※当記事はPRを含んでおります。
「SHOEI(ショウエイ)」は日本を代表するヘルメットメーカーであり、世界的にも人気のヘルメットメーカーです。東京都台東区に本社を置くヘルメットメーカーですが、世界的にも高い安全性評価であり、海外の安全性評価テストでも高い結果を出しています。
ここではショウエイが販売している人気バイク用ヘルメットについて紹介および解説します。
ショウエイの人気フルフェイス!
SHOEI(ショウエイ)といえばフルフェイスヘルメットが人気です。定番のフルフェイスヘルメットについて、購入者のレビュー(※1)もあわせて紹介します。
※1.クラウドソーシングを活用したインターネット調査
Z-7モデル
Zシリーズの特徴としては「コンパクト」が挙げられます。ショウエイの特徴的な洗練された流線形であり、ベンチレーションもしっかり計算されて設計されているため、風切り音もかなり抑えられています。
Z-7は前モデルのZ-6から更に小さいサイズのシェル(外側の固い部分)が開発されてサイズラインナップされているため、小柄な女性が被っても頭でっかちに見えません。
また、このZ-7モデルからは、緊急時にチークパッドが簡単に外せてすぐに脱げる設計になっています。
スポーツ走行のみならずツーリング時にも事故・転倒が起こってしまう可能性は0%ではないです。事故・転倒直後は安全を確保することが第一ですが、それは後続の車両からの安全確保だけでなく、負傷者の安全確保も必須です。
Z-7モデルは顎紐部分に赤いリボンがついており、引っ張るとすぐにチークパッドが外れ、負傷者の安全確保ができる仕様になっています。
現在は廃番となっており、徐々に取扱いしているバイクショップが減っていると思いますが、カラーバリエーションも多く人気のヘルメットのひとつです。
見た目のカッコ良さと軽量かつ小顔に見えるから(カワサキminja1000)
Z-8モデル
Z-7をモデルチェンジしたヘルメットです。Z-7が発売されてから7年ぶりのモデルチェンジとなりましたが、Z-7から更に進化しています。
Z-7と比較して軽さはさほど変化はありませんが、ベンチレーション機能が進化して蒸れが改善されています。また、形状も改善され、空力性能も向上しています。被り心地が更に良くなったモデルになりました。
Z-7と比べて価格は60,000円ほど高くなりましたが、ツーリングやスポーツ走行時にヘルメットの被り心地を追い求めるのであれば、おすすめのモデルです。
お店で見た時にマットブラックと形が気に入ったので購入しました。(VTR250)
有名メーカーであり、シンプルかっこいいデザイン、バイクに合わせた色(クロスカブ110)
X-15(X-Fifteen)
MotoGPなどのレース界において多く使用されていた前モデルX-14のモデルチェンジ版として登場したのがこのX-15です。トップライダーのために作られた世界最高峰のヘルメットの1つとなります。
Zシリーズよりもレースライクなヘルメットとなっており、レースにおける風の抵抗は勝敗にかなり影響を及ぼしますが、X-15シリーズは度重なる検証を経て空力性能を格段と向上させているとのことです。
レースライクなモデルのため、視界も若干上向きであるため、スポーツタイプのバイクの方におすすめのモデルです。
記事執筆者:高田さんコメント(X-12モデル愛用)
私はX-15モデルの少し前に発売されたX-12を愛用しています。何世代か前のモデルとなりますが、やはりSHOEI!風切り音はとても抑えられており、インカムを繋いでも風切り音が気にならず、音楽を聴いたりツーリング中に会話もできます。
コンパクトに設計されているため、ミニバイクのレース中に後続車を確認したり、ピットの状況を確認するにも空気抵抗が少なく重宝しています。
このヘルメットは、愛媛県の山奥のコース「松山オートランド」で開催される「お雑煮耐久レース」にて、愛媛県松山市出身のMotoGPライダー玉田誠さんよりレースの景品として提供いただいたものをゲットできました!
- 値段は高いものの、世界最高峰の安全性能で品質性能ともに申し分ない。
- 比較的コンパクトに設計されていて重量が軽い。
- 流線形がかっこ良く、風切り音が小さい。
ショウエイヘルメットはこのような特徴があります。
価格は高めなので初めての購入はハードルが高いですが、安全性だけでなくデザイン面も兼ね備えているため、レースやスポーツ走行をする人はもちろん、安全重視でツーリングをしたい人や、お洒落にバイクを乗りこなしたい方にもおすすめのヘルメットメーカーです。
Glamster(グラムスター)
ZモデルやXモデルのラインナップから少し系統が変わり、グラムスターはどちらかというとクラシックなデザインのモデルとなります。しかしながら、こちらもトップクラスの機能性・安全性です。
クラシックタイプのフルフェイスヘルメットはデザインを重視してしまうとベンチレーション関連の機能性に欠けるものが多い印象ですが、グラムスターはおでこと顎の部分に通気口が設計されており暑い中でもヘルメット内を快適に保つことができます。
また、X-15やZ-8にも搭載されていた緊急用ヘルメット取り外しシステムも装備されているため、緊急時の取り外しも容易にできるようになっています。安全性を保ちつつ、お洒落に乗りこなしたい方におすすめのモデルです。
オールドルックなスタイルが好みで、シンプルで落ち着いた色合いが気に入り購入した。(XSR155)
ジェットも人気!ショウエイのジェットヘルメットJO
これまでフルフェイスヘルメットを紹介しましたが、ショウエイはジェットヘルメットも人気です。クラシックタイプのバイクにピッタリなラインナップが用意されています。
今回紹介するのは、世界最高峰の安全性能のノウハウを持つショウエイが作るクラシック・ビンテージタイプのバイクに溶け込むようなシンプルなデザインのJO。
高いファッション性ながら安全性・機能性を兼ね備えており、ツーリングが楽しくなること間違いなしです。ハイクラスヘルメットメーカーの中でもコンパクトな造りとなっているショウエイですが、このヘルメットもコンパクトさを重視しており無駄のない曲線美が美しいです。
リムは控え目なレザーですが、後頭部のゴーグルボタンにもレザーを使用しており、スナップボタンにはクラシックな書体で「Shoei」と刻まれているなど細かなこだわりが良い味を出してます。
シールドも交換可能であり、クリアシールド以外にもダークスモークやイエローが用意されており、使用シーンに合わせてカスタマイズが可能です。ジェットヘルメットでは珍しいところとして、シールドが3段階に調節可能なのがショウエイのこわわりを感じます。
ショウエイヘルメットの過去モデル・型落ちを買うには?
ショウエイのヘルメットは廃番になっていても、まだ販売しているWebサイトやバイクショップは多いです。廃番になっているヘルメットであっても、探し回ると手に入れることはできます。
過去モデル・型落ちの商品は、おそらく公式オンラインショップでは販売されていないかと思いますので、最初に楽天・Amazonの在庫を確認してみてください。対象商品の型番をメモしておき、それぞれのショッピングサイトで検索をかけます。バイクショップが在庫を抱えて出品している可能性があります。
ショッピングサイトで見つからない場合は、ヤフオクやメルカリなどのオークションサイト、フリマサイトで探します。新品や未使用品も多く出品されているため、運良く見つかる可能性もあります。
ショッピングサイトやオークションサイトで見つからない場合、近隣のバイク用品ショップの在庫を確認します。全国展開しているバイク用品ショップだと、他店舗の在庫も確認してくれるため、見つかる可能性があるでしょう。
注意事項としては、人気モデルや人気レーサーのレプリカが廃番になって手に入りにくい場合、販売価格が高騰するでしょう。
自身の応援するレーサーのレプリカが欲しい場合、早めに公式オンラインショップや認定ショップで購入することをおすすめします。ショウエイからも、人気レーサーのレプリカ商品が発売されていますのでチェックしてみてください。
まとめ
ショウエイ(SHOEI)のヘルメットは他メーカーと比べると価格が高めではありますが、世界的にもトップクラスの安全性・機能性を保有しています。
デザインや見た目にもこだわっていますので、安全性・機能性だけでなく、デザイン面にもこだわりたい人におすすめのヘルメットメーカーです。