※当記事はPRを含んでおります。
バイクに乗り始めて間もない女子バイカーの大きな悩みは、バイクファッションではないでしょうか。選び方がわからないことに加え、レディースウェア・パンツは種類が少ないため、選択肢も限られています。
そこで今回は、レディースバイクファッションのおすすめのコーデとアイテムについて、下記の視点で解説していきます。
- バイクファッションの選び方
- 季節別の注意点とファッション
- バイク別のファッション
- カッコいいバイクファッション
- おしゃれなバイクファッション
- 女性ライダーにおすすめのアイテム
バイクファッションに悩んでいる女性は、ぜひこの記事を参考にしてください。
女性ライダーの服装やファッションの選び方
まずは、ライディング用の服装の選び方について解説します。何を基準に選べばいいのかわからないという人はここでチェックしておきましょう。
バイクファッションを選ぶ際の基準となるポイントは、以下の4つです。
バイクウェアを選ぶときは、これらのポイントを基準として、季節ごとに自分の好みや利用目的・バイクの種類などに適したスタイルを見つけてください。
機能性
バイクウェアを選ぶ際にまず重要な要素は、季節や天候です。バイクウェアには、各季節や天候などの使用用途に合わせて、以下のような機能を備えたものが販売されています。
季節・天候 | 機能 |
---|---|
すべての季節・天候 | ・保護性 ・防風性 ・ストレッチ性 ・運動性 |
夏 | ・通気性 ・吸汗速乾性 |
冬 | ・保温性 ・防寒性 ・電熱機能 |
雨天 | ・防水性 ・透湿性 |
そして、バイクウェアの機能を左右するのは、主に素材です。
例えば、通気性の高い素材といえばメッシュ素材。夏場に着るバイクウェアは、主にメッシュ素材を選ぶと快適にライディングできます。
保護性の高い素材でいえば、レザー素材が人気です。レザー素材は厚みもあり破れにくいので、転倒時に肌が露出して大ケガにつながるリスクを低減できます。
商品の機能性についてチェックした上で、自分の使用目的に合ったバイクウェアを選んでください。
安全性
安全性は、バイクウェアを選ぶ上で必須項目です。バイクの使用では、走行中の転倒だけでなく、停車時の立ちゴケでケガをするリスクも考えられます。
もし普段着を着ていた場合、服が破けて肌が露出し、ケガにつながる可能性が高くなります。また、普段着には当然プロテクターがついていないので、転倒時の衝撃で体を痛めてしまう恐れもあります。
安全性に配慮する際には、次の2点を重視して選ぶようにしましょう。
- 保護性の高い素材
- プロテクター付きのバイクウェア
先ほど一例として、保護性の高い素材にレザー素材を挙げましたが、バイクウェアのほとんどは保護性の高い素材で作られています。また、プロテクターについても、バイクウェアの多くに標準装備されています。
稀にプロテクター用のポケットだけ付いていて、プロテクター自体は別売りという場合もありますので注意してください。
ブランド
ブランドは、どのような服装を着用したいかによって決まってくるでしょう。なぜなら、バイクウェアを販売しているブランドによって、それぞれ特徴が異なるからです。
もちろん、どのブランドも幅広い商品を取り扱っていますが、デザインや素材などによっておすすめのブランドが変わります。
例えば、レザージャケットを購入したいなら、「カドヤ」や「クシタニ」などが有名です。価格は決して安くありませんが、上質で長く愛用できるレザージャケットを購入できます。
また、シンプルで洗練されたデザインのバイクウェアを選びたいなら、「RSタイチ」がおすすめです。「RSタイチ」は、シンプルなデザインに、ブランドロゴやカラーがワンポイントになっているウェアが印象的です。
上記はあくまで個人的な意見ではありますが、ブランドごとのバイクウェアの特徴を知ることで、自分好みの商品を選びやすくなります。
ファッション性
種類が少なく、バイクファッションは女性ライダーにとって悩みの1つです。
男性用のバイクウェアは種類が豊富で、さまざまなデザインから好きなものを選べますが、女性は種類が少ないため選択肢が限られてしまいます。
そこでおすすめなのが「インナープロテクター」の着用です。インナープロテクターを着用するメリットとしては、主に次の2点が挙げられます。
インナープロテクターは、アウターの下に着るプロテクターです。保護性を確保できるため、アウターに普段着を着ても問題ありません。安全性を保ちながら、おしゃれな服装でライディングを楽しめます。
ただし注意点としては、走行時にバタつくような服装は控えなければなりません。ほかの車両の視界を遮るため迷惑になることはもちろんですが、ライディング時に服装がバタつくとハンドル操作を誤るリスクが高まります。
風圧でかなり体が持ってかれてしまうので、注意してください。
自由にファッションは楽しめるといっても、しっかりと体に密着する服装を選ぶようにしましょう。
【季節別】レディース(女性)バイクファッション(服装)の基本とコーディネート
ここでは、季節別のレディースバイクファッションについて解説します。
それぞれの季節の特徴に合ったバイクファッションを、簡単に要点をまとめて表にしてみました。
シーズン | 季節の特徴・注意点 | バイクファッション |
---|---|---|
夏 | 【特徴】 ・暑い ・日差しが強い 【注意点】 ・ウェア内に熱がこもる ・日焼け | ・メッシュ素材のバイクウェア ・半袖、短パンはNG |
冬 | 【特徴】 ・寒い ・冷たい風 【注意点】 ・体が冷えることで集中力が落ちる ・ウェアの隙間から冷たい風が侵入する | ・保温性、防風性の高いウィンター用のジャケット ・ジャケットの内側に、インナーウェアや保温性の高い服を重ね着 ・ネックウォーマーは必須 |
春 | 【特徴】 ・気温の差が激しい 【注意点】 ・昼間と夜の寒暖差 ・出発地と目的地の寒暖差 | ・3シーズン用(またはオールシーズン用)のバイクウェア ・インナーウェアで防寒調整 |
秋 | 【特徴】 ・気温の差が激しい 【注意点】 ・昼間と夜の寒暖差 ・出発地と目的地の寒暖差 | ・3シーズン用(またはオールシーズン用)のバイクウェア ・インナーウェアで防寒調整 |
次項より、4シーズンのおすすめの服装を解説します。
夏
夏の時期にライディングをするなら、メッシュ素材のバイクウェアを選ぶのがおすすめです。なぜなら、夏は気温が高くウェア内に熱がこもりやすいからです。
メッシュジャケットなら、通気性がいいため効率よくバイクウェア内の熱を外側に排出してくれます。
そして、夏のライディングにとても危険なファッションもあります。それは、半袖・半ズボンスタイルです。
立ちゴケや転倒によって大ケガするリスクが高まります。また、立ちゴケ時にエンジンやマフラーと地面の間に足を挟み、火傷することも考えられます。
さらに、日焼けにつながることにも要注意です。夏場の日差しは強いため、炎天下で半日もライディングすれば腕や足が真っ赤に焼けてしまうでしょう。
バイクウェアの中には、UVカット性に優れた素材を使っているものもあります。そのようなウェアを選ぶと、より快適かつ安全にライディングを楽しめますよ。
冬
冬のライディングは、インナーウェアを重ね着し、アウターとしてウィンター用のバイクウェアを着るのがおすすめです。アウターがバイクウェアであれば、インナーウェアは普段着で代用できます。
インナーウェアを選ぶ際は、吸汗速乾性の高いものを選ぶのが重要ポイントです。
実は冬場でも、ツーリング中に汗をかきます。重ね着をしている状態では、一度濡れてしまったインナーを乾かすのは困難です。体調を崩す恐れもありますし、汗の気持ち悪さから集中力も低下するため、事故を起こすリスクも高まります。
そのため、インナーウェアには吸汗速乾性のものを着用するようにしましょう。
また、冬場は走行中に、首元や裾から冷たい風が入ってくることにも要注意です。時速40~60kmで当たる冬の空気はかなり冷たく、バイクウェア内に侵入すれば体が震えるほど寒くなります。
そのため、ネックウォーマーは必須でしょう。さらに、バイクウェアは裾が閉められるようになっているのがほとんどなので、裾もピッタリと密着させるようにしましょう。
もし重ね着しすぎてゴワゴワになるのが苦手だという人は、電熱ウェアもおすすめです。重ね着しなくても暖かさを保てますし、ゴワゴワ感がないことで運転をしやすくなるメリットもあります。
ただし、電熱ウェアは基本的にプロテクターが装備されていないので、アウターにプロテクター装備のバイクウェアを切るようにしましょう。
春
春は、3シーズン用またはオールシーズン用のバイクウェアを着るのがおすすめです。脱着可能なインナーウェアが付いているケースが多く、防寒調節を行いやすくなります。
また、気温が高いときには、インナーウェアを単体で着ることも可能です。
昼間と夜の寒暖差が激しい春においては、防寒調節を容易に行えるという点で3シーズン用やオールシーズン用のバイクウェアを選ぶのがいいでしょう。
秋
秋も、春と同じく3シーズン用またはオールシーズン用のバイクウェアを着るのがおすすめです。
昼間と夜間の寒暖差もあります。また、秋には紅葉を見るために、山へツーリングに行く人も少なくないでしょう。
自然の多い場所は、街中に比べて昼間であっても気温が大きく下がる場合があります。そのため、防寒調節しやすい3シーズン用・オールシーズン用のバイクウェアはかなり重宝します。
【バイク別】レディース(女性)バイクファッション(服装)の基本とコーディネート
続いて、バイク別のレディースバイクファッションについて解説します。ここでは、以下のバイクタイプ別におすすめの服装を紹介していきます。
バイクファッションは、これでなければいけないという決まりはありません。自分の好みの服装で楽しむのが一番です。
ただ、バイクによっては、貧相に見えてしまったり浮いてしまったりするケースがあるので、知っておくといいでしょう。ここでは、バイクごとの特徴や、実際のライダーの投稿も踏まえて解説しますので、服装選びの参考にしてください。
アメリカン
アメリカンバイクは、車高が低めで、ホイールベースが長めなのが特徴です。
アメリカンバイクの服装としては、少しゆったりとした服装を合わせるのがおすすめ。フィット感のある服装を合わせると、少し貧相に見えてしまう恐れがあります。
バイクのカラーにもよりますが、基本的には、黒やグレー・カーキ・ベージュなど、落ち着いた色のファッションの方が合うでしょう。
また、かっこいいファッションを目指すなら、レザージャケット+デニムの組み合わせも合いますよ。
クラシック
クラシックバイクは、ヴィンテージ感がある渋い雰囲気が特徴のバイクです。バイクウェアとしては、アメリカンバイクと同じく少しゆったりとした服装を合わせるといいでしょう。
SNSでクラシックバイクに乗っているライダーを見てみても、少しダボっとした服装を合わせている人が多いのが印象的です。
例えば、パーカースタイルで乗っている人もいます。
長袖シャツのゆったりとした服装を着ている人もいます。
カジュアルさとヴィンテージ感は合わなさそうなイメージがあるかもしれませんが、ゆったりした印象とカジュアルな感じが、クラシックバイクの雰囲気にマッチします。
もしパーカースタイルを取り入れたい場合は、バイク専用のパーカージャケットが販売されているので、普段着ではなくそちらを使用するようにしてください。プロテクターが装備されていて保護性が高く、安全にライディングできます。
ネイキッド
ネイキッドバイクとは、エンジンがむき出しになっているバイクのことです。スポーティな見た目が特徴なので、バイクウェアもスポーティなライディングジャケットを着用するといいでしょう。
ネイキッドバイクは、街乗りとして使用する人も多いでしょう。
その場合、明るい色のライディング専用ジャケットだと少し浮いて見えるかもしれません。そんな時は、以下のようなカジュアルファッションを合わせるのもおすすめです。
ツーリングや遠出のときはスポーティなライディングジャケット、街乗りのときはカジュアルなバイクウェアを着るといった使い分けをするといいでしょう。
スーパースポーツ(SS)
スーパースポーツは、エンジン部分がしっかりと覆われているフルカウルのバイクで、スポーツ走行を想定して作られています。乗車姿勢は、かなり前傾姿勢となります。
もしサーキットでスポーツ走行を楽しみたい場合は、必ずつなぎ(レーシングスーツ)を着用しなければなりません。
しかし、女性でスーパースポーツに乗る人は、街乗りやツーリング目的が多いでしょう。もし街乗り・ツーリングとして使用する場合は、以下のスタイルを取り入れるのがおすすめです。
- カジュアルスタイル
- スポーティファッション
どちらもスーパースポーツに合いますが、街乗りメインで乗るならカジュアルスタイルの方が降車後の予定も立てやすいでしょう。
ストリート
ストリートタイプのバイクは、軽量な車体で、エンジンが比較的シンプルな構造なのが特徴です。
実際のライダーのファッションを見てみると、レザージャケットと合わせている人が多い印象です。
ストリートバイクは、どちらかというと渋くかっこいい見た目なので、レザージャケットが合いますね。
レザージャケットなら、降車後も街に溶け込みやすいですし、脱着もしやすいので街乗りにおすすめです。また、レザー素材は破れにくく保護性が高いので、ケガのリスクを低減できます。
オフロード
オフロードバイクは、山道や林道・岩場・砂場など舗装されていない道を走ることを想定して作られています。見た目の特徴としては、シート高が高く、ホイールも大きく、とてもシンプルです。
実際のライダーのファッションを見てみると、さまざまなスタイルの人が見受けられます。
例えば、次のようなスタイルです。
- モトクロスウェア
- カジュアルスタイル
- アウトドアスタイル
モトクロスウェアという言葉は聞きなれないかもしれませんが、モトクロスの専用コースを走る際に着用するウェアです。路面がでこぼこしているオフロードコースを走ることを想定して、動きやすく運動性の高い服装になっています。
オフロードバイクのスタイルとも一番マッチしているウェアだと言えるでしょう。ただし、街乗りの場合は浮いてしまうため、カジュアルスタイルやアウトドアスタイルを取り入れるのがおすすめです。
では、それぞれのバイクファッションを見てみましょう。
旧車
旧車はある特定の年代に製造され、現在は販売を終了しているバイクのことを一般的に指します。
そのため、旧車と一口にいっても、クラシック・アメリカン・スーパースポーツなどさまざまな種類が含まれ、一概に旧車にはこのウェアが合うと決めるのは難しいでしょう。
SNSを見てみると、次のようなファッションで乗っている人が多い印象を受けます。
- カジュアルなスタイル
- レザージャケット
もちろん旧車の種類にもよりますので、自分の所有するバイクに合わせて選ぶようにしてください。参考までに、旧車にどのようなバイクファッションを取り入れている女性ライダーがいるのか見てみましょう。
アドベンチャー
アドベンチャーバイクは、オフロードバイクにオンロード性能を取り入れたバイクです。ホイールが大きく、シート高も高く設計されているので舗装されていない道を走行できます。
このようなオフロードバイクの性能に加えて、一般道や高速道路など舗装された道路でも快適に走れるのがアドベンチャーバイクの特徴です。
そんなアドベンチャーバイクに一番マッチするファッションは、「アドベンチャージャケット+アドベンチャーパンツ」です。
アドベンチャージャケットとアドベンチャーパンツは、アドベンチャーバイク専用のバイクウェアのこと。
街乗りや長距離ツーリングと幅広い利用シーンを想定して、収納ポケットが多かったり厚手素材で保護性が高かったりと、多機能なのが特徴です。
デザインもアドベンチャーバイクに合っていますよ。
なかには街乗りで使用したいという人もいるでしょう。アドベンチャージャケットとパンツの組み合わせは街中では目立ってしまうので、カジュアルなバイクウェアと合わせてもいいでしょう。
おしゃれレディース(女性)バイクファッション(服装)を紹介
ここからは、おしゃれなレディースバイクファッションを紹介します。関連商品も解説しますので、併せて参考にしてみてください。
今回取り上げたのは、以下の2種類のファッションです。
- アウトドア系ジャケット+デニム
- 普段着スタイル
2種類ともバイクの種類と利用目的に合わせた服装選びをしているのがポイントです。おしゃれさと併せて、ライディングの目的に応じた服装選びにも着目してください。
アウトドア系ジャケット + デニム
アメリカンバイクに、鮮やかな緑のジャケットとデニムパンツを合わせたスタイルです。
アメリカンなバイクにアウトドア系のスタイルがマッチしているように感じます。そして、カジュアルではありますが、ラフすぎないのがポイントではないでしょうか。
アウトドア系のジャケットは、ライディング専用のものも販売されていますが、もしそれ以外を使用する場合はプロテクター付きのインナーウェアを着用するようにしましょう。
アウトドア系のバイクウェアには、次のような商品があります。
【YSENTO】レディース アウトドアジャケット
春・秋・冬に使用できるアウトドアジャケットです。ライディングジャケットではありませんが、防風性・耐摩耗性・通気性があるためライディングに使用してもいいでしょう。
袖口と襟はマジックテープで止められるようになっています。特に袖がバタつくと運転に支障が出るため、マジックテープで調節できるのは嬉しいポイントです。
ただしプロテクターが装備されていないため、このジャケットを着る場合は、インナーウェアを着用するようにしましょう。
【デイトナ】DP-002 ストレッチスリムフィットインナープロテクター
フルメッシュのバイク用インナーウェアです。胸・肘・肩・背中にプロテクターが装備されていて、保護性に優れています。
さらに、フルメッシュで通気性と速乾性に優れているのもポイントです。夏場は当然ですが、冬でも汗をかくことがあるため、快適なライディングを実現できるでしょう。
【KOMINE】JK-555 WP プロテクタパーカー
オートバイ用品を企画・製造・販売するコミネが提供するバイクウェアです。肩・肘・脊椎にプロテクターを装備していたり、リフレクターが付いていたりと、保護性に優れています。
レディース用のサイズも用意されているので、自分に合ったサイズを見つけられるでしょう。アウトドアスタイルのライディングジャケットを探している人は、こちらもチェックしてみてください。
【RENHE】バイクパンツ レディース プロテクター付き
ストレッチ性の高いデニム生地を使用したライディングパンツです。伸縮性のある素材なのに加えて、腰元や膝上に運動性を高めるためのシャーリングが施されています。
デニムと聞くと動きにくいイメージがありますが、このデニムパンツならその心配がいらないでしょう。
また、腰と膝にプロテクターが付いているので保護性が高いのも魅力です。取り外しが簡単なので、休憩時に取り外して、ライディング時に付けるといったこともできます。
普段着スタイル
こちらは普段着のスタイルです。レディース用のバイクウェアはバリエーションが少ないため、普段着と合わせたいと考える人もいるでしょう。
普段着をライディングに使用する場合は、落ち着いた色のジャケット+白色の長袖Tシャツ+黒のパンツのように、できる限りシンプルな見た目のものを選ぶとおしゃれに見えます。
また、普段着を着る場合は、インナーウェアを着用するようにしましょう。
例えば、次のような商品があります。
【HondaGO】Rebel デザインロングTシャツ
Hondaが販売するバイク「Rebel(レブル)」のデザイナーが監修したロングTシャツです。シンプルながら、真ん中にスプレーアートのようなRebelのロゴがワンポイントになっていておしゃれですね。
購入者の中には、とても気に入っていてツーリング以外の日常生活でも使っているという人もいるようです。
[ハーレー] HURLEY SLEEVE LOGO 長袖Tシャツ
ハーレーのロングTシャツです。白地のシンプルなデザインで、胸元のワンポイントと右袖に大きくプリントされたロゴが特徴的です。デザインがとてもシンプルなので、さまざまなウェアやバイクとも合わせやすいでしょう。
またラフな見た目ながら程よい厚みがあるため、部屋着からちょっとしたツーリングと幅広いシーンで使えます。こちらはメンズのサイズ展開ですが、Sサイズをゆったり着ることで女性でもおしゃれに着こなせるでしょう。
カッコいいレディース(女性)バイクファッション(服装)を紹介
続いて、かっこいいレディースバイクファッションについて紹介します。今回ピックアップしたのは、以下の2種類のバイクファッションです。
- レザージャケット+デニム
- ライディングジャケット+デニムパンツ
これから紹介するファッションは、アメリカンバイクやネイキッドバイクに合わせやすいカッコよさの際立つメンズライクのファッションです。アメリカンバイクやネイキッドバイクを所有している人は、特に参考にしてみてください。
レザージャケット+デニム
シンプルなノーカラーのレザージャケットとデニムパンツのスタイル。バイクにマッチするファッションで、かっこいいですね。
シンプルにまとまっていますが、アイテムの一つひとつはとても上級アイテムです。デニムにもデザイン性があり、ブーツカットのスニーカーはワインレッドを合わせています。
このようにアイテムを工夫することで、さらにカッコよさが際立ちます。
画像で着用しているような襟なしのバイク用レザージャケットには、次のような商品があります。
デイトナ(Daytona) バイク用 レザー ジャケット 本革
デイトナの秋・冬用のレザージャケットです。表面に撥水加工がされており、メンテナンスも安心です。
着脱式のインナーベストが付いているので、防寒調節も簡単です。また、背中がめくれ上がりにくいパンツジョイント付きなので、背中を気にせずライディングできて女性に嬉しいですね。
プロテクターは別売りとなりますが、sas-tec(別売)が使用可能です。
ライディングジャケット+デニムパンツ
シンプルなデザインのライディングジャケットと、デザイン性のあるデニムスタイルです。スポーティーなライディングジャケットが、バイクとマッチしていてかっこいいですね。
このスタイルは、多くの女性ライダーが取り入れています。どのようなファッションがいいのか悩んでいる場合は、まずこのスタイルから入ってみてもいいでしょう。
特に、ツーリング時に着用するのがおすすめです。
では、レディース用のライディングジャケットとデニムのおすすめ商品を紹介します。
【KOMINE】プロテクトフルメッシュパーカー JK-135
春・夏向けのフルメッシュ素材のライディングジャケットです。通気性と保護性が高いのが特徴で、プロテクターは胸・肩・腕・背中に標準装備されています。
ライディングジャケットの中には、胸部プロテクターが別売りになっているケースもあるため、胸部プロテクターが標準装備なのは嬉しいところです。
また女性用のサイズが用意されているのも魅力ですね。WM・WLの2種類から選べます。自分にぴったりなサイズを選んで、快適にライディングを楽しみましょう。
【GOHAN】レディース ライダーパンツ
レディース用ライディングパンツです。ブルー・グリーン・ブラックの3色展開です。
表地にはストレッチデニムが使用されており、ベーシックなルックスながら高い快適性と保護性能を備えています。バイクの乗り降りの際に、生地がつっぱってしまう心配がありません。
保護性が高いのも初心者にとってのおすすめポイントです。腰と膝にそれぞれプロテクターが装備されていて、転倒時のケガのリスクを低減してくれます。
保護性の高い素材で守られているので安心してライディングできるでしょう。
女性ライダーにおすすめのアイテム
ここでは、女性ライダーが持っておくと便利なアイテムを紹介します。ピックアップしたのは次の2点です。
- ウエストバッグ
- キャップ
スマホ・カメラ・免許証・バイクの鍵など、ツーリング時には小物を入れる用のバッグがあるととても便利です。ウエストバッグなら、程よい大きさで邪魔になりません。
必要なものをすぐに取り出せるというのも大きなメリットです。ウエストバッグを使用すれば、必要なものを効率よく取り出せるようになります。
さらにキャップも女性には意外と便利なアイテムの1つです。ヘルメットを被ることによってぺったんこになった髪の毛を隠したり、化粧崩れを隠したりするのに役立ちます。
必要性を感じない人もいるかもしれませんが、いざというときにあると便利ですよ。では、一つずつ解説していきます。
ウエストバッグ
ウエストバッグは、ウエストにベルトで固定して使用する小型のバッグです。スマホやデジカメ・化粧品などの小物を入れるのに便利です。また両手が空くので、装着しながらライディングできます。
そんなウエストバッグは、初めのうちは、大きすぎず小さすぎないものを購入しておくのが無難でしょう。
また、ウエストバッグもウェアと同様にバイク用のものを選ぶのがおすすめです。収納はもちろんですが、リフレクターが付いているなどライディングに適した機能が装備されています。
【ラフ&ロード】バイク用ウエストバッグ F-style
大きすぎず小さすぎず丁度良い大きさのウエストバッグです。
メインスペースには、5箇所の差し込みポケットが設けてあるので、小物が乱雑に収納されてしまうのを防げます。また、リフレクターも装備されていて、夜間走行の安全性が高まります。
キャップ
ヘルメットを被ると、どうしても髪がぺたんこになってしまいます。近所に出かける程度ならそこまで気にならないかもしれませんが、デートや観光する場合には気になりますよね。
またキャップは、髪型を隠すこと以外に、化粧崩れの際にも活躍します。
ヘルメットを被り汗をかくと、化粧が崩れてしまうことがあります。そんなときにキャップがあれば、ある程度隠すことができます。
ライダージャケットと合うかっこいいキャップを2点紹介します。
【RSタイチ】NEC014|9THIRTY
オートバイ用品の企画・製造・販売などを行う「RSタイチ」が販売するキャップです。黒ベースにRSタイチの白色のロゴがワンポイントになっています。
黒ベースのシンプルなデザインなので、さまざまなバイクウェアと合わせやすいでしょう。
【56design】FIFTY-SIX WORK CAP
バイクアパレル・ファッションブランド「56design」が販売するキャップです。シンプルなデザインにFIFTY-SIXの文字がワンポイントになっています。
キャップの形状も特徴的で、男性にも女性にもどちらにもよく似合うでしょう。カラーは黒とカーキの2種類あり、自分の好みやバイクのカラーに合わせて選べます。
後ろに乗るときにファッションで気を付けること
バイクの後ろに乗せてもらうときに、一番おすすめのファッションはライディングジャケットとライディングパンツを着用することです。転倒したり、バイクから落ちたりした場合のケガのリスクを軽減できます。
しかし、中にはおしゃれな普段着で乗りたいという人もいるかもしれません。その場合は、以下のことに注意した服装選びをしましょう。
- 体にフィットする服装(スカートはNG)
- 風で飛んでしまうような装飾のないシンプルな服装
- アクセサリーも控えるのがおすすめ
自分自身を守る意味もありますが、近くを走行しているほかの車両に迷惑をかけないためでもあります。
特にアクセサリーや服についた装飾類は要注意です。風で飛んでしまえば見つけるのが困難な上、後続車の事故にも繋がりかねません。付けていたものを全部外しているかどうか、入念にチェックしてください。
レディース(女性)ファッション(服装)についてのQ&A
おすすめのお店
レディースのバイクファッションを探すなら、「レディースバイク用品Baico(バイコ)」がおすすめです。
Baicoでは、レディース用のバイクウェア関連商品が707点掲載されており(2023年11月1日時点)、バイクウェアも多数掲載されています。
わざわざレディース用を探す手間がかかりませんし、オンラインで購入できるので店舗まで買いに行く必要もありません。
参考になる雑誌
女性ライダーに参考になるバイク雑誌としては「レディースバイク」がおすすめです。
レディースバイクには、ライディングウェアセレクションやおすすめのバイカーデビュースポット・女性ライダーのインタビューなど、女性ライダーの悩みを解消できるコンテンツが豊富に掲載されています。
先輩女性ライダーのファッションを見ることで、服装選びの参考になります。
足つきが悪い場合はどうしたらいい?
女性は、比較的身長が低いため、バイクによっては足つきが悪く乗りづらさを感じるでしょう。足つきが悪い場合に、手軽に行える対処法としては、次のようなことが挙げられます。
- シューズにインソールを入れる
- 厚底のライディングブーツを買う
手間なく足つきを解消したいなら、「厚底のライディングシューズ」を購入するのが一番手っ取り早いでしょう。履くだけで高さを数cmアップさせられます。
まとめ
レディースバイクファッションの選び方やコーデについて解説しました。どのような服装を選べばいいのか悩んでいる人は、ぜひ参考にしてください。
改めてまとめると、バイクファッションを選ぶ際には、以下の2点に優れたものを選んでください。
- 機能性
- 安全性
この2点は、ライディング専用のジャケットとパンツを選ぶことで簡単にクリアできます。ただし、レディースのライディング専用の商品は、メンズに比べて極端に種類が少なく選べる範囲が限られてしまいます。
そんなときは、インナープロテクターを着用して普段着と合わせる方法もおすすめです。SNSの女性ライダーを見ていても、普段着のようなスタイルでライディングしている人をたくさん見かけます。ただし、普段着とはいっても、半袖・半ズボンは大ケガのリスクが高まるので絶対にやめましょう。
今回の記事では、季節別・バイク別・おしゃれ・かっこいいなど4種類のバイクファッションについても紹介しました。
ぜひバイクウェア選びの参考にしてください。