデザインながらも、使い続けていくうちに馴染み具合が一層強まります。また、雨に強い点も魅力的です。

●Grapele tバイクグローブ 冬
防水・防寒機能を備えており保護性能にも優れた冬用バイクグローブです。グローブ内部にはシンサレートコットンを採用。温かさを確保できる構造のため、走行中も寒さを感じにくく、ストレスを軽減できる点が特徴です。

また、ポリウレタン素材を使用し撥水効果も備えています。ツーリング中に突然の雨に見舞われても、グローブ内部が雨水で濡れずに体温低下を防ぎます。

安全性の面では、拳部分と指の関節部分にはプロテクターを内蔵。手の平部分には耐摩耗性に優れた素材を使用しているため、転倒時の衝撃から手を保護してくれます。

●keezea バイク グローブ 冬用
内側に裏起毛が採用されており、高い保温性と防風性を備えた冬用バイクグローブです。撥水加工も施されているので、雨が降った際でも水を弾いて内部への侵入を防ぎます。

拳部分にはシリコンプロテクターが装備されており、転倒時のダメージを軽減して手をけがから守ってくれます。

手首部分に施された反射ストリップのおかげで、夜間の走行中でも視認性を高めて事故防止につなげてくれます。滑り止めも施されているので安全性も高く、安価で購入できるため、冬用バイクグローブ探しに悩んでいる人におすすめです。

次の見出しでは、メーカー別のおすすめ冬用バイクグローブを紹介します。

【メーカー別】冬用おすすめバイクグローブ

冬用バイクグローブはさまざまなメーカーから販売されています。ここでは以下の6つのメーカーから出されている冬用バイクグローブを紹介します。

メーカー別冬用おすすめバイクグローブ

  • コミネ
  • ホンダ
  • タイチ
  • クシタニ
  • ワークマン
  • モンベル

どのメーカーのバイクグローブも個性的な特徴を持っているので、冬用バイクグローブの購入を検討している人はぜひ参考にしてください。

コミネ

コミネは1947年に創業し、バイクグローブの他にヘルメットやライダー向けのウェアを展開するなど、ライダーのニーズと安全性を追求している企業です。

コミネの製品を使ってもらうことで少しでもバイクでの死亡事故を減らすことへの貢献を常に考えており、日本国内だけでなく海外にも展開しています。コミネの製品は、高い機能性を備えつつ、ユーザーが手に取りやすい価格での提供を行っています。

これからコミネのおすすめ冬用バイクグローブを紹介します。

●コミネ(KOMINE) バイク用 WPプロテクトウインターグローブ
冬の天候の悪い日でも暖かさを十分に保ってくれる、ショートタイプのウインターグローブです。透湿防止素材を使用しており、グローブ内への雨や雪の侵入を防いでくれます。

拳部分にはナックルプロテクターを装備、掌底部分には保護パットが内蔵されているので、転倒時の衝撃や摩擦による手の損傷を防止できます。

また、指部分のロゴマークは反射パネルになっているので夜間も走行する人にとっては嬉しい機能です。

●コミネ(KOMINE) バイク用 GTXCEツアラーウィンターグローブ
ゴアテックスを採用したロングタイプの冬用バイクグローブです。袖口からの雨風を防ぐインナースリーブにもゴアテックスを採用しています。

手の甲と指部分にシャーリング加工が施されているので、操作性は快適です。拳部分にはインナーナックルプロテクション、指部分にはフィンガーブリッジを備えているため、転倒時でも手指の損傷を抑える効果が期待できます。

掌底部分にも、転倒した際の衝撃を軽減するカーボンスライダーを採用。路面への強い摩擦から手を保護してくれます。決して安価ではありませんが、保温性と機能性、操作性を兼ね備えているので相応の価格と言えるでしょう。

●コミネ(KOMINE)  ウインターグローブ カルタゴ
伸縮スパンデックス生地を部分的に使用し、運動性を損なわない設計の暖かいウインターグローブです。

指と拳部分にソフトプロテクターが内蔵されており、デザイン性を損なわずに手首の損傷を防いでくれます。ハンドルを握る部分には、滑り止め効果のあるシリコンパッチが装備されているため、余分な力を加えずにハンドルを握れます。

カラーバリエーションは9種類と多く、好みのカラーを選んでツーリングを楽しめる点も魅力です。

ホンダ

ホンダは車だけでなく、さまざまなバイクも展開しており、バイクグローブの種類も豊富に販売されています。防水・透湿性に優れた技術を採用し、事故に遭った際でも手を衝撃から守ってくれるプロテクターを内蔵しているなど自社のノウハウをふんだんに盛り込んでいます。

デザインも豊富で、さまざまなタイプのバイクにマッチするバイクグローブを選ぶことが可能です。

●ホンダ カーボンプロテクトグローブ
耐久性にも優れた、スポーツタイプの冬用グローブです。拳部分にはカーボンナックルガードを搭載しており、転倒時でも手の外傷リスクを抑えてくれます。

掌底部分には転倒時の衝撃を緩和するスライダーを搭載。グローブ自体の耐久性に加え、スライダーによって二重に保護してくれる作りとなっています。

手首部分にベルクロを搭載しているので、手首のサイズに合わせて調節が可能。緩すぎて雨風が入ってしまったり、締まりすぎによる動きにくさといったデメリットに悩まされません。

●ホンダ FIVE TFX4 グローブ
フランスのグローブメーカーである「FIVE」とのコラボモデルの秋冬用バイクグローブです。手の平部分には耐摩耗性に優れたケブラー素材を使用し、保護性能を強化しています。

拳部分には新しく設計されたソフトナックルプロテクターを採用しており、フィット感と優れた操作性を保ちながら手を保護してくれる構造です。シンプルなデザインでなおかつ軽量でありながら、耐久性に優れたモデルで安全性にも自信が感じられるバイクグローブです。

●ホンダ プロテクトウインターショートグローブ
ホンダの定番グローブにロゴデザインをシンプルにしたウインターショートグローブです。シンプルなデザインながら、至る所に高い機能性を備えています。

透湿性と防水性に優れた「HiPORA」を搭載しており、天気が崩れがちな冬場でもストレスなくツーリングが楽しめます。拳部分には内蔵型のナックルガードを搭載し、手の平部分には転倒時の衝撃を吸収するスライダーを装備。万が一の事態に備えての工夫が感じられます。

十分な機能性を備えていながら価格も抑えられるので、ホンダ乗りだけでなくさまざまなライダーにもおすすめできる冬用バイクグローブです。

タイチ

タイチは、創業者の吉村太一がオフロードライダーとして現役時代に培ったノウハウを活かそうと1975年に創業。ギアバックの販売やロードレース用スーツの開発などライダーに向けた商品の提供を行っています。

安全性を追求しつつ快適な操作性も兼ね備えている点が特徴で、多くのユーザーから支持を受けています。

●アールエスタイチ ステルス ウインターグローブ
すっきりとしたシルエットで、オートバイやジャケットのスタイルに左右されにくいデザインの秋冬用バイクグローブです。一見シンプルなデザインに見えますが、拳部分や指の関節部分にプロテクターが内蔵されています。

防水・透湿性能に優れた「DRYMASTER」を採用し、グローブ内の蒸れを防いで常に快適な状態を保ってくれます。冬用バイクグローブは暖かい分、手汗をかきやすいため、透湿性が高いバイクグローブは重宝します。

冬用とはいえスリムなデザインはバイクタイプを選ばないため、さまざまなライダーにおすすめです。

●アールエスタイチ アームド ウィンターグローブ
ガッチリとした雰囲気を思わせるデザインながら手の平部分の中綿の割合を減らしたことで、動きやすさが増したバイクグローブです。

掌底部分位はカーボンプロテクションを搭載し、転倒時の衝撃を和らげてくれる構造です。そのほか、小指の先端部分まで革補強がされており、こちらも転倒時の強い摩擦から指を保護してくれます。

拳部分のプロテクターにはカーボン素材を使用しているため、強い衝撃にも耐えられます。全体的に防寒性能と手の保護性能に優れている作りのため、冬場のツーリングにぜひおすすめしたいバイクグローブです。

●アールエスタイチ e-HEAT グローブ
ソフトタイプのプロテクション、防水透湿素材を備えたe-HEATグローブのスタンダードモデルです。温かさを3段階で調節できる「インジケータースイッチ」を搭載しており、気温に合わせて自由に選べる点が魅力です。

手の冷えが現れやすい指と手の甲部分に発熱ユニットを配置しており、グローブの操作性を失わずに温かさを感じられます。バッテリーによる駆動で最大7時間の使用が可能。遠方へのツーリングでも温かさをキープしながら快適に使用できます。

手の甲部分にはソフトタイプのクッション素材が、手の平部分位はフォーム素材のプロテクターが使われており、転倒時の衝撃を和らげてくれます。

クシタニ

クシタニは1947年に創業し、バイク用の革ツナギの製造からスタートしました。ライダーからの高い評価を受けてバイク用ウェアの製造をメインに行い、品質の向上に取り組んでいます。

創業からのクシタニの思いは今なお受け継がれ、バイクグローブの品質の高さにも表れています。数種類の縫製技術を駆使し、転倒時においての手の負傷リスクの軽減はもちろん、グローブ自体の損傷も和らげます。

●クシタニ ヴァーシティウインターグローブ
レザーの高い質感と優れた運動性能を併せ持ったロングタイプのウインターグローブです。グローブの表部分には牛革とゴートスキンを使用しており、耐久性としなやかさを兼ね備えた高い質感が特徴です。

手首部分も全体を覆い隠せるほどのロングタイプで、裏地にシンサレートを使用しており高い保温性能を実現。長時間のツーリングでも寒さを和らげます。拳部分にはカーボン性のナックルプロテクターを搭載し、保護性能にも優れています。

また、親指と人差し指にはスマホ操作に対応した電導素材を使用しているため、着脱せずにタッチパネル操作が可能です。アーバンライドからツーリングまで幅広く活躍するバイクグローブです。

●クシタニ レイヴンウインターグローブ
アーバンライクなテイストにプロテクション性能を備えたライトウインターグローブです。防風透湿フィルムを使用したポリエステル素材と、ゴートスキンを使用しています。

グローブ内部には、ナックルプロテクターとパームスライダーを装備。デザイン性を保ったまま保護性能もしっかり備えています。小指部分にも補強がされており、転倒時の衝撃を和らげてくれる工夫も感じられる点が魅力です。

カラーはブラックとネイビー、グレーの3種類から選択可能。どのカラーもシンプルなデザインで、どのバイクタイプとも相性が良いでしょう。

●クシタニ GPゼストウインターグローブ
運動性とプロテクション性能を追求したロングタイプのウインターグローブです。プロテクションカバーの使用で、防寒性と保護性能を兼ね備えています。操作性を重要視した作りで、シビアな操作が求められるスポーツタイプにも適しています。

手の甲部分にナックルプロテクターを内蔵し、指部分や手の平部分にもクッション性の高い装備を搭載。冬場でもロングツーリングを楽しみたい人におすすめです。もちろんフィット感もよく、着用した時に手に馴染む感覚も味わえます。

ワークマン

ワークマンは作業着の販売をメインに行っていますが、バイク用グローブも取り扱っています。ワークマン公式アンバサダー監修の下、低価格ながら安全性と耐久性を兼ね備えた製品を展開しています。

●ライトプロテクショングローブ 1双
価格が安価ながら、しなやかさが特徴のやぎ革を使用したレザーバイクグローブです。革タイプの特徴である耐久性も併せ持っています。

拳部分と指部分のプロテクターはポリウレタン樹脂を採用し、転倒時の衝撃を和らげます。手首部分にはベルクロを用いているので、グローブを固定する強さを自由に調節できる点もメリットです。

撥水仕様にもなっており、ある程度の水を弾く効果がありますが、大雨が降った際は内部に侵入する可能性もあるため注意が必要です。

●ハイブリッドレザー ライディンググローブ 1双
ワークマンの本格ライディング仕様のプロテクター付きグローブです。手の甲部分には樹脂製のプロテクターが装備されており、指部分にもクッションが施されているため、保護性能は他のバイクグローブと大差ありません。

素材は部位によってやぎ革や合成皮革、ポリエステルなどさまざまな素材を用いて作られています。親指と人差し指部分はタッチパネル操作対応で、着脱せずに操作が可能です。

指部分にはシャーリング加工が施されており、握った際もスムーズに指が動かせます。手首部分にはマジックテープ式のベルクロを搭載。ショートタイプのグローブなので、着脱しやすい点も特徴です。

モンベル

モンベルは、主にアウトドア用のウェアを展開しているメーカーです。登山やキャンプに適した製品を提供しているため、防寒性や製品の耐久性など、高品質なクオリティは多くのユーザーを虜にしています。

●モンベル ウインターレザーグローブ
耐久性としなやかさに優れたやぎ革を採用し、着用した時のフィット感を楽しめるレザーグローブです。グローブ自体の長さはショートとロングの中間で、ベルクロで固定するタイプです。

交換可能なライナーを内部に着用することで、保温性が向上します。レザーグローブの形状にも馴染み、操作感を失わずにツーリングが可能です。

●モンベル ウインタートレッキンググローブ
保温性をキープしつつ操作性を確保している点が特徴のウインターグローブです。中綿には保温性の高い「エクセロフト」を使用しており、寒さの厳しい中でのツーリングにも温かさを感じられます。

エクセロフトは、保温性だけでなく撥水性と速乾性にも優れている点が特徴です。ツーリング時の雨や汗にも、保温力を保ったまま素早く乾いてくれます。

手のひら部分には合成皮革を使用しており、優れたグリップ性を実現。ハンドルが濡れてしまっても、操作性を損なわずに操作が可能です。

●モンベル 2in1 アルパイン テックグローブ
高い防水透湿性能と保温性を持ちつつ、優れた操作感覚を実現した高機能なグローブです。アウターは防水透湿性を備える2層素材「ゴアテックス パックライトプラス ファブリクス」を使用した一枚地構造です。表面には撥水加工が施され、全ての縫い目にシームテープ処理がされています。最外層で雪や雨の浸入を防ぐことで、保水による冷えや凍結を防止しています。

手のひら部分にはやぎ革を使用し、軽量性としなやかさを兼ね備えています。このグローブは先述したレザーグローブ同様、ライナーの使用でさらに保温性の向上が可能です。

高価であるものの、モンベルの技術をふんだんに盛り込んだ機能性豊かなグローブなので、寒さを感じずにツーリングを楽しみたい人におすすめです。

【レディース】冬用おすすめバイクグローブ

バイクグローブは女性用もさまざまな種類が販売されています。ここでは、女性におすすめの冬用バイクグローブを3つ紹介します。

レディース冬用おすすめバイクグローブ

●デグナー ガントレットレザーグローブ
ガントレットタイプのバイクグローブで、袖口まですっぽり覆い隠すことができ、風の侵入を防ぎます。手がかじかみやすい冬場のツーリングに重宝するでしょう。

拳部分にはインナープロテクターを内蔵しており、デザイン性を損なわない点も特徴的。プロテクターが出ているものはグローブ全体の雰囲気を変えてしまうこともあるので、嬉しいポイントです。グローブ内部には、温かさを感じやすいインナーフリース素材を採用。肌触りも良いため、女性の肌とも相性が良いでしょう。

渋めのデザインに感じますが、派手さを抑えているため女性でも手に取りやすい印象を与えてくれます。また、外縫い仕上げなので縫い目が指先に当たらずにストレスを感じにくい点も魅力です。

●デグナー レザー レディースグローブ
柔らかさを感じさせるデザインながら、防寒性と安全性を兼ね備えたレザータイプのグローブです。本体の表面はヌバック素材を使用し、手に馴染みやすい作りです。手の平部分のハンドルと接触する部分は、革で補強されており耐摩耗性に優れ、頻繁に使用していてもすぐに劣化する心配もありません。

手首部分のベルトで、締め具合の調節も可能。マジックテープではなくボタンを採用しており、デザイン性も申し分ありません。また、柔らかさも感じられるようにできているため、バイクグローブ特有の無骨さがない点も女性向きと言えるでしょう。

●ROUGH&ROAD プリマロフトCKウインターグローブ
デイリーからツーリングまで軽やかにこなす、マルチパーパスな万能型ウインターグローブです。グローブの表面には薄手ながら防風性に優れた「ウィンドガードファブリック」を採用。冷気もシャットアウトしてくれるため、手がかじかむリスクを減らしてくれます。

手のひらに耐久性、プロテクション性の高い牛革を使用しており、拳部分と指の関節部分にラバータイプのプロテクターを内蔵。グローブ全体が高い防御性能を備えているので、ツーリングの安全性を高めてくれます

見た目は大きい印象ですが、手首のベルクロで締め付け具合を調節できるため、手が小さめの女性でも操作性を失わずに着用できます。

【総合】おすすめ冬用バイクグローブ

ここまでさまざまな種類のバイクグローブを紹介しましたが、その中でも特におすすめしたいバイクグローブを3つ紹介します。1位のバイクグローブの紹介では着用したレビューを紹介します。

3位 BORLENI バイクグローブ 冬用 オートバイグローブ

軽さと温かさと耐衝撃を兼ね備えた冬用バイクグローブです。拳部分のプロテクターは軽量素材のカーボンシェルを採用しており、重さを感じにくく走行中の疲労軽減にもつながります。手首部分のベルクロで締め付け具合を調節できるほか、ロングタイプのバイクグローブなので、手首から指先まで寒さから守ってくれます。

手の平部分には滑り止めジェルも施されているため、グリップ力も強く、ハンドルの操作ミスを防いでくれます。

無骨なデザインが保護性能の良さを表しているようにも見え、安全で快適なツーリングを実現してくれる印象です。プロテクション機能を備えたグローブの中でも優れているでしょう。

2位 RSタイチ(アールエスタイチ) アームド ウィンターグローブ

運動性を高めるために掌側の中綿をメーカー比で少なめにした、操作性No.1のスポーティウインターグローブです。掌のプロテクターにカーボン素材が、手の甲にはレーシンググローブ譲りのカーボンナックルプロテクターが施されており、安全性にも優れています。

指先部分にはストレッチ性のあるネオプレーン素材を採用。ハンドルを握った際のつっぱり感もなく、窮屈さを感じにくい点も他のバイクグローブに負けません。

決して安い値段ではありませんが、装備の充実度を考えると妥当な金額であるため、コストパフォーマンスに優れたバイクグローブと言えるでしょう。

1位 コミネ(KOMINE) バイク用 プロテクトウインターグローブ

コミネのプロテクトウィンターグローブは、着用してすぐに手に馴染む感覚があります。握った時の窮屈さも特になく、ハンドルを握った際にもしっかりと力が伝わる印象です。また、見た目よりも軽く感じ、長距離のツーリングでも疲労感を感じる心配もありません。

親指と人差し指と中指にシャーリング加工がされているので、指を曲げた際でも動きやすさを感じます。拳部分のナックルガードも十分な硬さがあるので、転倒してしまってもしっかりと手を保護してくれるでしょう。

操作性と防寒性も期待以上の性能となっているので、コストパフォーマンスにも優れていると言えます。長く使いたくなるデザインとなっているため、冬場のツーリングにぜひおすすめしたいバイクグローブです。

特筆すべきは拳部分に内蔵されたCE レベル2規格のナックルプロテクター。正直言ってこの価格帯の商品についてくる機能ではない。

プロテクターの素材はゴムっぽい素材で装着時の違和感もない。デザインもハードすぎず、リブニットのカフもあり絶妙なところに落とし込んで来ている。最近のコミネは本当にデザインの落とし所が良くなった。

透湿防水素材ハイポーラも内蔵し、防風性防水性にも優れている。ここまでやってこの価格帯を実現するこのブランドはある意味恐ろしい。

参照元:Amazon

この手の商品で一番重視しているのが防水性です。防水性がしっかりしていると、必然的に多少寒くても耐えられるのでその点優れていると思います。

参照元:Amazon

冬用バイクグローブについてのQ&A

冬用バイクグローブを使用するにあたって、疑問に思う点があるのではないでしょうか。ここでは、以下の4つの質問について解説します。

  • 冬用バイクグローブの手入れ方法は?
  • 冬用バイクグローブもプロテクター付きにした方がいい?
  • グリップヒーターと安価グローブで真冬はしのげる?
  • 安価なグローブにカイロを入れて真冬はしのげる?

冬用バイクグローブの手入れ方法は?

冬用バイクグローブは防水素材を用いているものが多く、洗濯機ではグローブの内部まで十分に洗えません。そのため、手洗いによる手入れの方が汚れが落としやすいでしょう。

ここでは革製のバイクグローブの手入れ方法と化学繊維で作られたバイクグローブの手入れ方法を紹介します。

革製バイクグローブの手入れ方法
  • グローブの表面に付着しているほこりをブラシで落とす
  • 革専用クリーナーを柔らかい布につけ、グローブ全体を拭き上げる
  • 革専用のクリームまたはローションを全体に塗り込む
  • 防水スプレーを全体に噴霧
  • 手入れ後は陰干し

化学繊維バイクグローブの手入れ方法
  • 中性洗剤とぬるま湯を混ぜてグローブ全体をもみ洗いする
  • グローブの内部は着用した状態で指で引っ掻くように汚れを落とす
  • グローブ全体を水で流す
  • タオルで包んで水気を取る
  • 陰干しで乾燥する

革製のバイクグローブでも汚れがひどい場合は、水洗いをすると雑菌の繁殖を抑えられます。水洗いした後は、陰干しをして革製バイクグローブ用のオイルを塗りましょう。

冬用バイクグローブもプロテクター付きにした方がいい?

冬用でもプロテクター付きのバイクグローブにしたほうがいいでしょう。プロテクター付きのグローブですと、転倒した際も手をけがから守ってくれます。

路面が雪で覆われていると転倒時の衝撃が軽減されるイメージを持つかもしれませんが、路面が見えている状態と変わらずに負傷するリスクは高いです。

防寒性や操作性を重視してプロテクターがないタイプを選びたくなりますが、安全性を考えた場合、プロテクター付きのバイクグローブを選んでおくと良いでしょう。

グリップヒーターと安価グローブで真冬はしのげる?

グリップヒーターは、バイクのハンドルに取り付けて走行中の手を温めてくれる便利アイテムです。安価なグローブを着用した場合、ハンドルを握っている手の平部分は温かいものの、手の甲は走行中の風が入り込む可能性もあるため、真冬のツーリングでは寒さをしのぎにくいでしょう。

真冬でも快適にツーリングするために、値段が多少高くても防寒性能に優れたバイクグローブの使用がおすすめです。バイクグローブの温かさとグリップヒーターの発熱効果で、手がかじかむ心配が軽減されて、ハンドル操作もスムーズにできます。

グリップヒーターに適したバイクグローブも販売されているので、真冬のツーリングを楽しむ際は持っておくと良いでしょう。

安価なグローブにカイロを入れて真冬はしのげる?

安価なグローブにカイロを入れることで手の中が暖かくなり、ある程度の寒さなら軽減できます。しかし、真冬で雪が降っているシチュエーションの場合、カイロが当たっている部分以外は冷気がグローブの中に入り込み、手がかじかんでしまいます。

カイロを使用してツーリングをしたい場合、手には使わずに他の体の部位につけることをおすすめします。手を暖かくする際は、防寒性能に優れたバイクグローブを用いて、温かさを確保したうえでツーリングを楽しみましょう。

まとめ

冬用バイクグローブの必要性とおすすめの冬用バイクグローブ紹介をしました。冬場のツーリングでも転倒時の衝撃は夏場と変わらないため、冬用バイクグローブの着用が必要です。

また、袖口までカバーできるロングタイプや着脱しやすいショートタイプもあるため、自分にマッチするバイクグローブのタイプは何かを把握する必要もあるでしょう。

冬場は安全性だけでなく、防寒対策もしっかり行わなければいけません。快適なツーリングを実現するためにも、機能が充実した冬用バイクグローブを身につけて安全で楽しいツーリングを楽しみましょう。