おしゃれで可愛い!かっこいい!バイクヘルメット。ハーフ・ジェットヘルメットやメンズ・レディース別に解説

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※当記事はPRを含んでおります。

バイカーの必需品であるヘルメット。バイクヘルメット着用の目的はもちろん安全のためであり、ヘルメットは頭部を守る命綱といっても過言ではない重要なアイテムです。

ヘルメットの形状には、フルフェイスヘルメットやハーフ・ジェットタイプといったタイプがあり、様々な色・デザインのヘルメットが販売されています。バイクの種類や用途によって適したヘルメットを選ぶことは大切ですが、せっかくなら安全であり、快適かつおしゃれでかっこいいものを選びたいものです。

ここでは、バイクヘルメットのタイプや選び方を解説するとともに、メンズ・レディース別のヘルメットランキングや人気メーカーを紹介します。

可愛い・かっこいい・おしゃれ?安全性や価格?ヘルメットの選び方

重要なヘルメットの選び方ですが、どのような点が重要視されているのでしょうか。安全性、形やデザイン、バイクとの相性や価格など、実際にバイクヘルメットを購入した100人を対象としたアンケート調査(※1)の結果を紹介します。
※1.クラウドソーシングを活用したインターネット調査

バイクヘルメットを選んだ理由

1位:ヘルメットの形やデザイン…40人 
  • 店頭で直接見て、デザインとカラーリングがカッコ良くて気に入ったため
  • 見た目のデザインがおしゃれで好みだったうえに、安全面でも安心できるものだったから
  • 自分の頭にフィットしたから

2位:バイクの色や車種にあわせて…31人
  • バイクに合わせて少しレトロな感じのものが欲しかった
  • バイクがアメリカンなので、若干アンティークっぽいワイルドなヘルメットを選びました
  • ヘルメットのデザインが乗った時に違和感がないかどうかを色々と試しました。

3位:安全性・・・16人
  • 安全性と見た目の格好良さから
  • 安全性が高く、価格もそこまで高くはなかったから

購入したバイクヘルメットを選んだ理由の1位は「形やデザイン」でした。2位の「バイクの色や車種にあわせて」と合わせると、約70%がヘルメットの外見を重要視していることがわかります。

3位「安全性」を理由に挙げた人は全体の20%未満と少なく感じられますが、日本国内で販売されている乗車用バイクヘルメットでは、国が定めた安全基準への適合が義務付けられています。

義務づけられている安全基準として、PSC規格があり、規格に適合した製品に表示される「PSC」マークがないものは乗車用ヘルメットとして販売が禁止されていることから、乗車用バイクヘルメットとして販売されているものを選べば、最低限の安全基準はクリアできている事になります。

PSC規格を取得していないヘルメットは、「装飾用」「観賞用」ヘルメットであり、乗車用として利用できません。バイクヘルメットを選ぶ時には、これらの点にも注意しておきましょう。以下に、バイクヘルメットの規格をまとめています。

バイクヘルメットの安全規格

安全規格詳細
SGマーク・製品安全協会の安全基準を満たした製品の安全を保証する規格
・製品の欠陥による人身事故には最高1億円までの賠償措置が講じられる
・PSC基準と同等かそれ以上の基準をクリアしているため2つのマークが同じラベルで表示されていることが多い
PSCマーク・国が定める安全基準を満たした製品に示されるマーク
・PSCマークの表示がない製品は販売不可であり、国内で正規に販売されているヘルメットには貼付が義務づけられている
JIS規格・日本工業規格(JIS)は工場標準化法に基づき制定されている規格
・厳しい性能テストを経て品質内容を規定し、認定している。
・125cc以下限定のJIS1種と排気量無制限のJIS2種がある
SNELL規格・スネル記念財団(非営利団体)が定めた安全規格
・非常に厳しい試験と定期的な規格見直しにより、高い基準に改定されている。
・国際格式のレースではこの規格をクリアした製品が必須
FIM/MFJ公認・財団法人日本モーターサイクルスポーツ協会(MFJ)による公認制度
・公式バイクレースの競技者の安全を目的に定めた規格であり必須制度となっている。

規格に適合していることを原則として、自分にあったサイズ感のバイクヘルメットを選ぶことが重要です。安全性の高いヘルメットを選んでも、サイズがあっていなければ意味がありません。

ヘルメットサイズの選び方

どのタイプのヘルメットを選ぶ場合でも、自分の頭のサイズを測定し、各メーカーのサイズ表から自分にフィットしたヘルメットを選んで下さい。

1)頭のサイズを測定
自分の頭の周りで一番広い部分※をメジャーなどで測る。※ハチ周り(額の高い位置から水平に後頭部を通って一周する)

2)メーカーのサイズ表からサイズを選ぶ
測った頭のサイズ(単位cm)と、ヘルメットメーカーのサイズ表を見比べ、自分に合うサイズを選びます。

帽子と違いバイクヘルメットは頭部全体を覆うため、ハチ周りのサイズだけでフィット感の判断をするのは難しいかもしれません。

初めてヘルメットを購入する人や、自分に合うサイズ感がわからない人は、近くのバイクショップやバイク用品店まで足を運び、実際に試着してから決めて下さい。ヘルメット選びのアドバイスや、ヘルメット内側のサイズ調整を行うフィッテイングサービスを提供している店舗もあります。アフターケアやメンテナンスのアドバイスも受けることができます。

ハーフ・ジェット?デザイン重視の人が選んでいるヘルメットタイプ

バイクヘルメットを選んだ理由として、アンケート結果の1位は「ヘルメットの形やデザイン」、2位は「バイクとのマッチング」とデザイン重視の結果となっています。

デザイン重視でヘルメットを選んだ人が、実際に選んだヘルメットはどのタイプでしょうか。

デザイン重視の人が実際に選んだヘルメットタイプランキング

デザイン重視の人が選んだヘルメットタイプ

ヘルメットをデザイン重視で購入した71人中33人(46.5%)がジェットタイプのヘルメットを選んでいます。次いで、フルフェイス(19人/27.3%)・ハーフ(18人/25.3%)となります。

それぞれのヘルメットの特徴についてまとめます。

ヘルメットのタイプ特徴
フルフェイス・頭部全体が覆われる形状で最も安全性が高い
・重量が重く、視野がやや狭い
・防風性能が高い(冬→暖かい・夏→暑い)
ジェット・フルフェイスより視野が広い
・カバーされていない顎や顔を怪我する危険性がある
・着脱が楽で利便性が高い(被ったまま眼鏡の着脱が可)
・デザインが豊富
システム・フルフェイスとジェットのハイブリッドタイプ
・部品数が多く、他のタイプと比べて大きめ・重め
オフロード・未舗装路を走る事を前提とした特徴のある形状
・呼吸がしやすい
・高速走行には向かない
ハーフ・頭の上半分のみを覆うため、他のタイプと比べて安全性に劣る
・風圧を受けるため、サングラスやゴーグル有りが望ましい
・長距離移動には不向き
・他のタイプと比べて比較的安価な商品が多い
・125cc以下推奨(250cc以上も道路交通法上は問題ない)

ヘルメットのタイプは、バイクの排気量や走行スタイル(用途や距離)によって向き不向きがあります。自分のスタイルに合わせたヘルメットを選んでください。

加えて、ヘルメットの寿命についても正しく知っておくことが大切です。一般的なヘルメットの寿命は購入後約3年とされています。大きな衝撃を受けていなくとも経年劣化があること、一度でも大きな衝撃を受けると内部の緩衝材にダメージがあることを知っておきましょう。

レトロが人気?小さめが人気?デザイン重視の人が選んだヘルメット一例

デザイン重視の人が選んだヘルメットと、その理由をタイプ別に紹介します。

ジェットヘルメットARAI/アライ CLASSIC AIR

以前は半ヘルを被っていたのですが、年も取ってきたのでもう少し安全性の高いヘルメットにしようと思い、お洒落な感じのジェットヘルメットに買いかえました。

ジェットヘルメットSHOEI/ショウエイ J・O

バイクに乗り始めた若い頃から好きなメーカーで信頼性がありオシャレなデザインだから。

フルフェイスヘルメット:OGK KABUTO/オージーケーカブト SHUMA

メガネをかけているので、メガネ用スリットが必須で、kabutoであれば全てスリットが入っていて安心なので。カラーは艶消しの黒が良かったし、値段的にも性能の割には安いと思ったので。

ハーフヘルメット:ダックテールヘルメット

アイボリー色がかわいくて一目見た瞬間にこれが良い!と思ったから

各タイプとも、レトロ感がある商品が人気の傾向です。サイズ感も比較的コンパクトなものが好まれています。

シールドやゴーグルは?

各ヘルメットの購入レビューを紹介していますが、シールドやゴーグルがヘルメット選びの決め手となっているケースも見られました。

シールドやゴーグルは、様々なデザイン・色・価格の商品が販売されています。取付も自分でできる比較的簡単なものから、販売店での対応になるものまで様々です。ヘルメット本体と比べてパーツ価格は安価なため、手軽にスタイルチェンジを楽しむことが可能です。こういった理由からも、カスタムがしやすいジェットヘルメットが人気となっています。

ただし、ヘルメットの改造は、メーカー保証が無効になる禁止事項となりますので、カスタムする際には十分注意してください。

メンズ・レディース、それぞれ選ばれているヘルメットタイプランキング

メンズ・レディース別に人気のヘルメットタイプを解説します。

メンズに人気!ヘルメットタイプランキング

メンズに人気のヘルメットタイプランキング

乗っているバイクの車種が、女性と比べて幅広いこともあり、車種や走行スタイルに合わせたヘルメット選びをしています。色は、黒やシルバーなどの落ち着いた色調が多く、特にマットブラックが人気です。

ジェットヘルメット:BELL 500-TXJ

以前はフルフェイスだったのですが、憧れのハーレーダビッドソンを購入したのでBELL 500TXno復刻版ヘルメットにしました。

ハーフヘルメット:STAR ARROW VT003 BK

SR400がオールドタイプのバイクなのでそれに合うヘルメットを購入。ハーフタイプでゴーグルがかっこよかった。

レディースに人気!ヘルメットタイプランキング

レディースに人気のヘルメットタイプランキング

男性と比較して原付利用者が多く、車体との色合わせや可愛さを重視したヘルメット選びをしています。男性とは異なり、白やベージュ・アイボリーといったナチュラルカラーを選ぶ人が多く、その他の色では赤を選んでいる人が男性より多い傾向でした。

ジェットヘルメット:FS-JAPAN石野商会 MAX-308

クラシックなデザインがお洒落だと感じたから。。

ジェットヘルメット:NEORIDERS/ネオライダー FZ-6

しっかりカバーされていることに安心感を感じたことが決め手です。デザインも好みで、同じものをかぶっている人が少ないということも嬉しいポイントです。

原付・中型バイク・ハーレーのおすすめヘルメットは?

バイクの車種では、ヘルメットの選び方に特徴はあるのでしょうか。原付と原付以外の中型バイク・ハーレーについて解説します。

原付ライダーに人気のヘルメット

原付ライダーが選んだヘルメット
  1. ジェットヘルメット      …24人
  2. ハーフキャップヘルメット   …15人
  3. フルフェイスヘルメット    … 9人

原付は、通勤・通学の用途や長距離走行向きでないことから、全体的にジェットタイプのヘルメットが人気です。ジェットタイプを選んだ24人中16人は女性で、バイク本体との色合わせ・可愛さを理由に選んでいます。

ハーフタイプを選んだ15人中10人が男性であり、選んだ理由としてカッコよさを挙げており、色は黒・シルバーが好まれていました。

原付以外のライダーが選んだヘルメット
  1. ジェットヘルメット      …24人
  2. フルフェイスヘルメット    …21人
  3. ハーフキャップヘルメット   …  6人

原付以外のバイクの場合、原付と比べてハーフキャップヘルメットを選んだ人の割合が少なく、ジェットヘルメット・フルフェイスヘルメットが主流となっています。中型以上の車両は走行距離が長めの傾向があるため、走行中の安全性を重視した結果と言えるでしょう。

中型バイクライダーが選んだヘルメット

ビッグスクーターや、カブ、ネイキッド、スポーツタイプなど中型バイクのデザインは様々です。ヘルメットを選んだ理由にも、車種デザインや色に関するものが多く見られます。

▼車種/YAMAHA SR400 
ハーフヘルメット:STAR ARROW ヴィンテージヘルメット PS-VT003 BK

SR400がオールドタイプのバイクなのでそれに合うヘルメットを購入。ハーフタイプでゴーグルがかっこよかった。

▼車種/セロー 250
オフロードヘルメット:SHOEI/ショウエイ VFX-WR

ヤマハのバイクが好きで、青色の車体にあっていて格好いいから

ハーレー・アメリカンバイクのライダーが選んだヘルメット

中型以上のバイクでも、とりわけハーレーなどのアメリカン車種のライダーは、ヘルメットへのこだわりも強いようです。

▼車種/YAMAHAドラッグスター 250・400 
ハーフヘルメット:ダムトラックス/Dammtrax REVEL

バイクがアメリカンなので、若干アンティークっぽいワイルドなヘルメットを選んだ。

ジェットヘルメット:SHM Lot-500

バイクと色を合わせたかったのと、シンプルだし無難だと思った。

▼車種/HONDA Rebel250 
ジェットヘルメット:マルシン(MARUSHIN) ジェット JE-1

バイク本体とマッチした色合いでデザインだから

バイクの年式や車体のカラーリングによって、バイクヘルメットも単色のものからカラフルなものまで様々です。

本家である「ハーレーダビッドソン」や、アメリカに起源を持つ老舗「BELL/ベル」「Buco/ブコ」「SIMPSON/シンプソン」など、アメリカンブランドも購入されています。

おしゃれなデザイン!SHOEI・アライ・カブトなど人気メーカー

日本が誇る、人気ヘルメットメーカーについて解説します。

Arai(アライ)

Arai(アライ)は埼玉県さいたま市に本社を置くヘルメットメーカーです。SHOEIと並ぶ国内2大ヘルメットメーカーであり、世界基準と照らし合わせても、この2大メーカーは抜きんでています。

ARAIの最大の特徴は、主要製品の多くがSNELL規格を満たしていることです。厳しい世界基準に適合しており、高い安全性を誇るヘルメットを販売しています。

▼主なヘルメットシリーズ

  • RX-7X
  • ASTRAL-X
  • CLASSIC MOD など

SHOEI(ショウエイ)

SHOEI(ショウエイ)は、東京都台東区に本社を置くヘルメットメーカーです。安全性の評価も世界的に高く、海外の安全性評価テストでも高い結果を出しています。

▼主なヘルメットシリーズ

  • GT-Air 2
  • RF-1200
  • J・O など

OGK KABUTO(OGKカブト)

OGKカブトは、大阪府東大阪市に本社を置くヘルメットおよび車両周辺部品の製造販売を行う企業です。国内では3番手の位置づけであり、もともとは自動車用品の製造・販売会社でした。

Arai・SHOEI2社と比べて、比較的価格が安いことや、原付・スクーター向けの商品を多く製造していること、自転車用ヘルメット・児童用ヘルメットの製造でも有名です。

▼主なヘルメットシリーズ

  • RYUKI
  • KAMUI3
  • EXCEED など

前述した3社の他にも「リード工業」「マルシン工業」「ダムトラックス」「TNK工業」「TT&CO.」といった国内メーカーがヘルメットを製造しており、安全性はもとより様々なデザインのヘルメットを展開しています。

まとめ

バイカーの必需品であるヘルメット。いざという時に自分を守ってくれる大切なアイテムです。ヘルメット選びでは、製品の安全性はもちろんのこと、自分にしっかり合ったサイズを選ぶことが重要です。通販サイトなどで、様々な形状やデザイン・色のヘルメットが販売されています。安全性とサイズ感を基本とし、、バイク本体やバイクスタイルに合わせ、お気に入りのヘルメットを探してみてください。

※1.クラウドソーシングを活用したインターネット調査について

調査方法:クラウドワークス上(インターネット)での回答募集
調査年月:2023年3月
調査人数:ここ3年以内にヘルメットを購入した経験がある100名
参考URL:https://crowdworks.jp/public/jobs/8178334