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メンズバイクファッションと一言で言っても、様々な種類があります。
最近バイクに乗り始めた人や、もっとおしゃれにバイクを乗りこなしたいと思っている男性に向け、おすすめのコーディネートやアイテムを紹介しています。
- バイクウェアの種類
- 季節別ファッション
- バイク別ファッション
- おしゃれなメンズバイクファッション
- カッコいいメンズバイクファッション
- カッコよさと安全性を兼ね備えたおすすめブランド
実際のライダーのファッションを参考に解説していますので、「愛車に似合うおしゃれな服装で、かっこいいバイク乗りを目指したい」という人はぜひ、バイクウェア選びの参考にしてください。
メンズバイクファッション(服装)の定番とは
メンズのバイクファッションの定番としては、次のタイプが挙げられます。
- つなぎ
- 重厚
- レザー
- スポーティー
- カジュアル
それぞれの服装は、利用シーンや安全性に違いがあります。選ぶ際には、各種類ごとの特徴を理解しておきましょう。
ここでは定番の服装を紹介するとともに、利用シーンと安全性について解説します。あくまで個人的な意見ですが、安全性を5段階の星評価で表しています。
つなぎ
利用シーン | 安全性 |
---|---|
サーキット走行 | ★★★★★ |
つなぎは、主にサーキット走行で使用するレーシングスーツのことです。危険の伴うサーキット走行では、レーシングスーツの着用が義務付けられています。
肌の露出がなく、背中・肩・肘・膝・お尻などあらゆる箇所にプロテクターやパッドが入れられており、安全性はかなり高いです。そして、着用すると自然に前傾姿勢になる造りになっているのも特徴的です。
主にサーキット走行で着用するウェアですが、たまに一般道で着用している人も見受けます。
重厚
利用シーン | 安全性 |
---|---|
ツーリング、旅行 | ★★★★ |
重厚系のバイクウェアは、つなぎを半分に切ったような服装。つなぎに比べて、実用性が高いのが特徴的です。
トイレに行ったり、ツーリング途中で飲食店に寄ったりするときなどに便利でしょう。つなぎと違い上下が分かれているので脱着しやすく、休憩中にリラックスしたいときには上だけ脱ぐことも可能です。
手軽さには少し欠けるので、旅行やツーリングなど、遠出をする際に着用するのがおすすめです。また、バイクの排気量も中型~大型に相性の良いウェアだと言えるでしょう。
レザー
利用シーン | 安全性 |
---|---|
街乗り、ツーリング、旅行 | ★★★★ |
レザー素材を取り入れたバイクファッションは、定番中の定番です。レザー素材は保護性が高く、風も通さないので、バイクウェアとしてはかなり実用性があります。
そして、ファッション面でも様々な種類のバイクにマッチするのも特徴。アメリカンバイクやクラシックなど渋めなバイクに合うイメージが強いかもしれませんが、意外とどのバイクにも合わせやすいです。
プロテクター付きのものもあれば、プロテクターがないものもあり、選択肢の幅が広いのも特徴的。安全性とファッション性のバランスの取れた服装を選びたいなら、レザー系がおすすめです。
スポーティー
利用シーン | 安全性 |
---|---|
街乗り、ツーリング、旅行 | ★★★ |
スポーティーなものは、レザータイプに比べて生地が薄手で柔軟性があり、スタイリッシュなのが魅力です。安全性には少し劣りますが、着心地の良さや手軽さがあります。
また、見た目にバイク感が強くないのも特徴的。近所のショッピングモールに出かけたり、ちょっとした遠出をしたりしたいときなどに便利でしょう。
プロテクターや保護パッドが入ったものもあり、安全性も確保できます。バイク感の強いファッションではなく、着心地やおしゃれさを重視したい人におすすめです。
カジュアル
利用シーン | 安全性 |
---|---|
街乗り、ツーリング | ★★ |
カジュアルなもので言えば、パーカースタイルのものやアウトドア系のものが見受けられます。カジュアルとはいっても、耐摩耗性や耐久性のある素材で作られていたり、プロテクターが入っていたりして、安全性に配慮されています。
ただし、つなぎやレザー系のものに比べて生地は柔らかく、安全性は下がります。街乗りでおしゃれなバイクコーデを楽しみたい人におすすめです。
【季節別】メンズバイクファッション(服装)の基本とコーディネート
続いては、季節別のバイクファッションの基本とコーディネートについてです。ここでは夏、冬、春・秋の3シーズンに分け、各季節の特徴や注意点などについても紹介します。
手っ取り早く情報を知りたいという人は、以下の表を参考にしてください。
シーズン | 季節の特徴 | バイクファッション |
---|---|---|
夏 | 暑さと日焼けに注意 | ・メッシュ素材が使用された通気性の高いバイクウェア ・半袖、短パンはNG |
冬 | 寒さに注意 | ・インナーウェア、保温性の高い服、ウィンター用のジャケットの重ね着、ネックウォーマー |
春・秋 | 昼間と夜の寒暖差に注意 | ・3シーズン用のバイクウェアを着用してインナーで防寒調節する |
夏
夏用のバイクファッションとしては、上下ともメッシュ素材が使用されたものを選ぶのがおすすめです。メッシュ素材は通気性がよく、暑い夏場でもバイクウェア内に熱がこもりにくく、心地よく着られます。
当然ながら、暑いからといって半袖・半ズボンでのライディングはNGです。
理由としては、転倒時のケガと日焼けが挙げられます。
バイクウェアを着用していても、転倒すればケガをします。肌の露出があるファッションでは、ちょっとした転倒でも大ケガは免れないでしょう。
また日差しが強いことにも要注意。ライディングでは、夏の日差しを長時間、直接浴びることになるため日焼けしてしまいます。肌を守るためにも、長袖長ズボンがマストです。
冬
冬用のバイクファッションとしておすすめなのは、重ね着です。重ね着する際は、吸汗速乾性のあるインナーウェア>保温性の高い服>ウィンター用のジャケットの順に着ると良いでしょう。
重要視したいのは、吸汗速乾性のあるインナーウェアです。実は冬場でも、ライディング中や休憩時間に立ち寄るお店の中で汗をかくことがあります。
そして一度インナーが濡れてしまうと、乾かすのは困難です。
汗の気持ち悪さと、冷たさから運転への集中力が落ち、事故のリスクが高まる可能性がありますし、体調を崩してしまうことも考えられます。そのため、冬場のライディング時には、吸汗速乾性の高いインナーウェアを着るようにしましょう。
さらに冬のアイテムとして、ネックウォーマーは必須です。
走行中は首元から冷たい風が入ってきます。首元まであるバイクウェアであっても、ネックウォーマーを着ることをおすすめします。
もし、暖かさも重視したいけど、重ね着しすぎるのは好きじゃないという場合は、電熱ウェアを購入しましょう。
重ね着のゴワゴワ感が抑えられ、運転のしやすさも確保できます。また温かさが持続するので、冬場のライディングにはかなり重宝するでしょう。
ただし、基本的にプロテクターが装備されていないので、アウターとしてプロテクターが装備された安全性の高いウェアを羽織る必要があります。
春・秋
春と秋に注意すべきは、昼間と夜の寒暖差です。特に、ツーリングの目的地が、山など自然の多い場所へ行く場合には要注意。
おすすめのファッションとしては、3シーズン(春・夏・秋)用のバイクジャケットを着用することです。脱着可能なインナーウェアが付いているケースが多いので、インナーウェアを取ったり、インナーウェアだけを着たりすることで防寒調節できます。
また、素材にはメッシュ生地が使われていたり、ベンチレーションがついていたりして通気性も高いので、暑い時間帯でもウェア内に熱がこもったり蒸れたりする心配がありません。
春・秋は、気温も安定しにくいですし、昼間と夜間での寒暖差も大きいため、防寒調節できる3シーズン用のバイクウェアを選ぶようにしましょう。
【バイク別】メンズバイクファッション(服装)の基本とコーディネート
続いてバイク別のメンズバイクファッションについて解説します。ここで紹介するのは、次の種類のバイクに合わせたファッションの基本とコーディネートについてです。
実際のところバイクファッションは、自分の好きなものを着用するのが一番です。ただ、バイクの特徴やデザインなどを理解しておくと、よりバイクに適したファッションを選びやすくなります。
ここでは、バイクの種類ごとの特徴も解説していますので、そちらもぜひチェックしてみてください。
アメリカン
アメリカンは大型のものが多く、車高は低め、ホイールベースは長めという特徴があります。そのため、体にフィットするようなスリム系のファッションを合わせると、違和感のある印象を与えたり、貧相な感じが出てしまいます。
アメリカンバイクには、少しゆったりとしたカジュアルなファッションがおすすめです。例えば、黒のパーカーと黒のパンツスタイル。
また、レザージャケットにゆったりめのデニムを合わせるのも良いでしょう。
アメリカンバイクのファッションに決まりなどはありませんが、服装を選ぶ際には、少しゆったりめなものを合わせると、バイクの形状ともマッチしやすいです。
もし迷う場合は、レザージャケットにデニムの王道の組み合わせを選ぶといいでしょう。
クラシック
クラシックバイクは、ヴィンテージ感があり渋い雰囲気を醸し出しているのが特徴的。このタイプのバイクには、以下のジャケットがおすすめです。
- レザージャケット
- ミリタリージャケット
- テキスタイルジャケット
レザージャケットは、バイク乗りの定番中の定番ですね。
レザージャケットの渋さが、クラシックバイクのヴィンテージ感とも相性バッチリです。
またミリタリージャケットも、バイクの定番ファッションです。基本的にどのような車種でも合うこのジャケットは、街中でもアメリカンやオフロードバイクなど幅広いバイクで使用されているのを目にします。
そして、クラシックバイクも多分に漏れず、ミリタリージャケットとの相性が良いと言えます。
レザーのような重厚感やミリタリージャケットのようなコテコテした感じが好みではない場合は、テキスタイルジャケットと合わせても良いでしょう。
テキスタイルジャケットは、一見私服と見間違えてしまうほどラフなものから、高級感を醸し出すものまで様々です。幅広い選択肢があるので、自分の好みとバイクに合うものを選んでみてください。
スーパースポーツ(SS)
スーパースポーツバイクは、公道を走行できるフルカウルタイプのバイクのこと。曲がりやすさや加速など、スポーツ走行に適しています。見た目もレーシーで、派手目なデザインのものが多い印象です。
スーパースポーツバイクのファッションとしては、レーシングスーツまたはカジュアル系のバイクウェアの2種類の服装がおすすめです。
やはりスーパースポーツといえばレーシングスーツが一番マッチするでしょう。バイクのレーシーなデザインとマッチしています。
また、レーシングスーツ自体が、前傾姿勢を取りやすい構造になっているのも特徴的です。長時間前傾姿勢でライディングすると疲労が溜まりますが、レーシングスーツを着用すると疲労の溜まりやすさがある程度軽減されます。
デザイン面だけでなく機能面においても、バイクの特性とピッタリマッチしています。
ただし、街乗りやツーリングの際は、レーシングスーツでは実用性が低くおすすめしません。街乗りメインの人は、カジュアル系のバイクウェアを着用するのがおすすめです。
カジュアル系のウェアを着る場合は、上記の画像のようにテキスタイルジャケットとデニムの組み合わせが合いやすいでしょう。
ストリート
ストリートタイプのバイクは、軽量な車体にエンジンは比較的シンプルな構造で、街乗りすることを目的に作られています。そのため、街の雰囲気にマッチする服装、かつ、降車後の行動のことも考えたファッションにすると良いでしょう。
おすすめなスタイルとしては、カジュアルなバイクファッションです。例えば「カジュアルなバイクジャケット」+「ラフなパンツ」の組み合わせがおすすめです。
一例ですが、ストリートバイクに乗るならラフに着こなしに加えて、街中での動きやすさにも配慮したファッションを選んでみてください。
▼バイクジャケット
▼パンツ
オフロード
オフロードバイクは、山道や林道・岩場・砂場など舗装されていない道を通ることを想定して作られたバイクです。そのため、ホイールは大きく、シート高も高く、見た目はシンプルに設計されています。
そんなオフロードバイクに合うファッションとしては、2種類が挙げられるでしょう。
- モトクロスジャージとパンツのセット
- カジュアル系のバイクウェア
オフロードバイクに合うファッションとしては、モトクロスジャージが合います。モトクロスジャージは、柔軟性のある素材のTシャツスタイルのウェアです。実際にモトクロスのコースを走行するときにも使用されます。
つなぎやレザージャケットとは異なり、手軽さもあり着心地も良いです。
もっとカジュアルな格好が好きだという人は、テキスタイルジャケットを着ても合うでしょう。実際に街中では、パーカーにゆったり目のパンツを合わせた、かなりラフな格好で乗っている人も見かけますね。
オフロードにチャレンジしたいという人は、伸縮性に優れて操作性の高いモトクロスジャージとパンツのスタイルを選ぶと良いでしょう。
ただ街乗りやツーリングで舗装された公道を走るという人は、カジュアルなバイクウェアを選ぶのがおすすめです。
旧車
旧車バイクとは、特定の年代に製造されていて、今は販売が終了しているもの(中古では手に入る)を一般的には指します。そのため、一口に旧車といっても様々なタイプがあり、このような服装がおすすめといったものはありません。
ただ、旧車に乗っているライダーを見ていると、次のような服装が多いことを感じます。
- カジュアル系のファッション
- レジャージャケット+デニム
例えば、カジュアルタイプは次のような服装です。ジャケットと靴に入った赤いラインがおしゃれですね。
レザージャケット+デニムを合わせている人は、次のような服装です。
もし王道を求めるのであれば、黒やヴァーガンディなど落ち着いたカラーのレザージャケットにデニムを合わせるスタイルを選ぶと良いでしょう。
SNSでライダーの写真を見ていると、半袖Tシャツで乗っている人も見かけます。ファッションとしては旧車ともマッチしていて、とてもおしゃれです。
しかし、バイクウェアを選ぶ際には、ファッション性よりも保護性の方が何倍も大切です。自分の命と健康を守るためにも、肌を露出させた服装は絶対にやめてください。
アドベンチャー
アドベンチャーバイクは、オフロードバイクのテイストを受け継いだ、長距離ツアラー向けのバイクです。
アドベンチャーバイクには、アドベンチャージャケットとアドベンチャーパンツといった、アドベンチャーバイク向けに作られた専用ウェアが販売されています。
専用のジャケット・パンツは、アドベンチャーバイクに合わせたデザインと収納ポケットの多さが特徴です。長距離ツーリングを想定した作りになっているので、機能面も優れています。
しかし、もっとラフな格好が良いという人も中にはいるでしょう。そんな人は、デザイン性のあるバイクジャケットに、デニムを合わせるのもおすすめです。
これなら、少し私服感が出ますし、街を歩いたりお店に入ったりする際にも動きやすいでしょう。長距離ツーリングではなく、日常的な使用を考えている人はこのようなカジュアルなファッションを合わせてみてください。
おしゃれメンズバイクファッション(服装)を紹介
続いては、おしゃれなメンズバイクファッションについて解説します。実際のライダーを参考におしゃれなファッションをピックアップしました。
今回取り上げたのは、次の2つのファッションです。
- カジュアルな「アメカジファッション」
- 普段使いもできる「シャツジャケット」
おしゃれなメンズバイクファッションは、カジュアルさ・ラフさがポイントとして挙げられるでしょう。
ライディングウェアには、一見私服と見間違えてしまうほどカジュアルなものがあるので、カジュアルさやラフさを取り入れたい人は、そのようなウェアを探すのがおすすめです。
では、早速見ていきましょう。各ファッションの解説に加えておすすめの関連商品も紹介しているので、併せてチェックしてみてください。
カジュアルなアメカジファッション
アメカジファッションは、デニムやチェックシャツ・Gジャン・スニーカーなどを取り入れたファッションで、着心地の良さや動きやすさを重視したスタイルです。
バイカーの中にもこのアメカジファッションを取り入れている人は多くいます。見た目のカッコ良さだけでなく、街中でファッションが浮いてしまう心配がありません。街乗りが中心の人は、アメカジファッションがおすすめです。
上記の画像のライダーは、暗めの色のGジャンに鮮やかな色のデニムを合わせていますね。後ろに乗っている人も似たような素材の服を合わせており素敵です。
以下にアメカジファッションの関連商品をピックアップしましたので、チェックしてみてください。
FASTHOUSE JAPAN ベノムジャケット
撥水加工を施したナイロン100%のコーチジャケットです。フロントボタンタイプなので、脱着がしやすかったり、着方を変えられるのがポイントです。
ツーリングで飲食店に立ち寄る際には、リラックスするために上着を脱ぎたいときもあるでしょう。そんなときにもすぐに脱げるので快適です。
FASTHOUSE JAPANサタデーナイトスペシャル フランネルシャツ
ライトウェイトコットンとポリエステルを配合し、柔らかな肌触りが特徴のフランネルシャツです。袖はダブルボタンになっていて、2段階に調整できるのが嬉しいところ。
ライディング中は、風で袖がばたつかないようキツめに閉めておいて、バイクを降りたら1段階緩めるといった使い方ができます。
街乗りやちょっとしたライディングの際に最適なアイテムです。
普段使いもできる「シャツジャケット」
シャツジャケットスタイルは、街乗りやちょっと遠出する際におすすめです。街中を歩いても違和感なく過ごせるでしょう。
また、脱着しやすいメリットもあります。走行時は寒くても、お店の中に入ると暑くなるケースも珍しくありません。そんなときにサッと脱いで体温調整を行うことが可能です。
そして、カジュアルなバイクファッションを選ぶ際には、当然ながら保護性の高さも重要です。
中には、プロテクターが入っていたり、バイクライディング用に設計されていたりするものが販売されているので、そのような商品を購入するようにしましょう。
例えば、バイク用ジャケット・ライディングウェア専門店「J-AMBLE」の「urbanism プロテクションシャツジャケット」が、おしゃれかつ保護性が高くおすすめです。
urbanism プロテクションシャツジャケット
オールシーズン使用できる、プロテクターフル装備のシャツジャケットです。バイクジャケット感を出していないのが特徴的。プロテクターは、肩・肘・胸部・背中に入っているので保護性能が高くおすすめです。
カラーは、LIGHT BEIGE(ライトベージュ)・BLACK(黒)・DARK TURQUOISE(ダークターコイズ)の3種類から選択でき、バイクカラーに合わせて選べるのも嬉しいところ。サイズもM・L・LLの3種類から選べます。
私服感のあるカジュアルなファッションを取り入れたい人におすすめです。
カッコいいメンズバイクファッション(服装)を紹介
ここからは、カッコいいメンズバイクファッションを紹介します。ここでピックアップするファッションも、実際のライダーを参考にしたものです。
大きく分けて3つのファッションをピックアップしました。
- バイク乗りの定番「レザージャケット+デニム」
- レザージャケットに一手間「レザージャケット+パーカー」
- レザーバイクウェアにカジュアルさをプラス「デニムジャケット+レザーパンツ」
キーワードとしては、レザー・デニム・パーカーの3つです。これらを組み合わせることで、カッコいいメンズバイクファッションを取り入れられるでしょう。
ここでは各ファッションの組み合わせを解説するとともに、おすすめの関連商品も紹介しますので、そちらも併せてチェックしてください。
バイク乗りの定番「レザージャケット+デニム」
レザージャケットとデニムの組み合わせは、アメリカン・クラシック・旧車・アドベンチャーなど幅広いタイプのバイクに合わせられる、定番でおしゃれなスタイルです。
レザージャケットには、プロテクターや保護パッドが備わっているものもあるので、安全性も確保できます。
レザージャケットを購入するなら、カドヤブランドを選ぶのがおすすめです。決して安くはありませんが、品質が良く長く愛用できるジャケットを手に入れられます。
【カドヤ】EURO CAPP-2
ライトな着心地とカジュアルなデザインが特徴のレジャージャケットです。脱着式のフードが付いているので、気分や服装に合わせて着こなせます。
さらに、ジャケット内部にはプロテクターが入っており、保護性が高いのもおすすめポイント。転倒してしまった場合でも、背中と肩・肘を保護してくれます。
またレザーの素材には、ゴートスキンが使用されています。ゴートスキンの特徴は、軽量で着やすいことに加えて、他の革とは異なる柔らかな肌触りです。型崩れしにくいという特徴もあるので、良い状態を保ちながら長く愛用できます。
EDWIN コーデュラストレッチデニム
デニムを選ぶ際には、ストレッチ素材のものを選ぶと良いでしょう。EDWINからバイク用のストレッチデニムが販売されているので、もし迷ったらこちらがおすすめです。
バイクライディング専用に設計されたデニムで、ストレッチ素材が使用されているため運動性が高く、乗降時にも動きやすいです。また、ライディング時の体重移動もしやすいでしょう。
また、綿100%のデニムに比べて耐摩耗性が4倍なのも魅力的。万が一転倒してしまった場合に、デニムが破けて肌が露出し大ケガを被るリスクを抑えられます。
さらに、膝部分にはプロテクターを入れるためのポケットも付いています。ステッチを解けば、パットの位置が調整可能です。ただし、プロテクター自体は付いておらず、別売りなのでご注意ください。
レザージャケットに一手間「レザージャケット+パーカー」
レザージャケットの内側にパーカーを着込むスタイルもかっこいいです。
単にレザージャケットを着るだけよりも、少しラフな感じを出せます。また、保温性能も高くなるため、寒い時期でも快適なライディングを楽しめるでしょう。
黒ベースの服装なので、基本的にどのようなバイクカラーにも合わせやすいというメリットもありますね。さらに、脱着もしやすいので、飲食店で休憩する際には脱いでリラックスすることも可能です。
手軽にかっこいい服装を取り入れたいという場合は、レザージャケットの内側にパーカーを着込むスタイルがおすすめです。
上記のファッションに関連するおすすめアイテムとしては、以下の商品があります。
Horn Works 本革 シングルライダースジャケット 4762
バッファローレザーを使用した本革のレザージャケットです。裏地にはキルティングが採用されているのが特徴。インナーとしてパーカーを合わせれば、冬のツーリングにも使用できるでしょう。
RSU632 ウォームライド フーデッドシャツ
ライディング時の運動性を妨げないストレッチ素材を使用したインナーフーディーです。単体として着ることもできますが、冬にはインナーとして着まわせます。レザージャケットのインナーとしてもいいでしょう。
特に、裏起毛生地が採用されていて保温性が高いので、冬場に活躍するウェアです。レザージャケットは保温性が低いので、インナーフーディーを着ることで暖かくライディングを楽しめます。
また、フロントファスナーで簡単に脱着できる仕様なのも魅力的です。脱着のしやすさは、ツーリングや遠出をする際にはかなり重宝します。すぐに脱いだり着たりできるので、防寒調整を行うのにとても便利です。
レザーバイクウェアにカジュアルさをプラス「デニムジャケット+レザーパンツ」
大人の雰囲気のレザーパンツに、カジュアルなデニムジャケットを組み合わせたファッションです。
フィット感のあるスタイルはスポーツタイプのバイクとの相性がよく、また、デニムとレザーの組み合わせは、クラシックバイクとも合わせやすいでしょう。
デニムジャケットを着る場合には、ライディング用のものを選ぶのをおすすめします。
その一番の理由は安全性です。通常のデニムジャケットはライディング時の保護性に配慮されているわけではないため、事故を起こした際にジャケットが破れて大ケガにつながるリスクがあります。
一方で、ライディング用のデニムジャケットは、通常のデニム素材より強度の強い素材を使用している商品が多いです。もちろん100%安全ではありませんが、一般的なデニムジャケットと比較すれば保護性能は抜群に高いと言えます。
もし、保護性能の高いデニムジャケットを探しているなら、以下の商品がおすすめです。
PMJ ウエスト
摩耗性と引き裂きに強いライディング用のデニムジャケットです。
この製品には、PMJというイタリアのブランドが独自開発した生地「T-Tex Pro」が使われています。「T-Tex Pro」は、デニム糸と防弾繊維の糸を織り交ぜたもので、耐久強度が高いのが特徴です。
肘と肩にはソフトプロテクターも付いていて、背中にはプロテクター(別売り)を装備できるポケットが付いています。プロテクターは、すべて取り外し可能なので、ライディング時以外は私服としても使用できますよ。
DAYTONA LEATHERS レザーパンツ
しっとり柔らかい牛革のレザーパンツです。ただのレザーパンツではなく、内側にプロテクター用のポケットが付いていて、別売りのプロテクターを装着すれば保護性を高められるようになっています。
また、ウエストにはシャーリングが施されていて、運動性が高いのも特徴です。レザーパンツのデメリットの1つは、動きにくい点。そのデメリットに配慮された作りになっているのは嬉しいポイントです。
ただし、他のストレッチ素材のデニムやカーゴパンツ・レーシングスーツなどと比較すると運動性は衰えます。そのため、街乗りやちょっとしたツーリング用に使用するのがいいでしょう。
カッコよさと安全性を兼ね備えたおすすめブランド
ファッションとしてのカッコ良さはもちろん、ライディングとして使用する以上、安全性は必須です。
街中ではたまに私服で運転している人も見かけますが、やはりライディング時の安全性に配慮された、専門店のバイクウェアを着用することをおすすめします。
ここでは、カッコ良さと安全性に配慮したバイクウェアを提供している以下のおすすめのブランドを3つと、そのブランドのおすすめ商品を紹介します。
- コミネ
- RSタイチ
- Honda
それぞれブランドごとにウェアのデザインに特徴があります。
シンプルなもの、ロゴがワンポイントになっているもの、レーシーな見た目など、安全面と併せてデザインにも着目すると面白いですよ。ぜひ自分好みのブランドを見つけてみましょう。
コミネ
コミネは1947年に設立された、バイク用品の企画・製造・販売を行う企業です。プロテクター・ジャケット・パンツ・バイクグローブ・ヘルメットなど、あらゆる種類のバイク用品を取り揃えています。
コミネのバイクウェアの特徴は、シンプルで洗練されたデザインです。落ち着いた色合いのものが多く、バイクに合わせやすいでしょう。また、プロテクターフル装備のジャケットも多数販売されていて、安全なライディングを実現できます。
コミネのバイクウェアを購入するなら、以下の商品がおすすめです。
【夏向け】JK-1623 プロテクトフルメッシュジャケット
とてもシンプルなデザインのフルメッシュジャケットです。全身メッシュ素材で作られているので、とても通気性がよく、暑い夏場でも快適なライディングを楽しめます。
また、保護性が高いのも特徴的。胸部・肩・肘・背中にプロテクターが標準装備されています。別売りのハードプロテクターを装着すれば、さらに保護性を高めることも可能です。
【夏向け】PK-7433 プロテクトライディングメッシュパンツ
テキスタイル × メッシュのライディングパンツです。とてもシンプルな見た目ですが、ライディングに必要な機能がしっかりと装備されています。
例えば、膝にハードプロテクターが入っていて、腰横にも保護パッドが付いています。これにより、転倒時のケガのリスクを低減してくれます。
膝にシャーリングが施されているのも嬉しいポイント。膝の曲げ伸ばしを行いやすいので、ライディング時の体重移動や乗降時にウェアの突っかかりを防げます。
【冬向け】JK-626 プロテクトウォームライディングシャツ Zシリーズ
チェック柄でカジュアルな見た目のライディングジャケットです。一見普通のシャツのようですが、プロテクターやリフレクターを装備しているのに加え、立体裁断で乗車姿勢を取りやすい造りになっています。
しかも、裏地にはボア素材を使用していて、保温性の高い造りになっているのも特徴的です。冬用のカジュアルなライディングジャケットを求めている人におすすめです。
【冬向け】PK-926 プロテクトウインドプルーフウォームカーゴパンツ
撥水仕様のストレッチカーゴパンツです。裏地はフリース素材になっているので、秋から冬の季節にピッタリ。また、膝部分にはハードプロテクターが備わっているので、ケガのリスクも低減できます。
カジュアルなジャケットにも合いますし、レザージャケットとも相性がいいので、とても使いやすいでしょう。バイクファッションに少しラフさを加えたい人は、このパンツを購入しておくのがおすすめです。
【秋・冬・春向け】JK-579 プロテクトソフトシェルウインターパーカー
保護性と保温性・通気性の高いソフトシェルパーカーです。肩・肘・胸部にハードプロテクターが装備されていて、背中には保護パッドが付いています。
脱着可能な保温インナーが付属されているので、幅広いシーズンで利用可能。春・秋の暖かい時期は外しておいて、冬に装着するといった使い方ができます。
ベンチレーションも付いていてウェア内に熱がこもりにくい構造なので、春や秋の少し気温が高い時期でも快適に利用できるでしょう。ベンチレーションはジッパーで開閉するタイプなので、必要に応じて使用できるのも魅力的です。
【オールシーズン】WJ-731S フルイヤー KV ジーンズ
両腿と腰部にベンチレーションを備えた、通気性の高いライディングデニムです。ベンチレーションはジッパーで開閉するタイプなので、必要に応じて使用できます。
また、着脱可能な透湿防水インナーも付いています。完全防水ではないようですが、突然雨が降っても防水性が少しでもあると安心です。少し寒い時期に使用すればある程度の温かさも確保できるでしょう。
ただし、オールシーズンで使用できるとなっていますが、真冬にはオーバーパンツやヒートテックなど適切なアイテムを使用する必要があるので注意してください。
RSタイチ
RSタイチは1975年に設立された、モーターサイクル用品の企画・開発・販売・小売を行う企業です。大阪府大東市では直営店の運営も行っています。
すべてのライダーがモーターサイクルを安全かつ快適に楽しめるような物作りに取り組み続けていて、機能性にこだわった製品を販売しています。
例えば、プロテクターの位置を自分の体に合わせて調節できる商品があります。この商品では、プロテクターの位置が無段階調整できる仕様になっているので、自分の体に合わせて的確な位置に設置可能です。
安全性の高いバイクファッションをお探しなら、RSタイチは絶対に外せないメーカーと言っても過言ではありません。
【春・夏向け】RSJ336 | レーサー メッシュジャケット
メッシュと布帛(ふはく)を組み合わせた、とてもベーシックなライディングジャケットです。
人目を引く「TAICHI」という文字と大きなロゴは、RSタイチらいしデザインです。「TAICHI」の文字はリフレクターになっているので、夜間走行での安全面に配慮された設計にもなっています。
そして、生地にはメッシュ素材が使われているのが特徴です。通気性が高く、夏場でも快適なライディングが楽しめるでしょう。
プロテクターは、肩・肘にハードプロテクターが内蔵されていて、背中に保護パッドが装備されています。
別売りではありますが、胸部プロテクターを装着することも可能。胸部プロテクターは無段階調整できるので、自分の体に合わせて自在に調整できますよ。
【春・夏向け】RSJ336 レーサー メッシュジャケット
通気性のあるメッシュ素材と、強度に優れるナイロン素材を使用したライディングパンツです。
ワンポイントの赤いラインが人目を引き、シンプルながらカッコ良さを感じられます。シンプルでおしゃれなライディングジャケットを探している人におすすめです。
デザイン面だけでなく保護性能が高いのも特徴。膝部分にハードプロテクター、腰部分には保護パッドが内蔵されていて、安全面にも配慮されています。
また、ウェスト調整が自在に行えるのも嬉しいポイントです。腰元の両サイドに設置されたベルトを引っ張ったり緩めたりすることで調節できます。
特にオンラインで購入する場合は、ジャストフィットのサイズを見つけるのは困難なため、重宝するでしょう。
【秋冬向け】RSJ726 | モンスター オールシーズンパーカー
街乗りにも適したカジュアルなウィンターパーカーです。しっかりと首元までカバーされていて風の侵入を防げるので、寒い冬場でもウェア内の温度が下がってしまうリスクを低減できます。
またプロテクター内蔵で、転倒時のケガのリスクも抑えられるのも特徴。肩と肘にハードプロテクターが付いていて、背中にも保護パッドが装備されています。
別売りではありますが、胸部プロテクターを購入すれば、さらに保護性能を高めることが可能です。
さらにこちらの製品には、中綿入りのインナージャケットも付属しています。脱着可能で、気温に合わせて調節できるのはとても便利です。インナーを新たに用意する手間も省けます。
【秋冬向け】RSY555 | ウインドストップ ソフトシェル パンツ
表地にソフトシェル生地を採用した、直履きタイプのライディングパンツ。暖かくて動きやすいのが特徴です。
本製品は、防風性とストレッチ性のソフトシェル素材に加えて、裏地にフリース生地が使用されています。ゴワゴワ感がなく、ライディング時の運動性を低下させる心配がありません。
プロテクターは、膝部分と腰部分に内蔵されています。腰部分のプロテクターは保護パッドですが、別売りの「ヒッププロテクター(ハードプロテクター)」を購入すれば、アップグレードすることも可能です。
とてもシンプルなデザインなので、レザージャケットやカジュアルジャケットなど、様々なタイプのジャケットと合わせやすいでしょう。
Honda
Hondaは、日本を代表する世界的な輸送機器メーカーです。オートバイの売上高&シェア率は世界1位となっています(2021年度時点)。
そんなHondaでは、オートバイだけでなく、バイクウェアやパンツ・ヘルメット・プロテクターなど、関連アイテムの販売も行っています。
ここではHondaのバイクウェアを紹介します。様々なタイプのウェアがありますが、やはりHondaといえばスポーティーなデザインです。
スーパースポーツバイクに乗る人や、少し派手目のカッコいいバイクファッションを探している人におすすめのメーカーです。
【春・夏向け】ライトニングメッシュジャケット
軽くて着心地が良く、かつ、耐摩耗性の高いフルメッシュジャケットです。通気性が高く、暑い夏場でもジャケット内を涼しく保ってくれます。
また、レーシーでカッコいいデザインも特徴。ただかっこいいだけでなく、両肩と背面の腰部分にはリフレクターが採用されていて、安全面に配慮されています。
さらに両肩の背面部分には伸縮素材が使用されていて、前傾姿勢した際にジャケットが突っ張ってしまう心配がありません。スーパースポーツバイクに乗る人は、特にこのジャケットの機能性の高さを感じられるのではないでしょうか。
【春・夏向け】ライディングデニムパンツ スリムフィット
スリムフィットタイプのライディングデニムパンツです。細身のシルエットなので、スーパースポーツやオフロードタイプのバイクと相性が良いでしょう。
素材にはストレッチ性があり、さらに、膝部分には3Dカッティングが採用されているため、膝を曲げ伸ばしする際のツッパリ感が軽減されます。また、膝部分にはプロテクターが装備されているので、転倒時のケガのリスクを抑えられます。
見た目がとてもカジュアルなので、ライディングウェアとしてではなく普段使いにしても違和感がないでしょう。先に紹介した「ライトニングメッシュジャケット」とも合いますよ。
【秋・冬向け】グランドウィンタースーツ(ジャケット&パンツのセット)
秋冬向けのライディングジャケットとライディングパンツのセットアップです。
別々で購入するのが面倒であったり、ファッションに自信がなかったりする人は、こちらの上下セットを購入しておけば間違いないでしょう。
保護性能・防水性能・防風性能が高いので、安全・快適にライディングを楽しめます。また、ジャケットは通勤をはじめ幅広いシーンでの利用を考え、ポケットが多く装備されているのが特徴。胸部分・前裾・後ろ裾・内ポケットの4箇所に配置されています。
この製品は、「グランドウィンタースーツ」という名前の通り、主に冬向けのバイクウェアです。脱着可能なインナージャケットと、内側にキルティング加工を施したパンツで、冬場でもウェア内を温かく保てます。
さらに、実際の利用者の口コミでは、インナージャケットを外せばオールシーズンでも使用できるとのこと。5月に使用しても違和感なく使用できたようなので、1年を通して長く使用できるのかもしれません。
冬のツーリング用として購入しました。インナー(単体での着用が可能)を外せばオールシーズンとして使用出来ます。購入後(購入月=5月)インナーを外して着用しましたが、この時期でも全く違和感はなく風を通さないため、疲れが軽減されるため行程100Km程度のツーリングにも最適です。
引用元:Amazon
あくまで個人の感想ですので、参考までにしてください。
メンズバイクファッションまとめ
メンズバイクファッションのおすすめコーデとアイテムについて解説しました。バイクを乗り始めてすぐのタイミングでは、何を基準に選べば良いのか判断するのが難しいと思います。
改めてまとめると、以下のポイントにフォーカスしてバイクファッションを取り上げました。
- バイクウェアの種類
- 季節別ファッション
- バイク別ファッション
- おしゃれなメンズバイクファッション
- カッコいいメンズバイクファッション
- カッコよさと安全性を兼ね備えたおすすめブランド
実際のライダーのファッションを参考に、様々なアイテムを紹介しました。ぜひ、バイクウェア選びの参考にしてください。