冬のバイクファッション(服装)おすすめのアイテム、着こなしを紹介

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※当記事はPRを含んでおります。

「冬用のバイクウェアの選び方を教えてほしい」「アウトドア用のものではなく、本格的なバイクウェアに切り替えたい」こんな悩みを抱えていませんか。

冬用のバイクウェアはアウトドア用のものでも代用できます。しかし、バイク専用のジャケットの方が運動性や安全性などバイクを運転することに配慮された設計になっているため、快適さは大きく異なります。

そこで今回は、冬用のバイクファッションを以下の項目に分けて解説します。

  • 冬のバイクの運転の注意点
  • 冬のバイクファッションで抑えるポイント
  • アイテム別の特徴とおすすめ商品
  • バイクの種類別におすすめの服装
  • スタイル別(利用シーン別)の服装
  • おしゃれな冬のバイクファッション
  • おすすめのブランド

冬用のバイクウェア選びに悩んでいる人は、ぜひチェックしてみてください。

冬にバイクを運転するときの注意点

まずは、冬にバイクを運転するときの注意点を以下の項目に分けて解説します。

冬にバイクを運転するときの注意点
  • 秋から冬
  • 真冬
  • 冬から春
  • 寒さ対策
  • 重ね着による動作性能

各注意点を以下の表にまとめました。

冬の特徴注意点対策
秋から冬・朝夕はかなり冷える
・日中は暖かい日もある
・防寒対策をとる(手元・首元の防寒対策もしっかり行う)
防寒調整のしやすい服装を選ぶ
真冬・体感温度は基本的に氷点下
・フェイスシールドが曇る
・路面凍結
・防寒対策をとる
曇り止めスプレーを活用する
・減速し、車体を傾けず走行
冬から春ごとの気温※【月】(平均気温)【12月】(7.5℃)
・季節風や寒波が流れ込むことで本格的な冬に突入
・日照時間が一番短くなる

【1月】(4.9℃)
・1年で一番寒くなる
・大雪が降る場所もある

【2月】(5.2℃)
・雪が降る
・日別の寒暖差が大きくなりやすい
・春一番が吹く可能性も

【3月】(10.9℃)
・急に気温が上がり始める
・天候が不安定になりがち(曇りや雨の日が多い)
・日別、時間帯別の寒暖差が大きくなる
【12月】
・ツーリング時の天候を要チェック
・防寒対策をとる
・リフレクター付きのバイクウェアを着用

【1月】
・必要な時以外はライディングを控える

【2月】
・2月前半までは必要時以外のライディングを控える
・日別の天候を要チェック

【3月】
・防寒調整のできる服装を選ぶ
・天気予報を要チェック
寒さ対策・運転時の体感温度は、気温よりもさらに低くなる
・店内では、汗をかく可能性がある
・保温性、防寒性、防風性に優れたウェアを着用
・インナーウェアは吸汗速乾性のあるものを着用
重ね着による動作性能・運動性が落ち、転倒や運転操作のミスを起こすリスクがある電熱ウェアや電熱グローブを活用する
※参照元:気象庁ホームページ(過去の気象データ検索 月ごとの値)

冬のバイクファッション(服装)で抑えるポイント

冬のバイクファッションで抑えるポイント

続いて以下の項目別に冬のバイクファッションで抑えるポイントを解説していきます。

冬のバイクファッションで抑えるポイント
  • 秋から冬
  • 真冬
  • 冬から春
  • 保温性能
  • 素材
  • アイテム
  • 防寒対策

各項目で記載している平均気温※は、気象庁のデータを参照しています。

※参照元:気象庁ホームページ(過去の気象データ検索 月ごとの値)

秋から冬(平均気温:17.2℃→7.5℃)

秋から冬(10月~12月)の時期は、快適だった秋の気候から徐々に寒さを感じられるようになります。そしてライディング時の体感温度は、氷点下になることも珍しくありません。

そんな秋から冬にかけては、以下のような服装選びがおすすめです。

  • 10月は3シーズン用バイクウェア
  • 11月~12月は冬用バイクウェア

もし3シーズン用のバイクウェアを使い回したいという場合は、インナーもしくはアウターで防寒調節できるように準備しておきましょう。

真冬(平均気温:4.9℃)

この時期は、正直なところライディングには不向きです。寒すぎてどれだけ防寒対策をとっても凍えてしまいます。とは言っても中には、近場のツーリングや街乗りを楽しみたいという人もいるかもしれません。

そんな人は、冬用のバイクウェア+電熱ウェアを着用するのがいいでしょう。

ただし防寒対策がしっかりできても路面状態は非常に悪いので要注意。通勤などで乗る場合を除き、自然の多い場所へのツーリングは控えることをおすすめします。

冬から春にかけて気温別(平均気温:5.2℃→10.9℃)

冬の終わりである2月の平均気温は「5.2℃」ですが、3月になると「10.9℃」まで急激に上昇します。まだまだ寒いことには変わりありませんが、2月の防寒対策だと少し暑さを感じられるかもしれません。

そんな冬から春にかけての時期におすすめの服装は、以下のとおりです。

  • 2月は冬用バイクウェア
  • 3月は3シーズン用バイクウェア

もし3シーズン用バイクウェアを2月にも使用したいという場合は、インナーもしくはアウターで防寒調節できるようにしておきましょう。

保温性能

冬のライディングを快適にするための重要ポイントは、ウェア内の熱を外に逃がさないことです。そのため、冬場は必ず以下の服装を取り入れるようにしてください。

  • 冬用バイクウェア
  • 保温性に優れたインナーウェア

また手元と首元からの風の侵入にも要注意です。どれだけ防寒対策をしても、冷たい風が入り込んでしまえば一瞬で凍えてしまいます。

そのため、以下のアイテムの着用を検討しましょう。

  • ネックウォーマー
  • オーバーパンツ
  • ロングタイプのグローブ

上記のアイテムを活用することで、隙間から侵入する風を軽減することができます。

素材

冬の服装を選ぶときは、素材にも着目しましょう。以下のような素材が使用されていると、寒い冬の時期でも快適に着られます。

素材特徴時期
レザー・防風性が高い
・保護性が高い
12月、2月後半(重ね着は必須)
ゴアテックス・防風性が高い
・撥水性が高い
・蒸れない
12月、2月後半(重ね着は必須)
ナイロン・耐久性が高い
・耐水性が高い
・防風性がある
・軽い
・速乾性が高い
・伸縮性がある
12月~2月
ポリエステル・着心地がいい
・耐久性が高い
・耐水性が高い
・防風性がある
・速乾性が高い
・シワや型崩れがしにくい
12月~2月

レザーやゴアテックス素材は、保温性が高い訳ではありません。そのため、着用する際は重ね着をするなど防寒対策をしっかり行うことをおすすめします。

アイテム

保温性能の項でも記載しましたが、冬には保温性能の高いアイテムを活用するのも一つの手です。

そんな冬におすすめのアイテムとしては、以下のものがあります。

冬におすすめのアイテム
  • ネックウォーマー
  • オーバーパンツ
  • 電熱ウェア
  • 電熱グローブ
  • 保温インナー
  • 吸汗速乾性のあるインナー

冬のライディングでは汗をかくことにも要注意です。寒さばかりに意識が向いてしまいますが、冬でも汗をかくことがあります。

特に、飲食店やサービスエリアなどの施設内は暖房がガンガンにかかっていて暖かい状態。そんな中で冬用のバイクウェアを着ていると暑く感じることもあります。

冬でも吸汗速乾性のあるインナーを着用することもポイントの1つです。

重ね着

冬は重ね着が必須です。インナーもしくはアウターを着用することで、ウェア内の熱を逃がしにくくなり暖かさを保てます。

ただし重ね着をすることで運動性が落ちることにも要注意。防寒・保温性能の高いインナーもしくはアウターを着用することで、必要最低限の重ね着に抑えるのもポイントです。

もし重ね着のごわつく感じが苦手な人は、電熱ウェアの着用も検討してみてください。

おすすめ冬バイクファッション(服装)アイテム

ここではパーツごとに、アイテムの特徴や選ぶポイント・おすすめ商品などを解説します。紹介するアイテムは、以下の9種類です。

おすすめ冬バイクファッションアイテム
  1. インナー
  2. ジャケット
  3. パンツ
  4. 手袋
  5. ヘルメット
  6. ブーツ
  7. プロテクター
  8. ネックウォーマー
  9. 靴下

冬のライディングを快適にするためにも、ぜひチェックしてみてください。

インナー

インナーは、言葉のとおりウェアの中に着用する服です。冬に着るインナーを選ぶときには、防風性・防寒性のあるものを選ぶようにしましょう。

そんなインナーにおすすめの商品が、こちらです。

【デイトナ】HBV-001 防風防寒インナーシャツ

防風・防寒性に優れたポリエステル素材がメインで使用されたインナーシャツです。さらに、生地裏面にストレッチ素材を採用することで運動性の高さも両立しています。

ジャケット

ジャケットは、基本的に冬用バイクウェアを選ぶのがおすすめです。

12月前半や2月後半の比較的暖かい時期の日中は3シーズン用バイクウェアでも着られますが、どの時期も朝夕はかなり冷え込むため冬用バイクウェアを選んでおくのが無難でしょう。

そんな冬用バイクウェアには、以下のような商品があります。

【ホンダ】ベクターA/Wパーカ

脊椎・肩・肘部分にプロテクターを標準装備したライディングジャケットです。単独使用も可能な脱着式のインナージャケットが付いているので、防寒調整が簡単に行えます。

パンツ

ライディングパンツも冬用のものを選ぶのがおすすめです。プロテクター標準装備のものが多いため、安全にライディングすることにもつながります。

また、真冬の寒い時期にはオーバーパンツを履くのもおすすめです。暖かさを保つのに大いに役立ちます。

そんな冬用におすすめのライディングパンツは、こちらです。

【RENHE】メンズバイク用パンツ

厚みのある生地に裏ボア付きのバイクパンツです。立体裁断とストレッチ素材の採用によって、ライディング姿勢が取りやすい設計になっています。

手袋

冬の手袋選びはとても重要。なぜなら、走行中に冬の冷たい風が一番よく当たるため、とても冷えやすいからです。指先が冷えると運転操作をミスする恐れもあるので、暖かく保てるものを選びましょう。

そんな冬用の手袋におすすめなのは、以下の商品です。

【KEMIMOTO】バイクグローブ 冬用

防水性・防風性能に優れた冬用のバイクグローブです。また親指・人差し指・中指の3本にタッチパネル対応の素材が使用されているので、グローブを外すことなくスマホ操作を行えます。

冬用バイクグローブは別ページでも特集していますので参考にしてください。

ヘルメット

ヘルメットは、基本的にバイクの種類によって使い分けます。防寒性を考えると、フルフェイスヘルメットを着用するのがおすすめです。フルフェイスなら冬の冷たい風を防ぐことができます。

そんなフルフェイスヘルメットには、以下のような商品があります。

【HJC HELMETS】 HJH212 CS-15 バイク用フルフェイスヘルメット

本ヘルメットは、価格が約13,000円ほどとコスパの良いのが特徴です。また前頭部と口の部分にエアインテークがあるのも嬉しいところ。冬はシールドが曇りやすいため、エアインテークを解放することでそのリスクを軽減できます。

ブーツ

指先と同じように足先が冷えると、体全体の冷えにつながります。そのため、ブーツを選ぶときにも防寒性に優れたものを選ぶようにしましょう。

そんな冬におすすめのブーツは、以下の商品です。

【NEARDREAM】イエローブーツ

裏起毛を採用した防寒性に優れたバイクブーツです。さらに、シームシールド構造を採用することで防水性能も高められているのも魅力的。雨の中でも浸水を気にせず乗ることができます。

プロテクター

私服を着用したりプロテクターの付いていないバイクウェアを着用したりする際には、インナープロテクターを着るようにしましょう。保護性を高められるだけでなく、ファッションの幅が広がります。

そんなインナープロテクターのおすすめ商品は、以下です。

【コミネ】SK-833 ウインタープロテクターインナージャケット

胸部・肩・肘・背中にプロテクターを装備したインナージャケットです。中綿入りなので、保温性もあり冬用のインナーとして活用できます。

ネックウォーマー

ネックウォーマーは、冬の必須アイテム。首元の防寒と風の侵入を防ぐことができ、体温とウェア内の温度を暖かく保つのに役立ちます。さらに、ロングタイプのネックウォーマーを選ぶと、鼻まで覆えるので、顔から首までを冷たい風から守ってくれます。

そんなロングタイプのネックウォーマーには、以下のような商品があります。

【Wild Scene】ネックウォーマー 

表にポリエステル、裏側にフリース起毛を採用したネックウォーマーです。ロングタイプなので、口・耳・鼻まで覆うことが可能です。また伸縮性があるためライディング時の運動の妨げにならず、快適に着られるでしょう。

靴下

足先を冷やさないためには、保温性の高い靴下を選ぶのもポイント。ブーツで防寒対策をしていても、風を受け続けることでブーツ内の温度はどんどん低下してしまいます。靴下はそれにより足先が冷えてしまうのを防いでくれます。

そんな冬におすすめの靴下は、以下の商品です。

【HASOME】メリノウール靴下

天然メリノウールを50%使用した靴下です。クッション性・保温性に優れているのが特徴。しかも吸湿発散性もあるため、体温を維持しつつ蒸れる心配がないのも魅力です。

【バイク別】おすすめ冬バイクファッション(服装)とコーデ

ファッションを選ぶときには、バイクの種類の特徴を知っておくと選びやすいでしょう。そこで、バイク別の特徴や注意点・おすすめアイテムなどについて紹介します。

冬のバイクファッションをバイク別に紹介

取り上げるバイクは、以下の8種類です。

  1. アメリカン
  2. クラシック
  3. ネイキッド
  4. スーパースポーツ(SS)
  5. ストリート
  6. オフロード
  7. 旧車
  8. アドベンチャー

今後購入を考えているバイクや、すでに購入しているバイクの内容をぜひチェックしてみてください。

アメリカン

車高が低めかつホイールベースが長めの構造が特徴のアメリカンバイク。フィット感のあるものやスポーティーなジャケットよりも、少しゆったりめの服装と合わせるのがおすすめです。

冬のバイクファッション(アメリカンバイク)

そんなアメリカンバイクにおすすめのアイテムには、以下のような商品があります。

【スクツ】秋冬用 メンズミリタリージャケット

裏起毛で保温性に優れたミリタリージャケットです。デニムやカーゴパンツなど様々なパンツと合わせやすいので、これ一着あるととても便利でしょう。

クラシック

クラシックバイクはオールドルックカフェレーサーデザインを取り入れ、あえて古いスタイルを楽しむことを目的としたバイクです。そんなクラシックバイクには、レザージャケットが合わせやすいでしょう。

冬のバイクファッション(クラッシックバイク)

おすすめのレザージャケットには、以下のような商品があります。

【デイトナ】DL-003 ダブルライダース

やわらかな牛革の傷の少ない部位を使用したダブルライダースです。脱着式の中綿入りインナーベストが付いているため、防寒調整をしやすいのも嬉しいポイントです。

ネイキッド

ネイキッドは、カウルがなくエンジン部分が剥き出しになっているバイクのことです。街乗りをメインに乗る人も多く、カジュアルな服装との相性もいいでしょう。

冬のバイクファッション(ネイキッドバイク)

そんなネイキッドには、以下のような商品がおすすめです。

【コミネ】JK-616 プロテクトウォータープルーフストレッチャブルウインターパーカ

アウトドアジャケットのような見た目の冬用パーカーです。下からの冷気の侵入を防ぐウインドスカート付きで、保温性が高くなっています。

スーパースポーツ(SS)

スーパースポーツは、エンジン部分が覆われたフルカウルのバイクです。レーシーな見た目ではありますが、意外にもレザーやテキスタイルなどカジュアルな服装で乗っている人が多い印象です。

冬のバイクファッション(スーパースポーツ)

ただしカジュアル系のウェアの中でも、スポーティーなものを選ぶとより馴染みやすいでしょう。例えば、以下のようなアイテムがおすすめです。

【コミネ】JK-5961 プロテクトウインタージャケット

保温性が高く、ライディング時の運動性・安全性にも配慮されて作られたウインタージャケットです。脱着可能な保温インナーが付いていて、防寒調整も簡単に行えます。

ストリート

軽量な車体に比較的シンプルな構造が特徴のストリートバイク。そんなストリートバイクは、街乗りを想定して作られています。そのため、街中でも馴染むカジュアルな服装を選ぶのがおすすめです。

冬のバイクファッション(ストリートバイク)

そんなカジュアルな見た目のバイクウェアには、以下のような商品があります。

【urbanism】秋冬 UNJ130 アーバンソフトシェルジャケット

中綿入りで保温性が高く、防風性にも優れているパーカータイプのジャケットです。プロテクターは取り外しが可能なので、タウンユースとしても使えますよ。

オフロード

オフロードは、林道・岩場・ダートなど舗装されていない道を走行することを想定して作られています。そのため、ホイールが大きめでシート高も高く設計されているのが特徴です。

そんなオフロードバイクには、オフロード専用ウェアが一番マッチします。

冬のバイクファッション(オフロードバイク)

そんなオフロード専用ウェアには、以下のような商品があります。

【DFG】ナビゲータージャケット

オフロードでの着用を重視したライディングジャケットです。1680D(デニール)の厚手素材で耐久性もありながら、動きやすさも追求されているのが特徴です。

旧車

旧車はある特定の年代に製造され、現在は製造されていないバイクのことを指します。そのため車種は様々で、一概に旧車のタイプを特定することは難しいでしょう。

ただしSNSに投稿しているライダーの写真を見てみると、カジュアルなテキスタイルジャケットを選んでいる人が多い印象を受けます。迷ったらそれを選んでみてください。

冬のバイクファッション(旧車)

そんな旧車バイクにおすすめなのは、以下の商品です。

【デイトナ】アーバン3WAYパーカー DJ-004 

防水・防風性に優れたアウターに、脱着可能なキルティング生地のインナーが付いているウインタージャケットです。肩・肘・背中・胸にプロテクターが標準装備なので、安全性にも優れています。

アドベンチャー

アドベンチャーバイクは、オフロードバイクの性能を残しつつ、オンロードでの走行性能を加えたバイクです。街乗り~長距離ツーリングと幅広く利用できます。

そんなアドベンチャーバイクには、アドベンチャージャケットを着用するのがおすすめです。

冬のバイクファッション(アドベンチャーバイク)

冬用のアドベンチャージャケットには、次のような商品があります。

【RSタイチ】RSJ721 | DRYMASTER エクスプローラー オールシーズンジャケット

全天候に対応するアドベンチャーコンセプトジャケット。防水透湿素材と大型ベンチレーションの採用で、ウェア内が蒸れることなく快適に着られます。また、脱着式のインナージャケットも付いているため、防寒調整しやすいのも嬉しいところです。

【スタイル別】冬バイクファッション(服装)の基本とコーディネート

続いて、スタイル別のバイクファッションについて解説します。

利用シーン
  • 通勤
  • ツーリング
  • 教習所
  • 雨の日
  • 街乗り

これらの利用シーンに分けて、それぞれの服装のポイントやおすすめのアイテムも紹介します。自分自身の利用目的に合わせて、ぜひチェックしてみてください。

通勤

通勤時にはおしゃれに気を遣いたい一方で、防寒性も欠かせません。また、すぐに着替えられるよう、脱着のしやすさも意識したいところです。

そんな冬の通勤では、フロントジップタイプの羽織れる冬用ライディングジャケットを着ると良いです。

冬のバイクファッション(通勤)

羽織れる冬用のライディングジャケットには、以下のようなアイテムがあります。

【デイトナ】DJ-005 ソフトシェルジャケット

防風性とストレッチ性に優れているのが特徴のライディングジャケット。インナーで温度調節ができるよう若干大きめのサイズになっているため、重ね着するのにおすすめです。

ツーリング

冬のツーリングでは、防風性・防寒性・保温性などの機能性に優れたライディングジャケットを用意しましょう。この条件を満たせるのは、冬用のライディングジャケットです。

冬のバイクファッション(ツーリング)

ただし、長距離になればなるほど指先が冷えやすくなるため、電熱素材のグローブも着用することをおすすめします。

もし冬用ライディングジャケットと電熱グローブの着用を考えているなら、以下のアイテムがおすすめです。

【RSタイチ】RSJ723 モトレック ウインターパーカ

中綿入りのインナージャケットが付いている秋冬向けのライディングジャケット。アウターには防水素材が使用されているため、急に雨が降ってきた場合でも安心して着られます。

【MUSFIT】電熱グローブ

わずか10秒で温かくなる電熱グローブです。3段階調整が可能なので、気温や体温に合わせて温かさを変えられます。また、裏起毛になっていて保温性に優れているのも嬉しいポイントです。

教習所

教習所の服装は、私服で構いません。ただし、安全性と防寒性の高い服装を選ぶようにしましょう。持参が必要なものは以下のとおりです。(教習所によって異なるので注意してください)

教習所に持参が必要なもの(教習所によって多少異なる)
  • 防寒着(アウター)
  • 長袖・長ズボン
  • グローブ(教習所によっては軍手でもOK)

ヘルメットとプロテクターは持参しても構いませんが、多くの場合貸し出してくれるため指示がなければ持っていく必要はないでしょう。

冬のバイクファッション(教習所)

また教習では、転倒・立ちゴケをする可能性が結構高いです。そのためグローブについては、軍手ではなく安全性の高いものを用意することをおすすめします。

コスパが良いグローブを探しているなら、以下の商品がいいでしょう。

【KEMIMOTO】バイクグローブ

拳部分にカーボンプロテクターが付いたバイクグローブです。タッチパネル対応なので、着用したままスマホ操作が可能。教習所卒業後も十分に使えるので、あらかじめ購入しておくといいでしょう。

雨の日

雨の日は、雨水の侵入を防ぐことと防寒が大切。気温の低い冬は特に、体が冷え体調を崩す原因になりかねません。

そんな冬の雨の日には、ライディングジャケットの上に防水性・防寒性の高いレインコートを着用するのがいいでしょう。

冬のバイクファッション(雨の日)

通常のレインウェアは防水性に特化したものが多いですが、中には防寒性に優れたものがあるのでそのようなアイテムを選びましょう。そこでおすすめなのが、以下の商品です。

【ドキュメント】全天候ウォームジャケット

防水性と保温性に優れたレインジャケットです。裏起毛になっているので寒い日の着心地もいいでしょう。また耐水圧は10,000mmなので、大雨の水圧でも耐えられる仕様になっています。

街乗り

街乗りをするときに重要視したいのは、やはりファッション性ですよね。ただし、冬は室外と室内の寒暖差が激しいため、バイクウェアで店内に入ると汗をかくことがあります。

そのため、もし飲食をしたりショッピングしたりする目的があるなら、私服の上にアウターとして冬用バイクウェアを着用するスタイルがいいでしょう。

店内に入る際に、降車後にアウターを脱いで私服で移動できますし、暖かい店内で汗をかくリスクを軽減できます。

冬のバイクファッション(街乗り)

またレザージャケットの下に重ね着をするスタイルもおすすめです。このスタイルなら、そのまま着用しても街に馴染みますし、暑ければ脱ぐこともできるので便利ですよ。

レザージャケットを選ぶなら、以下の商品がおすすめです。

【デイトナ】シングルライダース DL-001

柔らかな牛革の傷が少ない部位を使用したライダースジャケットです。肩部分にアクションプリーツが施されていて、ライディング姿勢を取った際にウェアが突っ張ってしまうことを軽減してくれます。

おしゃれな冬バイクファッション(服装)コーデを紹介

冬のライディングは暖かさも重視したいですが、ファッションも楽しみたいという人も多いでしょう。そこでここでは、実際のライダーの服装をもとにおしゃれなバイクファッションを紹介します。

今回ピックアップしたのは、アウトドアスタイルのファッションです。

冬のおしゃれなバイクファッション

アウトドアスタイルは、防寒性とファッション性を両立させたデザインのものが多いので、冬の服装として取り入れることをおすすめします。

そんなアウトドアスタイルにおすすめのアイテムは、以下の商品です。

【RSタイチ】RSJ730 | ソフトシェル オールシーズンパーカ

インナージャケット付属の秋冬向けソフトシェルパーカーです。フードは脱着可能なので、利用シーンや服装に合わせてスタイルを変えられます。また7種類のカラーがあり、選択肢が多いのも嬉しいところですね。

おすすめ冬ファッション(服装)ブランド

バイクファッションを販売するブランドは、数多くあります。そのため、どのブランドが良いのか迷う人もいるのではないでしょうか。

そこで、おすすめのブランドを3つ紹介します。

冬のバイクファッションおすすめブランド
  1. コミネ
  2. ユニクロ
  3. ワークマン

各ブランドのアイテムの特徴やおすすめ商品も解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。

コミネ

コミネは東京都荒川区に本社を置く、オートバイ用品の企画・製造・販売を行う企業です。コスパが良く、初心者から上級者まで幅広いレベルの人におすすめのブランドです。

そんなコミネは、冬用のライディングジャケットを購入するために利用することをおすすめします。種類がとても豊富なので、自分の好きなデザインも見つけやすいでしょう。

例えば、デザインが豊富に選べる商品としては以下のライディングジャケットがあります。

【コミネ】JK-579 プロテクトソフトシェルウインターパーカ

胸・肩・腕・背中にプロテクターが標準装備されたソフトシェルパーカーです。全15種類のデザインがあり、サイズも女性用から男性用まで11種類用意されています。自分好みのデザインを見つけやすいでしょう。

ユニクロ

ユニクロは、衣料品の製造・小売を行う日本を代表する企業です。知っての通り、コスパの良い商品が多くあります。

そんなユニクロは、防寒グッズを購入する際に利用するのがおすすめです。比較的安い価格で、ライディングに十分な性能を持ったアイテムが購入できます。

中でも、ヒートテックソックスは冬のライディングに重宝するでしょう。ライディング時に足先が冷えてしまうリスクを大幅に軽減してくれます。

【ユニクロ】ヒートテックソックス

保温性と吸湿発熱性に優れたソックスです。履き心地も良く、そこまで厚手ではないため長い時間着用しても足が痛くなる心配がないでしょう。

ワークマン

ワークマンは群馬県伊勢崎市に本社を置き、現場作業・工場作業向け作業服や関連商品をメインに販売する企業です。ワークマンでは、バイクやアウトドアを楽しむ人に向けたウェアを販売するオリジナルブランド「イージス(AEGIS)」を展開しています。

そんなワークマンは、レインウェアを購入する際に重宝するでしょう。ただ雨に濡れるのを防げるだけでなく、防寒性・保温性など機能性に優れたレインウェアを購入できます。

【ワークマン】イージス防水防寒スーツ

耐水圧10,000mmと大雨の水圧にも耐えられる仕様のレインスーツです。中綿入りで温かかったり、袖口が二重構造になっていて冷気や雨・雪が入りにくい仕様になっていたりと防寒性・保温性にも優れています。

冬のバイクファッション(服装)についてのQ&A

バイク用品専門店の服の方が防寒対策がしっかりしていますか?

しっかりしています。さらに防寒性や保温性が高いだけでなく、ウェア内が熱で蒸れないように透湿性の高い素材が使用されていたり、運動性に配慮された構造になっていたりと快適なライディングを実現できます。

冬に革ジャンを着ている人を見かけます。冬でも革ジャンは着られますか?

レザー素材のジャケットは防風性はありますが、防寒性や保温性には劣ります。そのため、正直なところ冬場のライディングで革ジャンはおすすめしません。もし着用するのであれば、重ね着をするなどの防寒対策をしっかり行う必要があります。

まとめ

ファッション性も重視したいけど、暖かさも欠かせない冬のバイクファッション。この記事では、おすすめの服装やアイテムなどについて、以下の項目別に解説しました。

  • 冬のバイクの運転の注意点
  • 冬のバイクファッションで抑えるポイント
  • アイテム別の特徴とおすすめ商品
  • バイクの種類別におすすめの服装
  • スタイル別(利用シーン別)の服装
  • おしゃれな冬のバイクファッション
  • おすすめのブランド

バイクファッション選びの際に、自分に関連する項目や気になる項目をチェックしてみてください。